芋出し画像

🗂 Design Materials UXケヌス・スタディの曞き方

最近、将来のこずを考え、ポヌトフォリオを充実させるこずを考えたした。私のポヌトフォリオでは、UIのビゞュアルは充実しおいるず感じたすが、
党䜓的に党く深みがなく、今たで䜕をしたのかがはっきりわかりたせん。たたは、自分ではUX、UIデザむン経隓があるこずを知っおいおも、今のポヌトフォリをからは、経隓があたりないように感じ取られたす。なぜかずいうず、プロゞェクトのケヌススタディが十分に提瀺されおないからです。

私にずっおケヌススタディを曞くのは、日本語でも難しく、しかも英語でずなるずずおも困難に感じおしたいたす。数幎前に特殊なアプリのデザむンを手がけたずきに曞いたケヌス・スタディは、ネヌティブのデザむナヌたちに䜕床か蚘事を確認しおもらい、フィヌドバックをいただき、最終的には最初に曞いたケヌス・スタディずはかけ離れた蚘事になったのを今でも芚えおいたす。

UXを始めた頃は、ケヌス・スタディやプロゞェクト・ストヌリヌをたずめる䜜業は、ずおも億劫に感じたした。人より時間がかかっお、退屈な宿題のように感じられ孊生に戻った気分になりたした。そしお、その䜜業がなぜ必芁なのか党く理解できず、重荷にも感じおいたした。それなので、倚くのスクリヌン・ショットを挿入しお、それにた぀わる倚少のテキストを加えるだけで提出しおいたしたが、それでは党く意味がないこずも同時に理解しおいたした。色々なデザむナヌのフォヌトフォリオ・サむトを参照しおいるず、玠晎らしいUXデザむナヌのポヌトフォリオはケヌス・スタディにより力を入れおいるこずを知り、いかにケヌス・スタディを描く䜜業が倧切なのか理解しおきたした。説埗力があるケヌス・スタディの制䜜は、UXデザむナヌにずっお重芁な芁玠だずいうこずが理解できるようになりたした。

䟋えば、クラむ゚ントが私たち䌁業のりェブサむトを芋る䞊で、ノィゞュアルはもちろん倧切ですが、説埗力のあるケヌススタディを甚いお過去の仕事をショヌケヌスできれば、需芁の高い仕事や望んでいた倧きなプロゞェクトを獲埗するこずができたす。

💡 ケヌス・スタディは私たちがどのようにプロゞェクトを進めたのか、たたデザむンの決定を明確に衚珟できる方法で、クラむ゚ントのコラボレヌションの様子も䌺うこずができる唯䞀の方法です。

今回は、ポヌトフォリオにおけるケヌススタディの圹割、ケヌススタディの構造、ケヌススタディを䜜成する手順を調べおみたした。以䞋のサむトを参照したした。

ケヌススタディで差別化しよう

今や、䜜品を芋せるだけではもはや十分ではありたせん。 Center Centreによるず、UXデザむナヌの仕事の成長は今埌10幎間で22増加するず予想されおいたす。 UXはホットフィヌルドで、ずおも競争率が高くなっおいたす。

したがっお、ポヌトフォリオは、単にビゞュアルがいいだけでは良いものずは蚀えなくなっおきおいたす。 UXプロフェッショナルにずっお重芁なスキルは、コミュニケヌション胜力です。UXのケヌススタディがない堎合、クラむ゚ント、採甚担圓者、たた採甚マネヌゞャヌは、あなたが今たでに䜕をしおきたのか、そしお圌らがあなたを採甚する䞊で、信頌を持぀こずができにくくなりたす。ラむティングは重芁なスキルですが、デザむナヌはそれを十分に習埗したり、勉匷したりするこずはめったにありたせん。ただし、UXケヌススタディに関しおは、ポヌトフォリオの成功においお最も重芁な倉数の1぀です。

実を蚀うず、UXプロゞェクトに぀いお曞くのは簡単な䜜業ではありたせん。ただし、次の手順に埓うこずで、より明確に曞く方法を明確に理解できるようになりたす。

UXケヌススタディの構造

UXポヌトフォリオ、たたケヌススタディに取り組むずき、匁護士のように考えるこずがポむントです。 匁護士はどのようにしお蚎蚟に勝぀のでしょうか 匷力なコミュニケヌション、そしおさらに匷力な蚌拠です。

💡 ポヌトフォリオ内のプロゞェクトは、蚎蚟の蚌拠のようなものです。 そのため、ポヌトフォリオのプロゞェクトを慎重に遞択する必芁がありたす。

1. 抂芁
2. 問題提瀺
3. オヌディ゚ンス
4. 圹割ず責任
5. 範囲ず制玄
6. プロセス
7. 結果ず教蚓

→ GoogleドキュメントのUXケヌススタディテンプレヌト英語版
この無料のGoogleDoc UXケヌススタディテンプレヌトでは、UXプロゞェクトを提瀺する方法を玹介し、スキルず経隓を玹介しおいたす。

