色っぽいおじさん図鑑
昨日、神保町の喫茶店でお茶を飲んでいたんです、私。
へ、ヘルニアのリハビリでね、整形外科行くまで時間あって……。
チョコクロを食べながら、ぼんやりしてました。
店を出ようと思ってトレーを持ち、お店の中を進んでいると。
文庫本を読んでいる一人のおじさんと、一瞬目があったのです。
年齢は50代くらい?
知的で、色っぽくて、でも嫌味はなくて、なんというか
雨だれを受けたアメジストのようなおじさんだと思いました。
濡れたアメジスト、マタドールの赤い布、すいたばかりの和紙
↑これが、最近私が見た色っぽいおじさん一覧です。
濡れたアメジストのようなおじさん
これは上述の方ですね。
色っぽいポイント:
本を読むさまが自然で、読書するのが日常だとわかる
必要最低限の視線の動きで本を読んでいて、どこまでも深く思考しそう
→王道色っぽいおじさん!
オノ・ナツメの作品に出てきそうな人でした。
マタドールの赤い布のようなおじさん
Googleのイベントで見かけた任○堂の偉い人。
遠くから見てもめちゃくちゃ目立っていたんです。
色っぽいポイント:
ギラギラしていてキザ。キザさがさまになっている
「この人に押し切られたら負けるな」という勢いがある
→エネルギッシュ若々しいおじさん!
東京っぽ〜〜〜〜いと思いました。
すいたばかりの和紙みたいなおじさん
Googleのイベントでも登壇していた、私の友人のおじさん。上の人とは別系統。
会うたびに「おじさんエッッッッロ」と言っても信じてくれないのが玉に瑕。
色っぽいポイント:
頭の回転の速さと上手なアイテム選びでスマートに生きてる感じ
この人の前では嘘もごまかしも効かないな、というまっすぐな視線
→清純派きれいおじさん
イメージの色はクリームホワイト。
粋なおじさんは自分に合うものが選べるから色っぽい
東京にいると、イキった人もいるわけですよ。
イキリとは粋がり、つまり偽物ですね。
上記の色っぽいおじさんたち、粋だと思いました。
でも粋ってなんだろう?
粋=自分にフィットするものを選べる?
自分にぴったり合う代物を選べるのが、粋なんじゃないかなと思っています。
今のところ。
先日オペラの衣装プロデュースをする方にお会いして、おしゃべりしてたら
「誰にでも似合う服は誰にも似合わない」とおっしゃっていました。
これはファストファッションについて話してた文脈でです。
吊るしのスーツがイマイチなのは、自分にフィットしないからなのですよね。
どんなに格好良く着ても。
「イキがりだな〜」と思う方は、ビミョーに体にフィットしてないです、スーツ。
腕を上げた瞬間、歩いた瞬間、体を捻った瞬間にちょっと服がゆがむ。
自分にぴったりのモノを持つのが色気への第一歩
自分にフィットするものを持つ。
それが色っぽい人への第一歩なのだと気づきました。
今、この文章では「色っぽい」で表現を統一してますけどね。
「ちゃんとしてる」「気品がある」「自他のことを適切に愛せていそう」「どっしり構えているから安心する」「飄々としている=余力がある」
みたいなものも含まれるんじゃないかと思います。
私の目標は「ゆるふわでニコニコしてるけど、高い教養と知性が滲み出ていてとても只者じゃなさそうなおばあさん」なので。
既存キャラだと『ひろがるスカイ!プリキュア』のスーパースゴイレジェンド博学者・虹ヶ丘ヨヨさんみたいになりたいです。
もしくはヨヨさんに激似の夫の師匠。
頭が回らなくなってきました。
今日もこのへんでお開きに。
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