響/Hibiki

現役医学生かつLGBTQ+当事者の僕が、自分の属性だったり全く関係のないことだったり、…

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現役医学生かつLGBTQ+当事者の僕が、自分の属性だったり全く関係のないことだったり、色々なことをときどき真面目に考えてみる場所です。世界にはこんな考えを持った人もいるんだなくらいの軽い気持ちで眺めていただければ。 ときどきインスタもやれたらいいなの気持ち。

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初めましてのご挨拶と、僕について。

初めまして、響です。 ご覧いただきありがとうございます。 自分が日々なんとなく考えていることと、その時間経過による変化を見れるようにしたいな、という思いがあってnoteを始めることにしました。なので特に自己紹介などはせず、つらつらと思うことを並べていこうかなとも考えたのですが、自分の考えというものを世に出す以上、僕という人間のバックグラウンドが簡単にでもわかっていたほうが読みやすいかな、と思ったので最初は軽く自己紹介をしようと思います。 僕自身のこと私立の中高一貫校を卒業

    • 結局人生がどうでもいいんだよね、っていう/「医師になろうと思ったきっかけ」の続きの話

      五月病が一向に改善の兆しを示さないまま、もう6月が終わろうとしている。 今年の五月病はやけに脱出の見通しが立たない。 昨年の僕は今の僕と別人かと思うくらい真面目だった。 今でもほぼ欠かさず講義に出席して話を聞いてメモを取ってはいるけれど、よそに意識が向いてしまってあれ今何話してたっけ、ってなるような時ばかりだ。一言一句聞き逃すまいと必死に集中してメモを取っていた昨年の自分はどこに行ったのだか。 まあ大方理由はわかっている。ただ抜け出す方法が一向に見つからない。 とは言って

      • 医師になろうと思ったきっかけ

        夢も将来の目標も何もなかった高校一年生の僕は文理選択をしたとき、とりあえず理系を選んだけれど医学部にだけは絶対に行かないと思っていた。 何の因果か、今その医学部に通っている。 他人の体調不良が苦手だったし人間の臓器とか絶対に見れないから絶対に行きたくないと思っていた。(ちなみに前者の理由で教員にも絶対になりたくないと思っていた) その二つはいつの間にかどこかに行ってしまって、今では全然なんともないのだが。 医学部にだけは絶対に行かないと思っていたけれど、かといって理系に何

        • かつて友人だった、あるひとりの同級生の話

          大学の講義が急遽オンデマンドになって真昼間に2時間の空白ができた。 ここ最近の忙しさで完全に限界を迎えていた僕は1時間弱の睡眠をもぎ取るためだけに一時帰宅し、ほとんど気絶するように眠った。(1時間だけのためでも帰宅して睡眠を取らないとまずいと思って実行するくらいなのだから、相当限界である) そして、夢を見た。 夢の中で、心を殺した。 友人Yの。度々僕のnoteに今度きちんと書く、と言いながら登場している彼女である。 自分の放つ言葉が彼女の心を切り裂いた感覚を、はっきり、全

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        初めましてのご挨拶と、僕について。

          頑張る?

          頑張るって何だろう、って思う。特に最近よく。 僕の同級生や先輩たちは(後輩たちはまだ出会って日が浅すぎるので今回は除く)、仮にも受験戦争を勝ち抜き国立医学部の合格を手にしているだけあって、勉強が上手い。なんとなく変な言い方だが、勉強ができる、成績がいい、というよりむしろ、「勉強」という行為が上手い、と見ていて思う。 もちろん勉強ができるし成績もいい人たちなのだが。なんというか、勉強というフィールドにおいて最小限の投資で最大限の結果を出す、とか、勉強を頑張ることそのもの、とか

          毒を吐く、風邪をひく。

          たぶん風邪をひいた。昨日から若干喉が変で嫌な感じだなと思っていたらなんとなく頭が痛くなってきたし寒い。 20年ほど生きてきて、風邪をひいたことがほとんどない。体調不良は数多あるが、感染症でないただの風邪をひいた記憶なんて皆無に等しい。 つい先刻人生で初めて風邪薬を飲んだ。そんなレベルだ。 なんとなく、溜め込んだ毒を吐いたことで風邪をひいたようなそんな気がしている。なんだろう、かつてどこかで聞いた、言えないことを言えないまま溜め込んで、どうにか逃がそうとして熱を出すみたいな

          毒を吐く、風邪をひく。

          努力と感謝 明るくない話

          ああ自分って世界に愛されていないんだな、って思う瞬間ってありません?たぶんあると思うんですけど。 冷静に考えたら誰にも愛されてないなんてことはたぶんなくて。なぜならきっと世界中の全員に愛されることができないのと同じように世界中の全員に嫌われることもできないから。 だけどそれを頭でわかっていてもそれでも愛されていないんだなって自分の中で納得してしまうことってたぶん誰にでもあると思うんですよ。きっと。わからないけれど。少なくとも僕にはあります。 誰かが何かの仕事をして、感謝の言

          努力と感謝 明るくない話

          僕の少数派な面の話、恋愛編

          初めて好きになった人は同性だった。正確には"好き"のような感情を抱いた相手、だし生物学的に同性、でもって初めても何も唯一だけれど。 中高の同級生だった。ちょうど去年の今頃高校を卒業してから一度も会っていないので顔を合わせなくなってもう1年経つ。向こうが浪人を選んだという話までしか僕は知らないので進学先も当然知らないし、急に連絡するほどの仲ではなかったし(そうすればきっと答えてくれるだろうけれど)、よほどのことがないかぎり今後会うこともないだろう。 顔も合わせず連絡も取らない

          僕の少数派な面の話、恋愛編

          僕の少数派な面の話、性別編

          自己紹介第二弾のようなそんな話がいくつか続きます。なんだかきちんと目次をつけて書くタイプの字書きではないな、と思ったので、長々と文字が並ぶ記事になります。 生まれながらの自分の性別に嫌悪感というか受け入れられないというか、自分のはまっていい場所ではないという感覚がある。かといって逆の性別になりたいか?と言われるとそれもまた受け入れられないな、と思う。 そんな感じの感覚というか、周りの人間となんだか確実に違うなっていう感覚はたぶんどこかでずっとうっすら持っていて。何のきっかけ

          僕の少数派な面の話、性別編

          2024年、やりたいこと100個。

          去年の暮れ、自分の日々の怠惰な生活をなんとかしたくて手帳の書き方とか計画の立て方とかを調べていたとき、年の始めに立てた100個の目標を達成するべく日々の予定に組み込んでいる、という投稿をインスタで見かけまして。ちょうど自分のやりたいことを整理したかったというのもあり、やってみることにしました。 始めた理由の話大学生になって行動範囲が広がって、勉強内容も変わって、新しいコミュニティに所属して、環境の変化と新しい出会いがたくさんあった2023年。それに伴って小さなものから大きな

          2024年、やりたいこと100個。