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「事業開発は未経験」だけど「事業開発職」に挑戦したい人に贈る。会社選定8つの判断軸

高度デジタル人材の採用支援サービス「TECH HIRE」を運営している株式会社トラックレコードの共同代表をしている野崎です。

TECH HIREとは「企業のおもしろいを届ける」をビジョンにして、高度デジタル人材の採用市場において、プロ人材と独自データ・ツールを組み合わせた採用サービスを提供しています。
順調に成長していることもあり、現在新たな事業開発に取り組んでいます。
詳しくはこちらのnoteと採用ピッチご覧ください。


事業開発は未経験だけど「事業開発職」に挑戦したい人へ

このnoteでは、事業開発は未経験だけど「事業開発職」に挑戦したい方を対象にしています。
例えば現職でマーケティング、PR、セールス、コンサル・PM(クライアントワーク、事業会社問わず)などの役割に従事している方を想定しています。

ここであげたような役割に従事している方の中で「事業開発がしたい」、「新規事業づくりに関わりたい」、「将来的には起業したい」と考えている方は少なくないかなと思います。
そこで「事業開発は未経験だけど、事業開発の経験を得たい」と考えている方のために、オススメな環境をご紹介したいと思います。

これは私自身がPR会社でコンサルをやっていた(事業開発は未経験)のですが、その後アプリ開発事業やEコマース事業、DeNAのメディア事業内でのサービス立ち上げなど事業開発として従事した経験を基にしています。

*ここでの事業開発職とは、ビジョンや市場を制約条件として新たな顧客課題・価値の発見、ソリューション開発など0-1で必要な全ての業務と1-10フェーズにある事業の仕組み化・拡張などに必要な全ての業務を担当する役割を指しています。



1. 伸びている会社か

伸びてる会社の方が気持ちに余裕が生まれ、野心的になり、前のめりで挑戦的であることが多いです。つまり0-1や1-10も含めた変化を起こすことを求められることが多いです。
一方で特定の商品、特定の伸ばし方を決めている会社の場合だと意外と事業開発の機会は少なく、オペレーションの遂行だけが求められることもありますので、その点は要注意です。

2. 売る商品が決まってない会社か

「売る商品が決まっていない」とは、売り物がないという意味ではなく、成長性の高い商品が決まっていないという意味です。いまつくっているプロダクト、サービスが売れてはいるけど、この状態で良いと思っていない。
そんな状態にある会社です。
「めっちゃ伸びてるんですよ、このプロダクト!」となっていない方が事業開発を希望する人にとってはチャンス
、ということですね。逆に。

3. 人数が少ない会社か

これはすごくわかりやすいです。特に事業開発をできる人材が多い会社だと自分にまわってくる確率が減ります。なので、人数が少ない会社がいいです。
また人数が大きい企業だからダメ!というわけではないかと思います。私の場合はDeNA時代にメディア事業を運営する子会社に出向してましたが人数が少なかったので自分に回ってくる機会は多かったなと思います。
そのグループ(チーム)における「機会の数 - 人数 = 自分に回る可能性のある機会」ということになるかと思います。

4. 経営者が関与しない会社か

人数が少ないスタートアップだと事業開発的な役割は経営者が担うことが多かったりします。ただし、経営者の関与度が高い場合は「考えたものを実行する」という仕事になってしまい本来的に得るべき経験を積めないことがあります。
経営者は口では「任せたい」と言っていても「ついつい口を挟みたくなる」生物なので、事前に判断することは難しいです。
せめて、経営者との面談において関心先・こだわりが「市場」、「事業」、「サービス」、「組織」のどこに向いてるかを確認することが良いかなと思います。

5. 大人な支援者がいる会社か

事業開発という仕事は基本的にうまくいかないし、難しいものです。誰かに相談したり、教えを請う必要があります。そのような支援者がいることで質の高い試行錯誤と、試行錯誤の時間そのものを短くすることができます。
一方で「指示をもらいたいわけではなく、ヒントをもらいたい」とみなさん考えているはずです。
そういった意味で大人な支援者がいる環境がおすすめです。

6. 資金的な遊びのある会社か

人と同じで、会社も何か新しいことを取り組もうという時は余裕がないといけません。会社の場合は資金的な余裕がないと新しいことに取り組めません。
資金的な余裕は「営業利益がでてる」か「キャッシュがある」のどちらかだと思いますので、少なくともこれがヒットしている会社がいいと思います。
キャッシュも少ないし、営業利益もカツカツという会社では「立て直し・テコ入れ」という事業開発の仕事はありますが、それは既存メンバーの仕事になりそう気がしています。

