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こんな時だからギター始めるのどう?オススメの理由と挫折しにくい始め方を紹介するよ!

誰が言ったか"お籠もり"な日々。いかがお過ごしですか?

人との接触を8割に減らせなんて言われて、ただでさえコミュニケーションが減ってしまってモヤモヤしてる方も多いのでしょう。

そんな時は何か情熱を傾けられるものを見つけるのが一番。新しく何か始めよう、挑戦しようと思っている方には、タイトルの通り、楽器!!おすすめですよ!

僕は中学生(15歳)から本格的に楽器と触れ合い始めて、もう人生の半分以上を過ごしてきたことになります。

最初はベースから入って、20歳でギターを始めて、24歳からドラム、最近はピアノに挑戦中、みたいな感じです。歌も歌えるので独りバンド状態なのですが、本当にいい趣味を持っているなぁ、と幸せな気持ちになります。中学生の自分、グッジョブすぎる。ほんと。

そんなこんなで、
何か始めたいけど、誰か何か教えて!という方のために
主観に全振りで楽器・ギターのことを語っていきますよ!

では、本編へどうぞ!


◇ということで、まずは楽器の魅力を語るよ。

楽器って、独りでも楽しめるし、バンドみたいに人と組んで楽しむこともできる。最近だとnanaみたいに、録音したものをシェアしてコラボして楽しんだりできるサービスが広まっているようですね。なんて素敵な時代でしょう。

そして、歳を取って体力が無くなっても楽しめるってのは、他にはなかなか無い魅力なのではないかと思います。技術の向上を体感しやすいのもポイントですよね。初心者として触れ始めたところから、少しずつステップアップしていく経験は自己肯定感を高めてくれるでしょう。

一方で長く続けても、どこまでも上がある感覚に襲われるほど深長な世界が広がっているのも素敵です。

ご存知の通り、音楽には長い歴史と、学問として成り立つほどの理論体系があります。
幅広いジャンルがあるにも関わらず、それらの特徴は音楽理論によって説明することもできます。ある程度固まったセオリーの上に成り立つ定石と、時代と共に形作られる新しい手法によって進化を続けている世界です。

過去をなぞって模倣するための材料はいくらでも転がっています。それだけだって楽しい世界です。にも関わらず、自分で作って楽しむこともできる。デジタルの発達で、DTM(デスクトップミュージック)も簡単になりましたし、SoundCloudなどのサービス発展で公開することも容易に。

あぁなんて広がりのある世界でしょう。

アート・クラフト・サイエンスとはまさに。

横好きで楽しむもよし、高く深く極めるもよし。歳なんてなんのそので活躍し続けるロックレジェンド達の如く、カッコいい老人になれる道が待っています。

◇パッと思いつきそうな楽器について主観で紹介するよ

楽器は数あれど、とっつきやすいのは軽音楽でしょうかね。
ギター・ベースギター・ドラム・キーボードから選ぶことになるでしょう。
とりわけオススメなのはギターです。ので、それ以外を簡単にご紹介します。

ベースギターって何?って方も世の中にはそれなりにいたりして、そもそもベースから始めた僕としては非情に悲しい気持ちですが、つまり、音が認識されにくい傾向があったりします。実際は他の楽器に負けない奥深さと難しさと存在意義を持っているのですが、ベースだけを弾いて楽しめるようになるには結構な修練が必要になります。

なんか弾いて!と言われてもベースラインが有名な曲ってあんまり無い上にちょっと地味なので、アレなのです。『ボヘミアン・ラプソディ(2018)』のヒットのお陰で『Another One Bites the Dust(1980)|Queen』なんかは誰もが知るベースラインになったのでしょうか。

そんなこんなで、おすすめ度がギターには劣ってしまうのです。。。いや、楽しいよ、ベース。本当はもっとみんなにやってほしいよ。。。


ドラムは選択肢に入らない方多いですよね。スタジオ行かないと叩けないし、家に電子ドラム買うにはスペースが、って方も多いでしょうし。しかも電子ドラムってまともなのは40-50万くらいかかるし、そもそも物をぶっ叩いてるので十分うるさいです。集合住宅では階下への影響もあるので、相応の対処が必要、それでもどこまで許容範囲なのかは未知数です。詳しくは"タイヤふにゃふにゃシステム"でググってみてください。

あと、ドラムは楽器ながらにスポーツの要素を持ちます笑
叩いてると汗だくになるので、一度に長い練習時間を取るのはアレです。体力の限界を理由に引退したドラマーがいるかどうか分かりませんが、もしかしたら歳を取ると厳しいかもしれません。

