梅雨の真っ只中 24/07/12

朝からずっとダラダラしている。今日はゲームすらしなかった。ただただスマホを弄っているだけの時間が長く続き、少しだけ散歩にでも行こうかとも思ったが雨が降っていたのでそれも中止にした。第一、この薄暗い空模様が活動の気力を奪ってゆくのである。冷房の効いた薄暗い部屋で薄い毛布に包まりながらうたた寝をしていると、全く動きたくなくなってしまう。うたた寝をしながらスマートフォンでディーゼル列車の走行音を流すと尚良い。しかしまぁ、人生というのもは本来こんなものでよいのではなかろうか。目的とか、課題とか、義務とか、そういうものから解放された人間は、あまりにも豊かである。敢えてこんな事を言ってみようか。僕は、貴族です。

今年はどうやら季節がずれているようで、7月ももう中旬であるが、まだ梅雨らしい雰囲気が残っている。昨日も今日も気温が30℃を下回っているので然程暑くない。前述の通り、今日は散歩へ行く気が失せる程には雨が降っていたので、夏らしい騒がしさとは無縁の静かさがあった。当然まだ蝉は鳴いていない。思い返せばこの季節のずれは数ヶ月前から発生していた。3月の下旬に雪が降ったりもしたし、5月の連休明けに秋のような涼しい風が吹いたりもした。これで夏の終わりが遅くなるとかであれば嘆きたくなるのであるが、そもそも、今年の夏は気温が上がるのだろうか。あまりにも暑い夏という光景があまり想像できないまま、7月の中旬を迎えている。

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