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苦手なことに挑戦中 〜音声配信をはじめました〜

音声配信アプリ「stand.fm」(スタエフ)で配信を始めて約3ヶ月が経ちました。

私にとっては2022年から始めた「新しい挑戦」としてとても学びが多い経験だったので

・どうして始めたのか
・始める前にしたこと
・継続するためにしたこと
・続けてみて思ったこと
・今後の目標

について書いてみようと思います。

これからstand.fmをはじめとした音声配信を始めたい方にはもちろん、その他のことでも新しい何かに挑戦したいなと考えている方にも、初動はこんな風に動けばいいのかという参考になる部分もあると思うので、お読みいただけると嬉しいです。

𓇼stand.fmを始めたわけ


元々音声配信を聴くのが大好きでした。

Podcastやvoicyなども含めるとほぼ毎日聴いています。

でも自分が配信をするのは絶対無理だと思っていました。
話すこと、しゃべることが人一倍苦手だからです。

頭で言葉が思い浮かんでもそのまま口に出ず、一回頭の中で「これは口に出していいんだっけ?」と考えているうちに周りは違う話題に移ったりしていて、喋るタイミングが掴めず……。
いつも聞き役に回ることが多いです。

早く喋ることもできないし、滑舌も悪い。ハキハキ綺麗に話せずナヨナヨした喋り方をしてしまう。女性にしては低い声もコンプレックスです。

だから聴くのは大好きで興味もあるけど、自分で配信するのは絶対に無理だと思っていたんです。

でも2022年の夏ぐらいから「それでもちょっとやってみたいかも……」という自分の本心が表に出てきました。

それで「もし自分が音声配信をやるなら?」という妄想はしていたのです。

喋ることが苦手な私が音声配信を目標にするなんてとんでもない、夢にすら掲げられない、と思っていましたからあくまで妄想レベルです。

それでなんとなく自分がやるならスタエフかな?と考えていました。

バックの音楽が豊富な中から選べる、サムネイルの写真を配信毎に変えられるなど世界観が作りやすそうなので、インスタで作ってきた世界観をそのまま持ち込みやすそうだなと思いました。

それにインスタで繋がった手帳アカウントさんで実際にスタエフをしている方が何人かいたのも大きかったです。

そして、私が配信できることと言えば、ニュースやビジネス、自己啓発や勉強系などではなくライフスタイル系かなとも思っていたので、その点でもライフスタイル系の配信者さんが多いスタエフが合っているかなと考えていました。

こんな風に妄想だけはしていたんです。笑。

そんなタイミングで、これは運命みたいな話なんですけど、スタエフのスタッフさんとお話しする機会がありました。
(インスタのご縁は本当にすごい)

これはもうこの波に乗るしかないと思って、そのスタッフさんとお話ししたその日にスタエフを始めました。

(ちなみにスタッフさんとはお話しをさせてもらっただけで案件とかは何もないですよ!笑)

𓇼始める時にしたこと

スタエフのUIデザインを確認

まず最初にスタエフのUIデザインを確認して、プロフィールや自分の投稿方法を整えました

UIデザインを先に確認してからプロフィールなどを整えないと、初見の方に私の情報が伝わらないからです。

まず自分のチャンネルページのUIデザインを確認しました。

1番上にアイコンが四角で大きくドーンと表示される。
その下に太字でチャンネル名。
その下に細字で名前。

チャンネル紹介文は「もっとみる」を押さない状態だと2行しか訪問者には見えないUIデザインになっています。

そしてその下の告知が意外と目立つ。

このチャンネルページの第一印象をどれだけ綺麗にしておけるかが、フォローしていただけるかどうかの最初の関門だなと思いました。

それで以前使っていたアイコンだと大きく表示されたときに暗い印象になったので(元からちょっと自分の投稿とズレていて変えようかなと思っていたのもあり)スタエフのUIデザインに合わせてアイコンを白っぽいものに変えました。

以前のアイコンについて書いたnoteはこちら


そして、チャンネル名を「暮らしの余白ラジオ」、チャンネル紹介文はあえて最初から2行使わず改行することで「聴いて暮らしを整える」という文言だけがシンプルに見えるように入力しました。

この2つだけでとりあえずチャンネルページに飛んでくれた方は「暮らし系だな」ということが伝わると思います。

そこから興味を持ってもらえるかどうかは、下にスクロールしてやっと見える各配信のサムネイルとタイトル勝負だなと思ったので、次はサムネとタイトルの表示UIデザインがどうなっているかの確認に移ります。

