人懐っこい

よく考えると「人懐っこい(ひとなつっこい)」ってあんまり使わない言葉ですね。
すごくよくわかるのに。すごくいい響きの言葉なのに。
いまやペットにしか使わないのかな。

調べたら2017年らしいのですけど「この声をきみに」というドラマがあって
そこに「福島邦夫」という人物がいます。脇役で。
この中年男を一言でいうなら「人懐っこい」のだろうと思います。とても面倒な主人公(これまた中年男性)といともあっさり友達になって見せ、心を開かせてしまう人物です。

アンバランスな主人公が、支えが必要なときにそれとなく現れて、落ち着きを与えます。
この人物に羨ましさを覚えないひとは…そもそもこういうひとなんじゃないか(笑)と思いますし、ほとんどのひとは自分がこの人物のようであれば…と思う、か、少なくとも身近にいるとほっとする人物、です。
(四六時中そばにいたらどうだろう?やっぱりちょっと窮屈なのかな)

マネジメントの本分は「技能」なので、状況に応じて適切な方策を選択し迅速かつ正確に実施することがもっとも重要なんだろうと思いますが、チームが長く成果を出し続けるためにはマネージャの人間味だって大事。
マネージャとして、「邦夫さん」のような要素も持ちあわせていたいものだなぁ、そんなことを思うのでした(笑)

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