UXケヌススタディの曞き方

ケヌススタディを曞くずきは、長さを気にする必芁はありたせん。 䜜成したケヌススタディをより芖芚的なものに移行するずきは、それらを線集しお、テキストの䞀郚を芖芚的に䌝達する方法に぀いおも怜蚎したす。

ステップ1. プロゞェクトにタむトルを付けたす
人々が犯す倧きな間違いは、匷いタむトルがプロゞェクトのコンテキストを䞎えるこずができるずきに、プロゞェクトのタむトルに十分な詳现を䞎えないこずです。

良い䟋
Home Depot user research for mobile app checkout
チェックアりトに関するホヌムデポのナヌザヌ調査

たあたあ
Home Depot user research
ホヌムデポのナヌザヌ調査

悪い䟋
Home Depot
ホヌムデポ

💡 ホヌム・デポ英:The Home Depot,Inc.、米囜での発音はディヌポは、アメリカ合衆囜ゞョヌゞア州に本瀟を眮く䜏宅リフォヌム・建蚭資材・サヌビスの小売チェヌン。

ステップ2. アりトラむンを曞く

詳现を始める前にアりトラむンを考えおください。 アりトラむンの目的は、プロゞェクトの「党䜓像」を理解するのに圹立぀こずです。これにより、ケヌススタディを構成する方法や、プロゞェクトが耇数のケヌススタディに倀するほど倧きいかどうかを刀断できたす。

䞊蚘の7぀のセクションからアりトラむンを曞き始め、各セクションの䞋に箇条曞きを蚘入し始めたす。 文型に぀いお心配する必芁はありたせん。 

ステップ3. 詳现を入力したす

アりトラむンができお党䜓像が芋えたので、詳现を入力し始めるこずができたす。

「プロセスずあなたがしたこず」このセクションを现かく曞くこずをお勧めしたす。ここでは、高校での科孊実隓を蚘録するのず同じように、実行した手順を蚘録したす。

次のような質問に答えおみたしょう。

䜕をしたしたかたずえば、どのような調査方法を䜿甚したしたか
なぜそれをしたしたたずえば、なぜその調査方法を遞んだのですか
結果はどうでしたかたずえば、研究目暙を達成したしたか
䜕を孊びたしたかたずえば、次回同じ機䌚があったらどうしたすか
悪い䟋
We did usability testing on the checkout of the Home Depot mobile app.
HomeDepotモバむルアプリのチェックアりトでナヌザビリティテストを行いたした。

💡 なぜこれが匱いのですか
それはあなたが䜕をしたかを読者に䌝えるだけだからです。なぜそれをしたのか、䜕が起こったのか、䜕を孊んだのかに぀いおは觊れおいたせん。

良い䟋
To evaluate the new checkout on the Home Depot mobile app, we relied on usage metrics in conjunction with 8 usability tests.
Home Depotモバむルアプリでの新しいチェックアりトを評䟡するために、8぀のナヌザビリティテストず組み合わせた䜿甚状況メトリックに䟝存したした。

This allowed us to gain deeper understanding through combining both qualitative and quantitative information.
これにより、定性的情報ず定量的情報の䞡方を組み合わせるこずで、より深い理解を埗るこずができたした。

Although users were able to get through the checkout more quickly, they continued to struggle with the shipping section.
ナヌザヌはチェックアりトをより迅速に完了するこずができたしたが、配送セクションで苊劎し続けたした。

Discussions with users discussion revealed that often times, products in one order have different shipping addresses, which was possible, but difficult in the current checkout.

ナヌザヌずの話し合いの結果、1぀の泚文の商品の配送先䜏所が異なるこずがよくありたした。これは可胜無こずでしたが、珟圚のチェックアりトでは困難なこずでした。

💡 このバヌゞョンは、䜕が行われたかに぀いお話すだけではないため、はるかに匷力です。この深さを提䟛するこずはあなたを際立たせるものです。蚭蚈䞊の決定ずプロセスを明確にするこずで、より成熟した思慮深い専門家ずしおの地䜍を確立するこずができたす。

ステップ4. 芋出しを曞く
この時点で、あなたはおそらく「誰がこのケヌス・スタディを読むだろうか」のようなこずを考えおいるでしょう。このステップは、ストヌリヌの重芁なハむラむトに集䞭できるように、すべおを抜出し始めるのに圹立ちたす。

これを行うための最良の方法は、ツむヌトでのみケヌススタディを曞かなければならないふりをするこずです。クレむゞヌに聞こえたすが、機胜したす。

私たちが取り組んでいるアりトラむンのセクションごずに、1぀の芋出したたは文を曞きたす。ただし、゚ネルギヌを集䞭させるプロセスセクションは陀きたす。 [プロセス]セクションでは、各ステップの芋出しが必芁になりたす。以前の架空のホヌムデポナヌザヌ調査の䟋を䜿甚するず、プロセスセクションの芋出しの䞀郚は次のようになりたす。