ということで、この中だとおすすめ度は一番低いかもしれないです。
いや、めちゃくちゃ楽しいですよ、ドラム。男の子なら1回は憧れるやつ。気持ちいいですよ、本当はもっとみんなにやってほしいよ。。。


キーボードは概ねピアノですが、こう書くとピアノ勢ぶちギレかもしれません、ごめんなさい。ピアノやってた人はそのまま横展開できるというか、そういう意味では同じ楽器の範疇と言えますが、っていうかそういう人がこの文章読んでるかしら、、、

僕はキーボード全然弾けませんが、練習していて思うのは、ギターとかベースとかって2挙動の楽器なのですよね。左手で押さえて、右手で弾いて、始めて音が出る。ピアノ・キーボードは1挙動です。押したら音が出る。

単純なようで、楽器としての特性はずいぶん違うなぁと思います。この観点だとドラムも1挙動ですね。ピアノやってた人はドラム上手い傾向にある気がします。ペダル使うので、手足をバラバラに動かすのに慣れてる、というのもあると思いますが、この挙動の違いもあるのかなーなんて。

ピアノってメロディライン(単音)とベースライン(和音)の両方を同時に弾けるようになって、"弾けた"感覚になるワケですが、これがギターと比べての難しさになると思います。担当するところが多いから、とでも思ってください。

なお、単音・和音と書きましたが、これはあくまでイメージです。本気でこう思っていると、ピアノ勢に詰問されます。


てな具合で、消去法的な紹介で恐縮ですが、ギターがオススメです。

◇ギターがオススメな理由を語るよ

いや、だってさ、ギター弾けるって憧れませんか!憧れるでしょう!

いつの時代もカッコいい男性はギターを弾けるのです。ごめんなさい、性別とか関係無いんですけど、映画やらドラマやらでは安直にそうやってキャラクター造形に一役買ってきたのがギターなのですよ。お分かりでしょう、きっと皆さんも!

先程の順でおさらいすると、ギターを知らない人はまずいないでしょ?そして有名なフレーズがたくさんあります。
ギターを買ったらみんな『Smoke on the Water(1972)|Deep Purple』を練習してギターヒーロー気分になる、と相場は決まっているのですよ。

なんか弾いて!と言われてもレパートリーはいくらでもあります。

そしてドラムほど場所も取らないしうるさくないから、家でも練習できます。素晴らしい。弦も細いから体力めちゃくちゃ使うワケでもないし笑

ピアノと違って、メロディライン(ソロ)とコード(和音)を弾く機会は別々なので、どちらかが体得できるだけでも"弾けた"感覚が得られます。

コードを弾きながら歌うのが、いわゆる弾き語りですね。
これこれ、これですよ!一番の理由。


ギターが弾ける=弾き語りができる、と言っても過言でもないくらい。

弾き語り憧れますでしょう?憧れますよね。憧れてたって言ってたよね。

そう、みんなの憧れ、弾き語り。さぁ、ギター弾きたくなってきただろう!

したら、ギター始めるなら、って話を軽くしますね。

◇ギター始めるならエレキのがいいよ

これは自分の中でも賛否両論あるんですが、、、
続けること、すなわち挫折しないことを第一に考えるとエレキの方が適していると思います。あ、対抗馬はアコギですね、アコースティックギター。

弾き語りって言ったらアコギだろうが!とあちこちから非難の声があがりますが、まぁ聞いてくださいまし。2つ難点があるのです。

1.音が大きい
アコギは結構大きな音がします。集合住宅ならお昼でないと難しい感じです。低音化させるアクセサリーもあるものの、なんか"弾いてる感"が損なわれてしまう感覚があります。そもそもサイレントな構造のサイレントギターってものあったりしますが、それならエレキでいいやんと思います。

2.弦が固い
同じ楽器に見えて、アコギは使用する弦がエレキに比べて太いです。
一般的に
アコギ [0.012-0.053]
エレキ [0.009-0.042]
という感じです、1番細い弦(1弦)から1番太い弦(6弦)までの範囲を表していますが、単位はインチですし、イメージも湧きにくいと思いますけど。。実はこの2番目の理由がエレキをオススメする最大の理由です。

これが何に効くって、噂の「Fコード」です。挫折する人が多いというアレですね。このコードを押さえるには独特の力の入れ方を習得する必要があるのですが、弦が太いと張力が強くて余計に力が必要なんです。

