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「誰も教えてくれない美容師独立」

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美容師が独立前に知っておいた方が良い事をまとめています。 知識を得ることで将来の選択肢が増えます。 ☆独立したい ☆融資の知識がない ☆独立は目的ではない、独立してからが大切… もっと読む
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#美容室経営者

【リースの危険性・借入額・倒産要因】

【リースの危険性・借入額・倒産要因】

独立を決意した時に真っ先にあがる心配ごと。

それは、お金だと思います。

多くの場合、自己資金の額は「100〜300万円」です。

そこに「身内からの援助」というものが加わるパターンでも
「自己資金300〜500万」というのが、
独立時の「自己資金相場」となってきます。

「100万位しか自己資金がなくて、身内からの援助も受けられない!!」

じゃあどうすればいいの?ってなりますよね?

①考え

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【フリーランス美容師の独立?】

創業(開業)したては、お客様がなかなか増えません。

人通りは多くても、一日中お客様がゼロという日もあったりします。

みんなに祝福され、オープンしてからすぐに現実に引き戻されます。

モチベーションを保つのが難しくなる時期なのかもしれませんが、

独立を成功させる方はそもそもモチベーションなどでは右往左往していないように感じます。

その時に備えて、今やるべき事を黙々とやり
想定内なのか想定外な

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【物件選択より大事なこと】

【物件選択より大事なこと】

【テナント決めより大事なこと】

初めての独立、初めての物件契約…
新店舗の出店、新店舗の物件契約…

その時のテナント選び、慎重になりますよね?

とは言っても、
完全フリーランス以外で働いている美容師さんの多くは
「自分の好きなタイミング」で辞める事が難しかったりします。

勤務先との調整もあるでしょうから、
そちらの都合も考慮しつつ
物件探し&契約をしなければいけません。

かなり、自由は効

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広告

広告

今回は広告について僕の考えを
簡単に述べさせていただきたいと思います。

集客に関しての広告です。

代表的なポータルサイトHPBは
値上げや費用対効果でちょこちょこ話題に上がりますよね?

「うちのサロンはHPBから脱却する~」
「うちは紹介で事足りてるから大丈夫」
「撮影に取り組んで差別化を計る~」
「自社媒体を充実させる~」

いろんな意見がある事かと思います。

ただその前に、

まず、自

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物件

物件

独立を志しても

「これ」が決まらないと、
他が先に進まないというモノがあります。

独立の総予算はいくらなのか?
損益分岐はいくらなのか?
広告はどうしたらいいのか?
創業計画書は?

これら全部が進まなくなってしまいます。

その「これ」とは、

「物件」

です!

テナントなのか?
建てるのか?
居抜きなのか?
家賃はいくらなのか?
坪数は?
動力は?
配管は?
保証金はどのくらいなのか?

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自由=不自由

自由=不自由

「独立する」

独り立ちするって事ですよね,

自分で悩んで、自分で判断し、自分で決めていく。

「なんでもかんでも自分で決められる」という
超絶自由に見える状態がもしかしたら
一番不自由なのかもしれないです。

何してもいい!

あなたの好きにしていい!

「ただし、どうなっても知らないよ?」

というのが独立なのです。

独立するにあたっての最初の目標は様々ですが
「つぶさない」というのは重要

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店名

店名

お店の名前や意味って...お客様に覚えて欲しいですか?

基本、僕はどうでもいいと思っています。

もちろん覚えてもらえるなら覚えて欲しいが、

こちらから「アピール」してまで覚えて欲しいとは思わないです。

店名を覚えていようがいまいが、

うちに「ご来店いただければ」それでいい。

「再来店いただければ」なおいい笑

よく見るのが

「美容室 ○○○」

が一番大きく1番目立ってしまっている広

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価格表

価格表

料金の高い低いに限らず多くの美容室の入口に

「価格表(メニュー表)」

ってありますよね?

確かに値段をわかりやすく表示してあると、
利用者側からは便利です。

でも、小規模サロンに必要ですか?

実際に利用してもらわなければどんなお店かわからない。

サービスを受けなければ、
良いかどうかはわからないのが美容室のはずなのに

「値段で選んで下さい」

と自ら導いてしまっている。

考えてみて

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客単価

客単価

単価(顧客単価)について考えていきたいと思います。

急にサロンが「単価を下げる事」にしたとします。

もちろん
「売り上げが下がってもいい」という訳ではありません。

客数が欲しいという事が安易に想像できますよね?

つまり今までより…

「身体は疲れます泣」

例)
マンツーマンサロン
営業時間10:00~19:00
カット・カラーのお客様だけが来店するとして
カット・カラーに必要な時間は2時

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流行

流行

美容師さんは常に技術やケミカルといったものを
バランスよく学んでいる方が多いのだと思います。
そして感性も優れています。

また、新しい薬剤・機材を使った
「旬なメニューが好き」といった特徴をもっている方も
多いと思います。

常にアンテナを張っているため、
流行やブームは見逃しません。

「お客様に変化を楽しんでいただきたい」

この思いから撮影や講習会にも貪欲に参加しますので、
レベルもどんど

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信用情報

信用情報

借金やローンなどで延滞すると、
いわゆる「ブラックリスト」になります。

でも、実際に黒いリストがあるわけではなく
CICをはじめとした信用情報に
延滞情報が載ってしまう事をブラックリストと言います。

銀行やクレジットカード会社は
この信用情報を重要視します。

ブラックリストに載ってる状態では融資やローン、
クレジットカードの発行は難しいものになると思われます。

「借りたモノをきちんと返せる

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独立後5年以内に必要な事

独立後5年以内に必要な事

1人で独立し利益を出すのはさほど
難しい事ではありません。

「自分のやりたかった仕事を自分のペースで
出来れば、
雇われ時の給与と同じくらいでもいいや」
なんて方も多いと思います。

あくまでも個人的な意見ですが
1人営業の問題点は
「5年目以降」
だと考えています。

逆に言えば1人で出店し5年以内に苦しくなるようではどうしようもないということです。

マンツーマンサロンは
短期の成功ビジョン

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美容師独立、成功に必要な事

美容師独立、成功に必要な事

成功方法というか、失敗しない方法...

閉店したり廃業したりするのは何故だと思われますか?

「売上が悪いから」

ではありません…。

売上が悪いのが駄目なのではなく、

「最低限の目標売上が、上がらない」

のが駄目なのです。

多くの独立美容師が

「ココの認識不足」

により失敗している気がします。

「独立前」に把握していなければならない
「経費知識、バランス」

「独立後」に把握して

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売上≠利益 Ⅲ

売上≠利益 Ⅲ

「参入障壁」

前回大切なポイントとして書きました。

ビジネスにおいて、

参入障壁あり=入り込みにくい
参入障壁なし=誰でも参加可能

となってきます。

当然、自分のビジネスにおいての参入障壁は
高いほうがいいわけです。

僕らの業界の場合、
美容師免許や管理美容師免許も参入障壁と言えるでしょう。

そして基本的に
「永遠に同じ価値で売れるもの」は存在しません。

何故なら
「売れる商品はみ

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