ステップどのような皮類の調査を行い、なぜそれを行ったのか。
䟋分析により、顧客は配送セクションでのチェックアりトに苊劎し、堎合によっおは芋捚おられたこずが明らかになりたした。その理由を理解するために、8぀のナヌザビリティテストを実斜したした。

ステップ調査からの発芋。
ナヌザビリティテストでは、ビゞネス顧客ず䜏宅顧客の配送ニヌズが異なるこずが明らかになりたしたが、珟圚のチェックアりト゚クスペリ゚ンスでは察凊されおいたせんでした。

ステップ補品開発に察する研究の圱響。
チェックアりトの2぀の新しいバヌゞョンのプロトタむプを䜜成し、顧客が補品ごずに配送先䜏所を遞択できるようにしたした。

💡 140文字の制限に固執するこずで、ケヌススタディの最も重芁なポむントを特定するように匷制されたす。これは、実際のポヌトフォリオを䜜成するずきに芋出しになりたす。

あなたが匷い芋出しを持っおいるかどうかをテストする良い方法は、誰かが芋出しをざっず読んであなたのプロゞェクトの芁点を理解するかどうか自問するこずです。そうでない堎合は、芋出しを曞き盎したす。UXポヌトフォリオのナヌザヌにプロゞェクトをすばやく理解しおもらいたい堎合は、これらが最も重芁なポむントです。

ステップ5. ケヌススタディのテキストを実際のポヌトフォリオに抜出したす

ポヌトフォリオに遞択する圢匏に関係なく、文章は明確で簡朔である必芁がありたす。1回の線集ではダメです。スラむドを䜿甚しおKeynoteで䜜業しおいるずするず、プロセスは次のようになりたす。

1. あなたが曞いた芋出しを取り、Keynoteのスラむドごずに1぀の芋出しを配眮したす。

2. いく぀かの情報を1぀のスラむドにマヌゞする可胜性があるこずを考慮しおください。 たずえば、抂芁ず問題の説明を組み合わせるこずができたす。

3. ここで、戻っおケヌススタディから最も重芁で関連性のある詳现を匕き出し、詳现や蚌拠を裏付けるものずしお各スラむドに配眮する必芁がありたす。

実際の䟋
Simon PanのUXポヌトフォリオりェブサむトでは、すばらしいケヌススタディが拝芋できたす。ビゞュアルデザむナヌでもあるのでずおも芋た目も良いのですが、ここでは内容に焊点を向けおみたす。 圌のUberのケヌススタディは優れた䟋です。なぜそれが機胜するのかを芋おみたしょう。

1. プロゞェクトの問題ずフレヌミングを明確にしたす。 サむモンのケヌススタディは、問題を明確に述べ、プロゞェクトを構成しおいたす。 そのため、Uberのこずを聞いたこずがなくおも、プロゞェクトを理解するのに十分なコンテキストがありたす。

2. ãƒ—ロセスの説明。 サむモンは物語のように曞いおいるので、ずおも 読みやすく、泚意を匕き付けたす。 よく考えられた蚘事のように感じたす。ビゞュアルデザむンは蚀うたでもなく、重芁なポむントを匕き出すのに圹立ちたす。 以䞋のスクリヌンショットでは、圌はディスカバリヌ・プロセスの䞀郚を説明しおいたす。たた、ナヌザヌリサヌチの芋積もりを䜿甚するず、ストヌリヌをさらに生き生きずさせるこずができたす。

3. æ€æ…®æ·±ã„結論ず考察。 最埌に、サむモンは結果、考察、掞察でケヌススタディを締めくくりたす。 人々はあなたがしたこずを知りたいだけでなく、あなたがしたこずの圱響を知りたがっおいたす。

ネクスト・ステップ

これらすべおの手順を実行するず、UXポヌトフォリオのナヌザヌにずっおより読みやすく、スキャンしやすいものに線集された長いケヌススタディが埗られたす。

そしお、あなたが曞いたUXのケヌススタディは倚くの目的に圹立぀こずを忘れないでください。 もちろん、それらはあなたのポヌトフォリオの基盀ですが、あなたの履歎曞、LinkedIn、カバヌレタヌ、そしおあなたがむンタビュヌで蚀うこずにもフィヌドするこずができたす。次回は英語でケヌススタディを曞いた時の䟋をご玹介したいず思いたす。

私も、色々勉匷䞭なので、皆さたの、ご意芋・ご感想をお聞かせください。お読み頂きたしお、ありがずうございたした。

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メルボルンを拠点にプロダクトデザむナヌずしお働いおいたす。 䞻にデゞタル・プロダクトの制䜜に携わっおいたす。

この蚘事が気に入ったらサポヌトをしおみたせんか