7. 開発と販売のサイクルを速くまわせる会社か

新たに定義した顧客・価値をソリューション(プロダクト・サービス)に落とした時に、それが売れるかどうかの検証をする必要があります。そのサイクルを早く回せる会社の方が事業開発としての学びの総量は増えます。
そのため「プロダクト・サービスを速くつくれる」、「顧客の声を聞ける・販売できる基盤をもっている」会社の方が成長速度は速くなります。
逆にいうと商品開発まで2年。販売するまでに1年とかかかってしまうような重いプロダクトやサービスは学習サイクルのスピードは遅くなります。

8. 伸びてるマーケットに張ってる会社か

伸びてる市場とは「顧客の課題やニーズが多い環境」と言い換えられます。つまり、事業のタネがいっぱい眠っています。
一つの課題を潰しても、また翌月には新たな課題がでてきます。こう言った環境の方が事業開発の機会は自ずと増えます。
スマホが伸びてる時に、スマホマーケットに張っている会社なら無数の事業開発の機会があったはずです。

自社(採用支援事業「TECH HIRE」)で診断すると・・・


非常に恣意性の高い表です笑 😇

この表は、相対比較していないものなので愛嬌・ネタとして受け止めていただければですが、実際に事業開発ロールを目指す人にとって弊社は悪くない環境だと思っています。

8つの評価項目の自社評価

  1. 伸びてる会社か
    TECH HIRE事業はYonYで約170%の売上成長率。急成長とはいいませんが、着実に事業としては成長しており、もっと成長したいという野心的な状態です。
    今後の戦略はこちら

  2. 「売る商品が決まっていない」会社か
    いい意味でも悪い意味でも「拡張性の高いサービス開発」はこれからのフェーズです。

  3. 人数が少ない会社の方か
    TECH HIRE事業に関わっているフルタイムメンバーは2名しかおらず事業開発に関われる機会は間違いなくあります。

  4. 経営者が関与しない会社か
    正直私自身は事業もプロダクトも大好きですが、今の関心は「組織」です。事業開発できる方にはどんどんお任せしたい。

  5. 大人な支援者がいる会社か
    私もそうですし、同じく共同代表の芹川をはじめ大人で経験豊富な支援者が多い会社です。
    メンバー情報はこちら

  6. 資金的な遊びのある会社か
    TECH HIREは事業単体として高い営業利益率となっております。もちろん相対的にはもっと十分な体力がある会社はありますが、弊社も十分な心の余裕はあります。

  7. 開発と販売のサイクルを速くまわせる会社か
    すでに複数の顧客があり、営業接点もあるため販売の検証はスピード感をもって実行することができます。またフルタイムメンバーは少ないですが、優秀な副業メンバーも多く開発についてもスピード感をもった取り組みも可能だと思います。

  8. 伸びてるマーケットに張ってる会社か
    高度デジタル人材の採用市場に張っています。ここは各社が喉から手がてるほど欲しい人材のマーケットになりますので、顧客課題も大きいマーケットです。

というわけで、事業開発を目指す人にとってはベストかどうかはわかりませんが、少なくともベター以上の環境であると思います。

採用事業「TECH HIRE」の事業開発のタネ

弊社で掲げてる独自戦略「Library-Led Growth」を推進するにあたって、0-1の新規開発系タスク、1-10の改善向上系タスクなど事業開発のタネは豊富です。
もっと詳しく知りたい人はこちらのピッチ資料参照

事業開発関連のissue board


マーケティング、PR、セールス、コンサル・PMの経験をもった「事業開発メンバー」を絶賛募集中です。

最後に宣伝です。弊社では事業開発に挑戦したい方を募集しています。

マーケティング、PR、セールス、コンサル・PMの経験を持つ人であれば、弊社の既存サービスにおいて即戦力として活躍していただくことが可能です。そのため、既存スキルを活かしながら即戦力として活躍しつつ、事業開発にチャレンジするという双方にとってwinなキャリアをご提供できると思います。

ちなみに弊社のフルタイムメンバーの西村さんはアメリカの監査法人(Big4)に就職し、USCPA(米国公認会計士)として財務諸表監査、内部統制監査などの業務に従事した後に、弊社に転職し、セールス・CS・事業開発のロールを担当しています。

(業界も職種も未経験ですが、めちゃくちゃ活躍してます)



というわけで、ちょっとでも興味をもったぞ、という方はぜひ一度お話しできると嬉しいです。

meetyでも。

直接エントリーでも。


改めてですが。
TECH HIREの事業ビジョンや戦略をまとめたnoteはこちら


また上記noteよりも詳しく向き合う社会課題、狙うマーケット、実績の詳細などを記載した採用ピッチNotionはこちらです


Twitterもよければフォローしてあげてください。たまにツイートします。
https://twitter.com/nokonun

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