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VISA面接を受けにアメリカ大使館へ行ってきた

 アメリカ大使館に行ってきました。
小さい子どもは付いてこなくてよいということなので、夫婦で無茶苦茶緊張して入口へ。屈強なサミュエルエルジャクソンみたいな門番に不愛想に案内されると思っていたら、志村けんみたいに優しそうな爺さん集団が登場。「うん、ポケットの中のものね、籠にいれちゃって~」と暢気なトーンで案内してくれて我々の緊張をほどいてくれるではないですか。アメリカ大使館、シルバーサービスに頼んでいるのかもしれない。
荷物をお爺さんに預けたら、空港の身体検査ゲートみたいなものを通って、無事通過。お爺さん集団とのお付き合いはこちらで終了。
 その次は殺風景な面接の建物へ。見た感じ、かなり古い。雰囲気としてディズニーランドのスペースマウンテンあたりにある一番古臭いレストラン。オシャレとか気にしてたら鼻で笑われる感じ。国‼軍‼トップガン‼
 並んでいる間に書類の順番を整えておくよう言われます。クリアファイルにパスポートの写真面を開いて表面に、裏面に予約バーコードが来るように、など非常に細かい感じで、緊張する~!!
 中に入ると、まず子連れの家族のために、遊びスペース。その後ろはずらーッと窓口が並んでいて、それぞれ衝立があって横は覗けない感じ。クネクネ列に並ばされて、まずは窓口で書類チェック。指示された支払窓口でお金を払って、レシートっぽいものを渡されて、わからないまま握りしめて、指紋採取窓口へ。
 ニコニコした外国人の中年女性が夫に英語で指紋の台に手を載せる様に指示。次に私に「ヒダリテオネガイシマス」「ハイ」……って私だけ日本語!バレとる!なんで話せないってわかるんだろう。プロって凄い。完全に見抜かれた後はついに面接。外国人の若そうでLLBean着てそうな気のいいお兄さんが、夫に「オシゴトハナンデスカ」「ヤクショクハナンデスカ~」。遂に夫も英語しゃべれないと思われている。「ショルイハ1シュウカンクライデトドキマス」あっけなく終了!面接、3分未満。そして一度も話しかけられなかった。もしかして見えてなかったかもしれない。私、今日一日くっ付いて歩いてただけだったんですけど……30分で指紋とるときに「ハイ」って声出しただけなんですけど……。
 これで帰ったら悔しいので、マーキングしたろう、とトイレに寄ったところ、個室の上と下が開いてる!!めっちゃアメリカ!!アメリカ来た~~~!!
壁には額に入った独立宣言のレプリカが飾られていて、唐突~。ど、独立宣言……色んな宣言とごちゃごちゃになっているから世界史の参考書もう一回読まないとダメかも~。 

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