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「誰も教えてくれない美容師独立」

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美容師が独立前に知っておいた方が良い事をまとめています。 知識を得ることで将来の選択肢が増えます。 ☆独立したい ☆融資の知識がない ☆独立は目的ではない、独立してからが大切… もっと読む
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#美容師だからできること

流行

流行

美容師さんは常に技術やケミカルといったものを
バランスよく学んでいる方が多いのだと思います。
そして感性も優れています。

また、新しい薬剤・機材を使った
「旬なメニューが好き」といった特徴をもっている方も
多いと思います。

常にアンテナを張っているため、
流行やブームは見逃しません。

「お客様に変化を楽しんでいただきたい」

この思いから撮影や講習会にも貪欲に参加しますので、
レベルもどんど

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売上≠利益

売上≠利益

「売上」が上がってきた時、
「利益」は上がってきてますか?

忙しくなってるだけでしょうか?

経営者の方
店長さん
スタイリストからアシスタントの皆さん

この辺りをどう考えてらっしゃいます?

「売上が上がってるのに利益が上がっていない」

こんな時は、サロン内の

「解決するべき問題」

が隠れてしまってる事が多いです。

改めて「利益」というものについて考えてみませんか?

皆様のサロンで

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自分の進みたい道は?

自分の進みたい道は?

「美容師は天職と思いますか?」

と質問された時、

皆さんは胸を張って「はい!」と言えますか?

何年も美容師という仕事を続けてきた人の中でも
「天職」と言える人ってごくわずかだと思います。

「とにかくお客様の髪を通して喜んで頂ければそれだけで幸せ」
と心から思う事が出来る方だけが美容師を
「天職」だと言い切れる人だと思います。

それ以外の方は、心のどこかで
「今の日常が一生続くなんて無理か

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リスクマネジメントと店舗規模

リスクマネジメントと店舗規模

独立するにあたって、長期に利益を出しやすくリスクマネージメントも含めた規模を考えていきたいと思います。

僕は美容室の経営形態は

「年数と比例してリスクは増す」

と思っております。

夫婦サロンやオーナースタイリストのみの形態、
スタッフもいて現状では利益を出していらっしゃる形態でも
やはり
「年数とともに集客力や求人力・情報力が著しく減る」
というのが、
長期的にみてネックなのは間違いありま

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損益分岐点

損益分岐点

これから独立される方々はなんとなくは
理解されていることだと思います。

簡単に言ってしまえば、
「ココ以上なら黒字 ココ以下なら赤字」の
「ココ」の部分の数字です。

美容室を経営維持していくには、売り上げの中から
様々なお金を支払っていかなければなりません。
家賃・人件費・光熱費・広告費・材料費等など…。

きちんと理解していないといわゆる
「どんぶり経営」に陥ってしまいます。

長期安定経営

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企業生存率を美容業界に当てはめる

企業生存率を美容業界に当てはめる

企業生存率、聞いたことありますよね?

企業が10年後に生き残っている確率…

「10%以下😰」

ただ、この生存率って実際どうなんですかね?

中小企業の90%以上が、
起業から10年以内に倒産してるって事ですよね?

美容室なんてほとんど
中小企業にもなれない個人事業レベルが大半ですから、
オープン10年以内に相当数潰れていないと計算が合わなくなります。

みなさんの周りではどうですか

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自己資金100万円での融資最大額

自己資金100万円での融資最大額

前回の自己資金100万円を
なぜ最低目標にしたかの続きです。

日本政策金融公庫の新創業融資制度によると、
想定している創業資金の1/10の自己資金、
創業資金1,000万円を想定していれば
100万円の自己資金が必要となっています。

つまり自己資金100万円+融資金額900万円で
創業資金1,000万円ということになります。

ただ、満額の融資を受けるためには、
相応の資料を用意しなければなり

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独立資金の貯め方

独立資金の貯め方

独立はお金が無ければできません。
身内に余裕があり借りるという方は別ですが、
どちらにせよ
経営をしていくのに計画性が必要です。

計画的に自己資金を貯め、
独立に至った方はその能力が優れている為、
堅実な経営をする事ができます。

ボーナスが無い美容師が
貯蓄する事は本当に大変ですが、
まずは「100万円越え」を目標にしましょう!

なぜ100万円を最低と目標にするのかは次回投稿で!
独立に向け

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独立はスタート、ゴールではない

独立はスタート、ゴールではない

独立を目指してる美容師さんは多いですが、
独立は決してゴールでは無く
新たなスタート(ステップアップ)と理解していますか?

とはいえ僕は「身近な人に喜んでもらいたい」と思って
「美容師」という職業を選択しました。

カリスマブームを高校生の時に経験しましたが
華やかさや有名になりたい等は微塵もなく
ささやかな気持ちから志しました。

クソみたいな美容学生とアシスタント時代を経て
(詳しくは自己紹

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そもそも経営を学べない

そもそも経営を学べない

美容室経営が失敗するパターンの3つ目です。

Ⅲ.キャッシュアウト

独立から10年持たずに倒産する原因として
倒産、廃業となるとこの理由が
1番多いのではないでしょうか?


美容室経営は代表的な自転車操業(現金商売)です。

売り掛けが発生するといってもクレジットや
QR決済の支払い位であって、
そのラグも年々短くなってきています。

「オーナーがサロンできちんと美容師している」のにも

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あの〜、お話しがあるのですが…

あの〜、お話しがあるのですが…

Ⅱ.スタッフの離職

美容室経営で人の悩みはつきものではないでしょうか?
特にタイトルのフレーズを言われた事のある経営者さんは
戦慄を覚えますよね。。

スタッフが辞める=売上減、事業計画の練り直し…

ただ、1店舗を運営するだけなら
オーナーご自身だけでも維持できるはずです。

その反面、体調を崩すなどで自分が現場に立てなくなると
即アウトもあり得る状態です。

コロナ禍に入り、リスクと隣り合

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