サムネとタイトルの表示UIデザインを確認するには自分のチャンネルページだけでなく、ホームでの表示UIデザインを確認する必要がありました。

ホーム画面のUIデザインに表示されている画像はほとんどが各配信のサムネです。(たまにチャンネル自体のオススメだとアイコンが表示されることもありますが。)

ということは各配信のサムネはとても大切だということがわかります。

そして、ホームではタイトルが全部表示されず途中で切れているものが多かったです。

ホーム画面で目が行きやすいのはやっぱりサムネですし、私はタイトルが長くなりがちなので、サムネに文字入れをしてタイトルが目に入る形にした方がいいなと考えました。

こんな風にスタエフのUIデザインに合わせて、プロフィールや投稿方法を整えました。

ちなみに配信のコンセプトや方向性はガチガチに固めず、なんとなくライフスタイル系〜ぐらいにしておきました。

これは私が音声配信初心者で自分が何を語り続けられるかわからなかったからです。

そして最後、始めるに当たって大切なこと。

1本目の配信はハッシュタグ「#はじめまして」をつけるとすごく聴かれるから、そこでちゃんと興味を持ってもらえるかが勝負と聴いていたのでしっかり構成を考えて投稿しました。

𓇼始めるにあたっての情報収集


何かを始める時は情報収集がとても大切です。

効率が全然変わってきます。

何かを始めるときは戦略を立てると思いますが、戦略とは「戦いを略す」ことです。

どうすれば省略することができるか、戦わずに済むかを考えることが大切です。
それを考えるために情報収集は欠かせません。

ネット上にあるスタエフの情報は一通り目を通しました。
(このnoteもこれからスタエフを始める方の役に立つといいな)

でも、ネット上にある情報だけではなかなか内側の実情が見えてこなかったので、すでに音声配信をしていたお二人の方に教えてくださいと頼りました。

人の持っている情報、しかも実際に自分でやってきた経験としての情報ほど貴重なものはありません。

もうすでにやっている方が周りにいるというのは本当にありがたいです。
リアルの世界だけではなかなか行動している人に出会えなかったりするので、そういう意味でもネットは広い世界で実際に動いている方と繋がることができてすごいなぁと思いました。

そしてそのお二人から

・どういう風にネタを出しているのか
・どのタイミングで収録しているのか
・ライブ配信にはどういう意味があるのか
・聴いてもらうための工夫をどうしているのか
・スタエフやその他音声配信のリアルな数字はどんな感じなのか

など色々教わりました。

たぶんお二人の話を聞かずに自分1人で始めていたら闇雲な配信をしていたと思います。

リアルなお話を最初のほうで聞けたからこそ、私の中でも基準ができました。色々教えて下さったお二人に今でも本当に感謝しています。

何かを始めたいと思っている方はすでに実行されている方のお話を聞けるようなら聞くのが1番だと思います。
人が想像する以上にネット上に上がっていない話は多いのです。

𓇼始めてから 〜続けるために工夫したこと〜


量か質か

まず音声配信を始める時『量でいくか、質でいくか』を考えました。

関連noteはこちら


何かを始めたり、続けていくにあたって「今、自分は量を意識するべき時期なのか、質を意識するべき時期なのか」を考えることはとても大切です。それによってやり方が大きく変わっていきます。

もちろん「量も質も、どちらも」でいけたらベストですが、私は育児中でそんなの無理なので……笑

今回の私の場合は「量」でいくことにしました。

最初に書いた通り、話すこと自体が苦手すぎて質を追求できるレベルでないからです。

まずは「量」で経験値を積むことを目指しました。そして今もまだまだ量をこなす日々です。

ということで、とりあえず毎日配信から始めました。
……が、私には毎日配信は負担が大き過ぎました。

慣れていないのもありますが、ネタを出すのにも必死、収録するのにも必死で毎日がスタエフをすることに追われている感じになってしまい、ちょっとスタエフのことが嫌になりそうでした。

流石に毎日配信という目標設定は私にとってキャパオーバーだったのです。

量をこなそうと思っていたのに最初から挫折!

