📘️ Book Club:より効果的にコラボレーションしよう！Zoom用Miroアプリ可能性は無限に広がっていく。

私の今働いている会社では、コロナ以前からWFHを導入していましたが、ここ一年で随分と働き方が変わり、フレキシブルにどこからでも働ける形態をとっていくということで、オフィス自体も縮小し、海外に移動してオンラインで働く同僚も出てきました。これからも変化が訪れ、仕事環境がどんどん変化していくと思われます。

過去一年間以上、私たちは新しい働き方に移行し、それに慣れつつあります。UXデザイナーたちはMiroを使用しクライアントやチームメイトがどこにいても無事にワークショップのファシリテーションをこなすことができました。ZoomやMiroはチームが人間関係を育み、簡単にコラボレーションし、創造性を維持できるように大きな貢献をしてくれました。

まずMiroのリンクをZoomのチャットに貼り付けて、参加者にリンクをクリックしていただき、新しいブラウザを開いて、ZoomやMiroを同時に立ち上げ作業することが多くなったと思います。この作業には随分と慣れてきましたが、先月末（2021年7月末）にZoom上でMiroが使えるようになったという記事を目にし、2つのツールが1つになることの利点を調べて見ようかと思いました。

Miroアプリについて

このアプリは、先月7月21日に「Introducing the Miro app for Zoom」がMiroより正式に発表されました。これに続けて7月26日にZoomが「Zoom Apps」のリリースを発表しました。これによってZoom上でサードパーティのアプリが動作する環境が整ったのです。

ZoomのZoomApps＆IntegrationsのプロダクトリードであるRoss Mayfieldは、次のように述べています。 「Miroとのコラボレーションを継続して、ビジュアル・コラボレーションの力を各チームミーティングの最前線にもたらすエクスペリエンスをもたらすことを目的としています。」

Zoom Appsを使用すると、MiroがZoomにシームレスに統合されているため、ホワイトボードに寄り添い、アイデアを視覚的に共有し、ソリューションをリアルタイムでまとめて計画することができ、またシームレスな体験はユーザーのエンゲージメントを増幅して包括性を促進します。その結果、生産性が高く目的主導型を導くことができます。

Zoom内でコラボレーション、Miroアプリの特徴

すべてのZoomミーティングには、オンラインホワイトボードと付箋が本当に役立つ瞬間があります。アイデアを計画し、エンゲージメントを高め、ファシリテーターだけでなく全員のアイデアを取り入れることが大切です。ここでMiroが登場します。コラボレーション要素を提供し、実践的で人間味のあるものに感じさせてくれます。

ビデオ会議を魅力的なセッションに変換し、テキスト、図形、描画、または付箋を介してリアルタイムでコミュニケーションを取り、リンク、ビデオ、その他の参照を共有のMiroボードに直接ドロップすることができます。 

インスタントコラボレーション
登録なしのアクセスとゲストとのワンクリック共有で、簡単にホワイトボードを開始できます。

シンプルかつパワフルなキャンバス
簡単なナビゲーションに加えて、組み込みの描画および編集ツールを使用して、無限の背景でアイデアをクランクアウトできます。

時間をセーブ
Miroを使用すると、チームはより短い時間で共有の結果を達成し、プレゼンテーションと参加のバランスを取り、より多くのことを一緒に実現できます。またアジェンダとタイマーを使用して主要なアクティビティのタイムボックスを作成することもできます。

投票を取るときもメンバーの顔を見ながらできます。
ボード上でアイデアを得るだけでなく、投票とクラスタリングを使用して、どのアイデアを追求するかを決定できます。

会議を超えて生産性を維持しよう！
いつでもどこでもコラボレーションでき、またコメントが追加できるボードを使用して、生産的な会議を進行できます。クライアントやメンバー内で共有できるようにあらかじめ参加者をMiroに招待しましょう。モバイル、タブレット、ブラウザ、またはオフィスのハードウェアでMiroを使用できます。

会議が終わったのちにアウトプットを確認できる

Zoom用のMiroアプリを使用している場合、会議の終了後も会議のディスカッションと出力が消えることはありません。

代わりに、それらはMiroボード内にキャプチャされ、Zoom Meetingsおよびデスクトップアプリ内でアクセス可能であり、プロジェクトの次のフェーズに進むときに共同作業者と共有する準備ができています。またAsana、Airtable、monday.com、ClickUp、Confluence、Notion、Codaなどの他のコラボレーションツールにライブボードを直接埋め込むことができます。 さらに、任意のデバイスからアクセスでき、適切な権限設定を追加できるため、外出先でボードを共有し、参加する必要のあるすべての人からフィードバックを得ることができます。

Miroアプリを使った会議のセットアップ

今までも、私たちは会議が始まる前にMiroを使って、ブレインストームやストラテジー計画セッションなどに備えたフレームワークやテンプレートを準備し、ワークショップのファシリテーター、チームリーダーいずれであっても、Miroは、効果的な会議の運営を支援してくれました。

1. まず最初にMiroのテンプレートを使って会議の準備をしましょう。こちらからたくさんのベストプラクティス・テンプレートを見つけることができます。

1対1から企業の全員参加の会議まで、視覚的思考、アジャイル計画、UXデザインなどの業界をリードする専門家によって作成されたテンプレートから自信を持って始めることができます。

2. そして、ボードを設定したら、MiroのGoogleカレンダー拡張機能を使用して、会議の招待状内でボードを簡単に共有することができて、出席者がダイヤルインする前に考えを収集できるようにしておきます。Googleカレンダー拡張機能は去年（2020年）12月に発表されました。

3. 会議の当日はあなたとあなたのチームはZoom内からMiroボードに移動でき、タブを切り替える必要はありません。また、事前にボードを準備していなくても、会議の途中で1つ必要な場合は、アプリを切り替えたり、その瞬間の勢いに気を取られたりすることなく、Zoom内からボードを作成できます。こちらのリンクからZoom用のMiroアプリを追加しておきましょう。

オフィスを超えてより効果的にコラボレーションしよう！

あなたがビジュアルコラボレーションにMiroを使用するにつれて、私たちのオンラインホワイトボードがあらゆる種類の大きなアイデアを実現できることがわかります。 エンジニアリングチームはこれを使用して、システムアーキテクチャとプロセスを構築できます。 マーケティングチームはこれを使用してキャンペーンを計画できます。 デザインチームはそれを使用してスプリントを実行できます。 リーダーはこれを使用して、300人以上の共同作業者を収容できる、全員参加の会議にインタラクティブな瞬間をもたらすことができるでしょう。

MiroとZoomを一緒に使用する可能性は、オフィスをはるかに超えています。 ビジュアルクラスルームの設定から遠隔医療の相談、仕事以外の創造性を刺激するサイドプロジェクトまで、Miroの無限のキャンバスにより、可能性は無限に広がっていきます。

Introducing the Miro app for Zoom | MiroBlog

Get a whiteboard on Zoom with Miro

私も、色々勉強中なので、皆さまの、ご意見・ご感想をお聞かせください。お読み頂きまして、ありがとうございました。

メルボルンを拠点にプロダクトデザイナーとして働いています。 主にデジタル・プロダクトの制作に携わっています。