力が上手く入れられないと、綺麗な音を響かせにくい。"弾けた感"がなかなか芽生えなくて、挫折しちゃうんですね、きっと。
挫折を避ける観点では、エレキの方が適していると言えます。


エレキにも色々種類があって、フォルムが違って音質が違って、とかややこしく感じるかもしれませんが、もうそこは気に入ったやつ買ってください笑

"エレキギター 初心者 オススメ"とかでググって、並んでいる中から気に入る形のものを買えばいいです。とはいえ、極端な形のギターはオススメしませんので、ギターと言えばこの形、みたいに感じるものを買いましょう。

値段は5万くらい出せれば理想的と思います。定価がそのくらいのギターの中古品を買ってもいいです。本当は値段相応の理由があったりするんですけど、細かいことはこの際いいでしょう。1,2万とかの極端に安いギターでなければいいと思います。

余裕は無いけど、どうしても始めたくて、でもバンド組んだりする予定はなくて、自分だけ楽しめればいいんだ、って人はどんなに安くてもいいと思います。というかそういう人がこの文章読んでるかしら、、、いや、むしろこんなの読んでるならさっさと買いに行きなさいよ笑


で、買ったらどうやって練習するかって話ですよね。

◇今はギターの練習しやすい時代になったのよ

Youtubeで初心者向けの動画をアップしてる人がいます。申し訳ないことに、僕は知りませんので探してみてください笑

コードはU-FRETという無料サービスがあって、初心者なら十分に事足りる内容になっています。

動画に合わせて画面が移動してくれる仕組みもありますし、定番/初心者だのとタグ付けされた曲にアクセスできますので、めちゃくちゃ便利です。

なお。一応アプリもあるんですが、引くほど使いづらいのでブラウザから見るのをオススメします。引くを通り越して怒りまで覚えたのは記憶しているのですが、どう使いづらかったかは忘れるほどに使いづらいです。UI/UXの基礎を学んで作り直してほしいくらい。


ほんと、いい時代になりました。
昔はなかなか難しかったんですよ、楽譜を買うしかなかったけど学生には高かったし、耳コピなんてそうそうできるもんでもなかったし。インターネットにもULTIMATE GUITAR TABSみたいな文字で表示してくれるサイトがあったんですけど、海外のバンドの曲しか無かったし。

まぁそんな中で練習してきたからこそ、どこか愛着に繋がる部分もあったのかもしれませんけどね笑

もっと昔の方々はラジオを録音したテープを繰り返し聞きまくって、無理やり音を合わせて習得していったんでしょうから、偉大です。

あ、曲の特定の部分を何度も再生できるアプリとかもありますし、コードの押さえ方を確認できるアプリもあります。これができたらいいのにな、と思うアプリは多分全部あります。


さぁ、ここまできたらもうすっかりギタリストですね笑

ちょっと進んだ内容として、
コードチェンジが難しく感じるなら、全部バレーコードで弾いちゃおうぜ!
って裏技のタイトルだけ最後にお教えしておこうと思います笑
もしかしたら別記事で投稿するかもしれません。


ということで、

こんな日々ですが、これもいい機会、ぜひギター挑戦してみてください!
まぁギターに限らず、楽器ってのは本当にいいものです。ぜひ。

どなたかの背中を押せていたら嬉しいです!


ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!

お相手は わたくし
納木まもる でした。

次の文章も楽しんでもらえますように。


<編集後記>
音楽の奥深い世界、ぜひ皆さんに楽しんでいただきたい、との想いでずいぶん長く書いてしまいました。
ちょっと各楽器の紹介を端折りすぎた気もしていますが、楽器にあまり知識が無い方々を対象に書いたので、ご勘弁ください。

あらゆる楽器に、それぞれ化け物(褒め言葉)みたいな方々がいて、ギターでもベースラインとメロディラインを同時に奏でながらリズム楽器的(パーカッシブ)なプレイを重ねる超絶技巧派も。(押尾コータローさんとかが有名ですね)
文中の通り、どこまでいっても無限に上がある世界で、時に挫折しそうになりながらも長く楽しんでいけるものです。

また、一つの楽器ができるようになると、他の楽器に応用が効いたりする広がりもあります。

誰でも歌を口ずさめるように、音楽は非常に身近な存在と言えます。何かを始めるにはうってつけでしょう!

こんなこと書いてるともう一本投稿できちゃうので、この辺に笑
それでは、素敵な音楽ライフを!


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