2024年、やりたいこと100個。

去年の暮れ、自分の日々の怠惰な生活をなんとかしたくて手帳の書き方とか計画の立て方とかを調べていたとき、年の始めに立てた100個の目標を達成するべく日々の予定に組み込んでいる、という投稿をインスタで見かけまして。ちょうど自分のやりたいことを整理したかったというのもあり、やってみることにしました。


始めた理由の話

大学生になって行動範囲が広がって、勉強内容も変わって、新しいコミュニティに所属して、環境の変化と新しい出会いがたくさんあった2023年。それに伴って小さなものから大きなものまで、色々なやりたいことが新しく見つかったほか、進学がきっかけでずっとやりたかったことに取り掛かれそうな見通しが立ったりもして。日々の生活の中でこれがやりたい!と思う機会は多々あれど、それはただの思い付きに過ぎなくて。このままただ漠然と思っているだけでは何も達成できないままで終わってしまうなと思っていました。
限りある人生の中で、数あるやりたいことを全部できるとは限らないけれど、できるだけやってみるために、やりたいことの整理からしようと思ったのがひとつ。

もうひとつ僕の中で大きなものが、ちょうど冒頭のインスタの投稿を見つけたあたりの時期に思い返していた、とある友人からの言葉です。この子はきっと今後もちょくちょく話の中に登場すると思うので、仮にYと呼ぶことにします。
僕がYからその言葉をもらったのは、1年ほど前、高校三年生のときのことです。進学という名の人生の分かれ目に立ちながら、いろんな理由があって自分の人生を真剣に考えることを放棄している僕のことを心配して送ってくれたメッセージの中の言葉です。
彼女と僕の話とか、自分の人生を真剣に考えることの話とかはまたいつか別の機会にちゃんと書きたいなと思います。
ともかく、その当時のY曰く、
(自身も少数派に属する一個人として)「少数派は普通に生きていたら、ある日急に流れに吞み込まれて望まない状況になりかねない」
「だから非現実的でも自分の人生の理想を持っとかなきゃいけない。理想があればそれに近い選択ができると思うから」。
今じゃなくてもいいから、できるできないは関係なくあくまで僕がどうしたいのか考えてみてほしい、と。
その言葉は1年経った今も僕の心の中にしっかりと存在していて、Yは僕にとって色んな意味でかけがえのない友人だから、心配してくれるその言葉をちゃんと受け止めていつかはきちんと考えないとな、というのが二つ目の理由です。
元々自分でもいつかは立ち行かなくなるから考えないとなと思ってはいたのもありますが。でもたぶんそれだけだったら立ち行かなくなるまでずっと後回しにしていたと思うので、彼女からの言葉は大きいと思います。きっと。

こんな感じでやってます、という

さてなんだかちょっと真剣な話になってしまいましたが、2024年の自分に対する自戒も込めて(自分の中だけで目標設定しているとなかなか実行しないタイプなので)、実際に書いたものの画像を貼っておきます。

2024年やりたいこと100個。手帳の後ろのインデックスのページに書いてみました。

実際に書き出してみて、小さなことでいいとはいえ1年間でやりたいことを100個見つけるのはかなり難しいなと思ったので(僕は3日ほどかかりました)、そんなに目新しいものがあるわけではありませんがもし今後やってみようかなという方がいれば参考にどうぞ。

こうやって見てみると、純粋にやりたいことの他にも、やるべきなので出来るようになりたいこととか、やると気分が上がるものとかも結構ありますね。

現時点での感想

まず、書き出すのにはかなり時間がかかりました。普段からやりたいことは見つけた時に書いていないと、なかなかいざという時には思い出せないなと実感しました。でも自分と向き合うという意味ではいい時間にはなったと思います。個人的には、年末年始の比較的時間があってなおかつ年を跨ぐ節目のタイミングでやりたいことを書きだしてみるのは理にかなっているなという感じ。100個でなくても書ける数でいいかなとは思いましたけど、なかなか埋まらない中で半強制的にやりたいことを見つけ出してくるのもそれはそれでありなんじゃないかな、と。それがストレスにならない程度で、という条件は付きますが。

実際に書き出してから少し生活してみて、個人的には結構楽しいです。いくつか既に達成できたものもあって、たくさん書き出してあるやりたいことに徐々に完了のマークを付けるのは自分がそれをやったんだ、という事実が可視化される瞬間なので心が少し踊りますし、ともすれば自信を失ってしまいがちな人間としては「何かを完了した事実」が可視化されるのは有効なものなのかなと思います。その時に見て自信を取り戻せるかはまた別の話、というのは置いておいて。
生活面に関しても、書き出したことで気を付けられるようになったこともあります。例えば実際今年になってからかなり果物を食べていたりとか。

今のところ僕にとって一番いいのは1年の中で具体的にはっきりとした期限を決めなくてもいいところかなと思います。期限を決めたほうがやるのはわかっているのですが、本来自発的にやりたいと思ってやっていることなのに期限に迫られて嫌になってしまったり、自分で決めた期限も守れないのが嫌でさらにやる気をなくしてしまう悪循環に陥ったりしてしまいがちなので。1年間というゆるっとした期限が今の僕にはちょうどいいのかもなと思っています。でもそれで結局やらなかったら意味がないのでそこは少し気を付けながらやろうと思います。

また2024年の終わりに改めてどれだけ達成できたか、1年やってみてどうだったか振り返ってみたいと思います。それまでちゃんと続けられますように。

2024.1.16



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