【演奏会記録】プレクトラム結社 公演Vol.8 [Plectrum/Local イってみようx演ってみよう]
●ギターマンドリンアンサンブルの演奏会を聴きに行ってきました
9月9日(土)にプレクトラム結社 公演Vol.8 [Plectrum/Local イってみようx演ってみよう]を聴きに行ってきました。プレクトラム音楽=ピックなどを使って演奏する楽器の音楽ということで、いわゆるギターマンドリンアンサンブルに該当します。昨年の演奏会は配信での視聴となりまりしたが、今回は予定があったため、直接現地で聴くことができました。
●感想
演奏会は三部構成で、下記のような構成でした。
第一部:ギターアンサンブル
馴染みあるクラシックギターによる重奏でした。演奏曲もニューシネマパラダイスや久石譲にジブリ作品の曲など、聴きやすい曲が多く、ゆったりと楽しむことができました。
第二部:マンドリンアンサンブル
こちらはマンドンリン属の楽器によるアンサンブルであり、音が伸びない楽器であるがゆえに、断続的に音が鳴り続けるというところに迫力を感じました。ギターでいうとアコースティックギターにようにスチール弦を使用していることにより、煌びやかな演奏を楽しむことができました。
一方で、ずっと金属の弾かれる音を聴いていたせいか、少し疲れたというのも感じました。これも配信ではなく、リアルの会場で聴いたことならではの感想かもしれません。
第三部:合奏
メインといっても差し支えない、クラシックギターとマンドリン属、コントラバスによる合奏です。今まではマンドリンアンサンブルLUIDAにてゲーム音楽で聴いてきたことはありましたが、本格的な合奏曲というものはおそらく初めて聴くこととなり、こちらも大迫力でした。音量や曲想がつけづらいのかもとも思っていましたが、そんなことはなく、多くの楽器があることにより表現の幅が格段に広がっていました。
●まとめ
本格的にギターマンドリンアンサンブルの演奏を聴き、その内容に大変満足しています。また来年の演奏会の開催も決定しているということで、ぜひ聴きに行きたいと思っています。
余談
パンフレットにこだわっており、今回の演奏会のテーマがLOCALということで、パンフレットも地元紹介の小冊子のように作成されていました。演奏だけでない、こういった箇所への遊び心があるのはすごいと思いました。
●新しい演奏動画を投稿しました!
Sakura/日本古謡(J-M.レーモン編)
日本古謡であり、箏での演奏をよく耳にする"さくらさくら"をレーモンがクラシックギター用に編曲したものです。同じ弦楽器ということで音にも親和性があり、編曲もギターらしいハーモニクスなどが使われており、演奏していても楽しめる一曲です。
●レッスン記録 2023年9月9日
1: シンプル・エチュード No.1/L.ブローウェル
メロディーを引くことには慣れてきており、先生もその点はできるようになってきていると言ってくれました。そうなってくると、次は曲想をつけていく段階です。曲中で音量が大きく変わるのと、アクセントが多くついているのでそれらを意識してメリハリのある演奏にするようにしたいと思います。
また、消音も右手でやろうとしてフォームがおかしくなっていた箇所について、左手での消音でも十分間に合うとアドバイスをもらったので、調整中です。レッスン中では急に変更するのはできませんでしたが、しっかりと練習して、左手での消音もできるようにしていきます。
2: カプリス Op.20-7/L.レニャーニ
音がこもったり鳴りきらないという問題は解消されてきました。一部不安な箇所がありつつも、演奏としてはまとまってきた段階です。こちらもエチュードと同じく曲の表現をこだわっていく段階となってきました。特に言われたのはメロディーが聴こえるようにということで、フレーズの始まりや切れ目を意識して、メロディーが流れていくようにするということです。メトロノームに合わせて淡々と練習しているとリズムを合わせることを意識して、曲の流れというものに注意を向けられなくなってしまうので、そこを改善できるようにしていきます。
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