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GURUは圧倒的ハイセンス【感想・考察】

2021年12月10日20時。ボカロオタク達を震撼させる出来事が起きた。

カゲロウプロジェクト(以下カゲプロ)で知られるじんが新曲を発表した。
これで驚かれるのは、じんがカゲプロでもない、委託で作曲したものでもない、完全新作のボカロ曲であることなのだ。

じんは今年で活動10周年。10年目にしてなにものにも縛られない完全新作を出したのだ。ボカロ兼カゲプロオタクである僕は目玉が飛び出るくらい驚いた。

そんなじんが投稿した曲は『GURU』。
聴いたことない人は今聴いてほしい。聴いた人はもう百度聴いて欲しい

じん節を感じさせるアップテンポのメロディー。
それに加えて今回初となる和風ロック。

アコースティックギターのカッティングがめちゃくちゃカッコいい。
記憶が確かならアコースティックを軸に置いた曲はなかったと思う。
ベースは少し控えめだが音の厚みを出しており、
注意して聴いてみると一緒にカッティング(?)してたりする。

しかもこのベース、KEMU VOXXで有名のkemuこと堀江晶太が担当している。ボカロの一世代を共に作り上げた人たちがタッグを組むとか熱すぎる。

こんなに伴奏を聴かせてくるのは他のボカロ曲では中々ない。
ここがじんが他のボカロPと一線を画している点といえと思ったり思わなかったり。

個人的にこういう民族音楽みたいなの好き。
じんの曲の中では『アメリカ』みたいなぶっ飛んだカッコいいロックが好きだったからまたこうしてカッコいいの塊のようなロックはたまらない。


歌詞の考察でもしようかな〜と考えたけど
中々考えがまとまらないのでこうじゃないかな?
と感じた部分だけメモ程度に書いていく。

でもカゲプロみたいにガッツリ考察する曲ではなくて雰囲気を楽しむノリの良い曲程度に聴くのが正解なのかなと思ったり。

まずは曲名の『GURU』について。
これは単純に「たくらむ」という意味もあるけどこれに加えて
サンスクリット語での「指導者」や「先導者」という意味も込められていると思う。

これについては歌詞で出てくる
あわん だらね ばでぃん」から考えた。
ちなみにこの歌詞は
「ah wanderer never ending (終わることのない放浪)」となる。
これをいつまでも新しいことに挑戦していくみたいな意味に捉えた。
音楽に答えなどないのだから作曲者は音楽という荒原を彷徨い続ける的な(ソーマ並感)

ここだけで料理漫画とは思えない


次にmvのキャラクターについて。

mvの一部。強そう。

服装が中国の官士のような服装をしている。
また、じん本人が以下のコメントを出している。

自分の中に渦巻いている色々な感情を、曲に、
物語にしていきたいと思ってます。
一曲目は、地獄を唄う曲を書きました。
皆さんの心を解放できたら嬉しいです。
yahooニュースより引用

このことからこの曲は地獄をモチーフにした曲と捉えられるのでこのキャラクターは閻魔であると考えられます。考えられるだけ。

帽子の逆十字であることは逆十字の意味合いとして「悪魔崇拝」がある。
悪魔≒閻魔とかけていることもあるとかないとか。

ここら辺から思ったことだけどこの曲はじんの今までの曲への思いを全て吐き出して新しい挑戦をする歌と解釈しました。もちろん勝手に。

歌詞が少し黒い雰囲気を出してるのも感情を吐き出してるからじゃないかな……?
僕はそんな気がする。

ニコニコやYouTubeのコメントを見てると
仏教とキリスト教の対立を模した曲天草四郎の曲三蔵法師の旅を描いた曲など様々な解釈があってみんな様々な考察してておもろいなあと考えていたり。
これぞじんワールドにみんな魅了されてるってこと。深い。

じん本人がこんなツイートしてたからきっと誰かが正しい考察ができてたみたいだしすごく気になる。みんなもこんな考察したよ!ってのがあればぜひ教えてください。語りましょう。

一つだけめちゃくちゃ気になることがあるけど
この地図ってどこなんだろう。

知ってる人は教えてほしい


そんなじんの新曲にどハマりしてしまったオタクでした。今後もちょくちょくボカロであげて欲しい〜〜〜!


おわり。

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