実は塩ってすごいんです。

こんにちは。美咲です。
今回は身近だけど意外と知らない「塩」について。

「最近血圧が高くて塩分は控えてるんだよね」
「塩分とりすぎて今日むくんでいるんだよね」
こういった会話を聞いたことがある方も多いはず。

私も塩のとりすぎは良くないという知識はあったものの
塩が私たちにもたらす恩恵は知りませんでした。

そして日常に取り入れられる健康維持方法に「調味料にこだわる」ということを知り、「塩」にも種類があることを知りました。
「塩は塩でどれも一緒でしょ。」と思っていた私はそれだけでも驚きです。

今回は塩にも種類があることを知っていただき、塩の恩恵について
一緒に学んでいけたらと思います。

塩は何でできている?

まず調べて驚いたのは、塩=塩化ナトリウムではありません。
塩は様々な塩化物の集合体であって、塩化ナトリウムの別名ではないんです。
どういうことかというと、塩には塩化ナトリウムのほかに微量のミネラル、例えばマグネシウム、カリウムやカルシウムなども含まれています。
これらの集合体が塩というわけです。
そしてカリウムやカルシウムは血圧や神経の働きに欠かせない成分です。

ちなみにミネラルは人体に必要な栄養素の一つで、カルシウム、リン、亜鉛、カリウムなどの総称です。
ミネラルは体内での合成ができず、不足するとさまざまな不調が現れます。

つまり、塩の中の成分とその比率によって効果が異なります。
そして製法次第で、その含まれる成分は大きく変わります。

塩の種類と代表的な塩の製法

いくつか代表的な製法をここで紹介します。
まず塩には、大きく分けて海塩と岩塩があります。

◆海塩

海塩は、海水から作られる塩のことで、その製法は非常に多様です。
海外では、海水を塩田にひきこみ、6ヶ月から2年かけて天日(太陽と風)で水分を蒸発させ、濃縮し、結晶化した塩を採取する方法が一般的です。
この方法は、雨量や湿度が非常に低く、大きな土地がある場所での塩作りに最適です。
しかし、日本のように降水量が多く、広大な塩田を作りにくい場所では、海水を濃縮して濃度の高い塩水にし、釜などで煮詰めて塩を作る方法が主流になります。(海水を濃縮する方法や煮詰める方法は多様です)。

◆岩塩

一方、岩塩は、遥か昔に海だった場所が地殻変動などによって地中に埋まり、海水の塩分が結晶化して長い時間をかけて地層となったものです。
岩塩ももとは海水からできたものですが、岩塩層を含む鉱山や地中を掘削して掘り出したり、岩塩を溶かしてからくみ上げたり、あるいは塩湖などから結晶した塩を切り出したりする方法で採取されます。
世界の塩の約60%が岩塩ですが、日本には岩塩層がなく、岩塩を採取することはできません。

塩の大まかな種類

・精製塩
・再生加工塩
・天然塩(もしくは自然塩)

「精製塩」は、ほぼ「塩化ナトリウム」のみで構成されている純度の高い塩で、ミネラルが失われているため、言ってみれば「しょっぱい」だけの塩です。

「再生加工塩」は、精製塩や輸入した塩に、にがりや海水を添加して作られたものです。

「天然塩」は正確な定義はないものの、海水を原料として天日で乾燥させたり、釜で煮詰めたりして作られたもの、または岩塩や湖塩などもそれにあたります。ミネラルが豊富に含まれています。

ミネラルが極端に少ない「イオン交換膜製塩法」で作られた工業的な「精製塩」は避け、できるだけ「天然塩」に当たる「平釜」「天日」の塩を選ぶことで塩の持つ恩恵を受けることができます。
パッケージや値段で判断せずに、どういった成分がどれくらい含まれているかをチェックすることが健康を守るうえで大事とのことです。

昔の人々は塩が健康にいいことを知っていた?

話は変わって、塩の歴史を少しお伝えすると、塩は、料理や調味料として古くから使われています。その起源は古代エジプトにまでさかのぼります。
その後古代ギリシャやローマに伝わり、お金にもなるほどの価値があったと言われています。
ローマでは塩(sal)から健康(Salus)という言葉が生まれるほど塩は健康にいいとされてきました。
昔の方が塩が健康にいいことを知っていたのですね。

塩がもたらす効果8選

ここでミネラルのバランスが良い塩がもたらす良い効果をまとめてみました


  1. 新陳代謝の促進 

  2. 筋肉活動の活発化

  3. 熱を発生させる

  4. 体内電流を流す

  5. 栄養素を吸収させる

  6. 酵素を活性化させて腸の動きを上げる

  7. 爪・骨・歯。人間の固い部分の材料になる


1新陳代謝の促進
 細胞に栄養を取り入れ老廃物を排出する成分交換をしてくれる

2筋肉活動
筋肉を引き締めたり、緩めたりします

3熱を発生させる
熱いときは汗で塩を出し体温を下げ、寒いときは水分を出し塩分濃度を上げて体温を上げます。体温を上げる唯一の物質です

4体内電流を流す
神経は脳幹の電気信号でコントロールされています。ミネラルが電流をスムーズに流します
体内電流は正常な身体の状態を保つために重要な役割を担っています。 血液やリンパの流れ、脳や心臓の動きはこの生体電流によって機能しています

5栄養素を吸収させる
浸透圧により栄養素を身体の隅々にまで送り届ける

6酵素を活性化させて腸の動きを上げる

7爪、骨、歯。人間の固い部分の原材料になる

塩は身体の様々な場所でたくさん機能してくれているのです。


ミネラルのバランスがいい塩が私たちにとっていい効果をもたらすことは
知りましたが、では実際にどんな塩を買えばよいのか
いくつか調べてみました。

オススメのお塩


ぬちまーす 111g 1200円 https://amzn.asia/d/5Tbwmve
雪塩 120g  860円 https://amzn.asia/d/icPbKom


スーパーに行けば1kg 400円ぐらいの塩も販売してるので、やはり身体にいいとされている塩は少しお値段がします。


そんな健康のために塩にこだわり始めたところ
こちらの塩「羊水塩」にであいました。
羊水の塩?という名前のインパクトもさることながら、ミネラルのバランスは太古の海やお母さんのおなかにある羊水と同じに調整しているとのこと。興味深い。。。

泉州塩業さんによるとミネラルの含有量が食塩の10倍以上!これはすごい。
原料も安全な国産の海塩(赤穂・鳴門・周防他)と塩化物類、そしてにがりに含まれる微量ミネラル群です。
気になるお値段は、500g 400円!1kgでも800円。コストパフォーマンス最強です。。
お風呂に入れることで生後初の羊水を体験できます。


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