でもそこから仕組み化フェチの血が騒ぎました。笑。
体力がない私は色々なことを仕組み化や効率化で乗り越えてきたので笑。

毎日は無理でもある程度の量稽古をこなすために週5配信は頑張る。そう決めました。

そして「質は意識しない、週5配信を続けることが1番の目標」として、続けるための仕組みを作りました。

量をこなすために決めたこと

まずは配信日時を宣言しました。
「月火水金土の16時配信をします」(後に17時配信と変更)と告知に投稿しました。

まだまだフォロワーさんは少ないのでこれを楽しみに17時すぐに聴きにきてくださるという方はほとんどいません。

でも自分への強制力となりました。
これを設定していなかったら、自分に甘くなって今日はサボってもいいやとなる日が多発していたと思います。

また配信時間は今17時配信としているのですが、これも質より量と決めたからこそ。

夕方に配信したほうが聴かれるとかそういう根拠は全くありません。
日中に万が一撮れなくても娘のお昼寝中に撮ってギリギリ17時なら流せるからという、自分の生活リズムにただ合わせただけの設定です。

各配信の紹介文(キャプション)もほぼ毎回コピペです。

ここは簡単にでも配信内容についてまとめていたほうが、後から自分が見返す上でもいいはずだとは思っています。
でもそれがめんどくさいのです。

キャプション書きが面倒になって配信の量をこなせなくなるぐらいなら、今はコピペでいいやと思っています。

ハッシュダグも同じです。全然研究できていません。

サムネ画像も上で書いた通り、こだわったほうだ良いところです。質にこだわるなら配信内容に合ったものを撮るべきでしょう。

でも今それをしてしまうと負担め自分が潰れてしまうので、サムネ画像はインスタ用に撮ったものを使い回しています。

配信内容は、最初は箇条書きで簡単に下書きをする程度、そして1度聞き直してからアップロードをしていました。

ですが私の喋り下手な性格にこの方法は合わなかったので「しっかり下書きを作ってから喋って、アップロード前に聴き直しはしない」に変えました。この方法のほうがスピードが上がりました。

またリアルタイム配信は意識せず、貯め録りでやっています。なので3日前〜前日に撮った配信がほとんどです。
(そのためコメント返信も遅れてしまっています。すみません)

こんな感じで「量」にこだわった仕組み作りをすることで、3ヶ月間週5配信を続けられています。

(年末年始は告知をしてしっかり休みました。休みますという告知は、1月4日には再開するぞという自分への強制力を働かせるためにしたようなものです。笑)

週5配信は決してラクにこなせるわけじゃないけど、ちょうど良い負荷になって喋ることが苦手な私を鍛えてくれています。

「量か質か」を考えた時に「質」でいくと決めたら、週2〜3配信でいくでしょう。朝配信のほうがより多くの方に聴かれるかもしれません。
キャプションもしっかり書くし、サムネイルも専用の写真を撮ります。下書きをガッツリ作るだけでなくアップロード前の聴き直しもしっかりすると思います。

でも今の私は「量」が大切な期間なので、そういったクオリティを上げるための部分は捨てました。

作戦を考えたり、仕組みを作っていく時に「量でいくのか」「質でいくのか」では全然取るべきスタイルが変わってくるので、今の自分はどちらなのかを判断することはとても大切です。

𓇼3ヶ月続けてみて思ったこと

インスタでの経験がとても役に立つ


あえてチャンネルのコンセプトをガチガチに固めなかったことは正解でした。

先ほども書いた通り、自分が何を喋り続けられるかわからなかったというのもありますが、需要が高い求められる内容ばかりを配信するんじゃなくて、自分が喋りたいことを喋って、それについてきて下さる方がフォロワーさんになってくれるといいなぁと思ったからです。

そして3ヶ月続けてそうなってきているんじゃないかなぁと思います。

私の場合、インスタグラムで手帳の発信をしているので、やっぱり手帳術の配信のほうが数字は伸びやすいのですが、最近は全く手帳を話題に出していない配信でも数字が伸びるようになりました。

これは自分が好きなことを思う存分喋れるのでとても楽しいです。

と言っても自分語りばかりをしていたら、やっぱり聴いてもらえないし、フォロワーさんもついては来てくれません。

自分が喋りたい内容ではあるけど、自分本位じゃなくてリスナーさん本位な配信、聴き手にちょっとでも意味のある内容になるように工夫はしています。

そして、ここでインスタグラムでの経験がすごく活きてきました。

「サムネ、タイトル、話の構成」

これはインスタの投稿をする際にずっと頭を捻って考えてきたことです。

インスタの『どうしたら読んでもらえるか、見やすいか』はスタエフの『どうしたらクリックしてもらえるか、聴きやすいか』とほぼイコールです。

どこかで積んできた経験は無駄にならないんだなぁと思ったと同時に、今スタエフで積んでいる経験もいつかどこかに繋がってくれるといいなと思いました。

音声配信は楽!

