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まあ幸せになることが人の目的でも無いからな。

私は37歳の女で、仕事を辞めたいと思っている。しかし、辞めたところで他に生計を立てていく手段がない。だから今日からnoteを書いてみる。noteを書くことが今後、給料の代替となるのかは分からない。だけどとりあえず書いてみないことには始まらないから書いてみる。

私の属性は以下の通り。
1985年生まれ。
埼玉に住む、独身女性。家持ち。
大学卒業後、フルタイムで働き続けている。

女は「結婚してるかしてないか」「子供がいるかいないか」「働いているかいないか」の組み合わせで8種類にカテゴライズできるという。

現在のところ、私は「未婚・子なし・正規雇用」というグループに分類される。
誤解の無いように書いておくが、私はこのような分類をすることで女性同士の軋轢を生じさせたい訳では無い。そうではなくて、自分と同じ属性(未婚・子なし・サラリーマン)の女性に対して、パタパタと旗を振って「仲間ですよー」とサインを送ることで、彼女たちの警戒心を解き、安心してもらいたいのだ。決してその他の属性の女性を敵対し、排除している訳では無い。

これを読んでいるのがアラサー以上の女性であるならば、きっとこれ以上の言葉を尽くさずとも、女性が属性を明かすことの意義について、言わんとしていることは分かるはずだ。独身には独身の、主婦には主婦の戦場がある。

私は仕事を持つアラフォーの独身で、経済的には不自由のない暮らしをしている。

先日、職場で「今幸せか」と問われ、言葉に詰まった。

帰宅して改めて考えてみたが、やはり「これは」と納得がいくような当意即妙な切り返しが出てこない。


「幸せだ」と言い切るには嘘をついているような後ろめたさがあり、「幸せじゃ無い」と言い切るには、虚栄心が邪魔をする。

タイトルは漫画『かしましめし』から。

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