また、スタエフは私の場合「質より量!」と上で何度も書いてきたのですが、この量をこなせるのは音声配信ならではだとも思いました。

本当に最初のうちは慣れないので、インスタやnoteをやっていたほうが効率が良さそうと思ったのですが、噂通り、慣れると音声配信はコンテンツ作りが圧倒的に楽です。

インスタの「構成を考えて、写真を撮って調整して、文字入れをして、キャプションを考えて」というのに比べたら、スタエフのほうが全然時間がかかりません。

noteとスタエフを比べた場合もしかり。
スタエフで20分だけ喋ってアップした内容をnoteに文章として上げようと思ったら、構成をしっかりして読みやすい形にする必要があるので2〜3時間は最低でもかかると思います。

スタエフ、インスタ、note。

それぞれの表現方法があって、それぞれが違うのでどれが1番ということはないのですが、とにかくネタを出すのが苦手でアウトプットの量稽古をしたいという方は配信の負担が小さい音声配信が良いのではないかと思います。

たしかに音声配信は流行っているとはいえ、まだまだ利用者が少なくてリーチの規模も小さいという難点はあります。
多くの人にリーチを伸ばしたい!という方の中には効率の悪さを感じる方もいるかもしれません。

そこを逆手にとって、リーチがまだ低いうちに練習しておくのもアリだと思います。とにかくアウトプット慣れしたいという方も音声配信から始めて、他の媒体に移るのもアリかもしれません。

私は誰も見ないようなブログでアウトプット慣れしてから、インスタグラムに移ったら多くの方に見てもらえるようになったので、音声配信をそういう風に使うのもアリだなと思うのです。

そして散々「質より量!」と言ってきたのですが、量をこなすことで質もちょっとだけですが自然と上がってきたと思っています。
意識しないうちに「やっぱりここはこうしよう」とか考えちゃうんですよね。

やっぱり量稽古は大切です。

𓇼今後の目標

1つ目の目標は憧れのSPPになること!

stand.fmではフォロワーさん1000人を超えると収益化プログラムに応募できるらしいので(2023年1月16日現在)当面はそれが目標です。
(フォロワー数以外にも色々審査基準はあるようですが)

質を後回しにしているので、フォロワーさんの増え方はゆっくりかもしれません。それでも思い出した時しか更新していないツイッターのフォロワー数はあっという間に越えました。やっぱり量をこなすことは大切ですね。

このまま配信を続けていくことができれば多分いけるんじゃないかと……。
1000人も見えなくない数字になってきました。

インスタで告知をどんどん流せば……と思われそうですが、スタエフの告知は控えめにしています。
(全くしない訳ではないです)

インスタで告知し過ぎてしまうとまた手帳の配信しか伸びないチャンネルに戻ってしまうので、そこはうまくバランスを取るようにしています。
(でも、インスタのストーリーズとかで私のスタエフのシェアをして下さる方とかとてもありがたいです!本当にありがとうございます!!!)

あと最近のインスタのストーリーズはURLを付けると閲覧率がガクッと下がる問題もありますね!

地道にコツコツ本質勝負をしたいと思います。

2つ目の目標はたくさんコラボをして色々な方のお話を聞くこと!

スタエフの楽しいところはいろんな方とコラボができるところです。
インスタやnoteではあまりできない楽しみ方ですよね。
(インスタライブでコラボはできますが、インスタライブはどうも苦手で……笑)

私は、自分が教えるよりも教えてもらうことのほうが好きなタイプです。学ぶの大好き!

スタエフではコラボを通して色々な方をゲストにお招きして自分が聞きたいことを質問できるのでとても楽しいのです。

コラボをきっかけに色々おしゃべりできるのも楽しいですし、本当に毎回たくさんのことを学ばせていただいています。

次のコラボのお話も決まっているので今後がますます楽しみです。

なので「noiさんとコラボしたいな」「noiさんのチャンネルのゲストに出てみたいな」と多くの方に思っていただけるようなチャンネルにすることが大きな目標です。

いろんなジャンルの方にゲストで来ていただいて、いろんなお話を聴きたい。それもあって、自分の配信内容も手帳だけでなく幅を広く取りたいなって考えています。

ということで毎度のごとく長くなってしまいましたが、以上が私の新しい挑戦を始めた時のまとめです。

こんな感じで頑張っているので、ぜひstand.fmにも遊びに来てみてください!

インスタもやっています!こちらもよろしくお願いします。

https://www.instagram.com/noi_716/?hl=ja


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