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「#お宿応援プロジェクト」 スタートします。

本日、リリースを出させて頂きましたが、「#お宿応援プロジェクト」をスタートしました。

地域のファン創りを行う『おてつたび』が、新型コロナウィルスの流行を受け「#お宿応援プロジェクト」を始動。


こちらのnoteでは、なんでこんなプロジェクトを実施しようと思ったのか経緯や想いを中心にお伝えできればと思います。

『おてつたび』とは?

まず最初に『おてつたび』って何??!という方が大多数多いかと思うので、簡単にご説明させてください。

「おてつたび」とは、「お手伝い」と「旅」を掛け合わせた造語でして、知らない地域で仕事をしながら旅行をしよう!を掲げているweb上のマッチングプラットフォームです。

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私たちは「誰かにとって“特別な地域“を創る」をミッションに「日本各地にある本当にいい人、いいもの、いい地域がしっかり評価される世界を創る」をビジョンに活動しています。私自身の出身地が、三重県の尾鷲市(おわせし)という、「どこそこ!笑」と言われてしまう地域出身、という原体験を持っているからという事もありますが、まだまだ知らないけど素敵なものを沢山持っている地域を知るキッカケを創りたいと思い日々活動しています。

▼『おてつたび』について
『おてつたび』は、地域の短期的・季節的な人手不足で困る事業者(宿泊施設や農家等)と、「知らない地域へ行きたい!」「仕事をしながら暮らすように旅したい」と思う地域外の若者をマッチングするweb上のプラットフォームです。誰でも簡単に知らない地域で仕事をしながら旅ができる世界を目指します。

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おてつたびを利用する若者は、報酬を得ながら地域を旅することができるので、通常よりも旅費を低く抑える事ができ、また自分の出来る事や得意・スキルを活かしたお手伝いを通じて地域にぐっと入り込むことを可能とします。お手伝いを通して地域の方と深い関係ができ、気づいたら自分にとっての特別な地域(=地域の関係人口)ができている、そんな"新しい旅"の形を提案しています。

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もしも、もう少し『おてつたび』の事を少し知りたいと思ってくださった方は、サービスを立ち上げた経緯等以下に熱苦しく書いているので、お時間ある際に是非ご覧ください。笑

お宿からスタートした『おてつたび』

『おてつたび』は、2年ちょっと前にテストマーケティングをスタートしました。受入先は最初はお宿だけをターゲットにしています。その当時一緒にいたインターンの子と一緒に、ひたすら全国のお宿にアプローチしたのが懐かしいです。
その時の私達は、法人格もなければ実績もないくせに、『おてつたび』を通して創り上げたい世界やビジョンは壮大で大きく、毎日もがいていました。そんな私達に手を差し伸べてくれた優しいお宿の方々のおかげで、『おてつたび』は実証実験をスタートでき、今があります。

これまで色々な事がありました。何度も色々なお宿に足を運びヒアリングも何度も何度もして、時には私自身も一緒に裏側に入りお手伝いをさせてもらいながら、少しずつお宿の方々と関係性をつくり、サービスを育ててきました。まだまだ数は少ないですが、色々なお宿の想いやこだわりを目の当たりにしながら、時には一緒に汗水を流しながらお手伝いをした後にお酒を飲みつつ触れる地域自慢やお宿のストーリーは格別で、日本各地にはなんて素敵なお宿で溢れているんだ、と感動したのを覚えています。

受入先を地道に増やしていく中で、LINE@を中心に半クローズドで運営していたにも関わらず、口コミを中心に『おてつたび』が想像以上に拡がったため、去年の1月末にβ版をローンチし、今に至ります。おかげさまで順調にサービスは伸び、おてつたびに行きたい人で溢れている状況です。
私よりも、おてつたびに参加した人の方がお宿の方々と仲良くなっている姿を見ながら「羨ましい〜〜〜〜〜!!!!!!」と思いつつ、お宿の方々とお手伝いを通じて出来た関係性やエピソードを嬉しそうに話す参加者を見る度に、立ち上げて良かったと心から思っています。

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自粛モードな観光業界

現在、新型コロナウィルスの関係で、旅行を自粛せざるを得ない状況の中、地域外の人の窓口になる事が多いお宿の機能の特性上、旅行客が減ってしまうと必然的に収益も減ってしまいます。(歓送迎会の時期に旅館さんの宴会場を利用した地域内の飲みも減っているので余計ですね..涙)


「コロナウィルスが県内で出た瞬間に8割程急にキャンセルになった」そんな声も聞いています。

そんな状況をお宿の方々から聞きながら、このままでは素敵なお宿が本当になくなってしまうのではないか..と。そんな状況の中、私達が今何が出来るのか。微力だけど、やっぱり何もしないのは気持ち悪くて、なんだか息苦しい。自己満なのかもしれないけど、私たちが出来る最善の事はやりたいし、現状を嘆くのではなく行動したいなあ、と。毎日頭が痛くなるくらい考え抜いて、実施する決意をしたのが、この「#お宿応援プロジェクト」です。


色々な形での応援の仕方があるのでは

「お宿に泊まって応援したいけど、外出は出来ないなあ..」

一昨日、東京都からの不要不急の場合以外の外出自粛要請も発せられたことも加わり、今は宿泊という形でお宿を応援できない人も多いかと思います。でも、、「あそこの旅館、潰れないでほしいな...」「すごく居心地が良かったあのホテル、コロナを耐えていてほしいな..」そんな方もいるのではないでしょうか。そんな方々もお宿へエールを送る仕組みを作れないか、と思いこの度「#お宿応援プロジェクト」というハッシュタグでのSNS発信プロジェクトを実施することにしました。


実施方法はとっても簡単です。「#お宿応援プロジェクト」のハッシュタグをつけて、地域名・お宿名・応援コメントともにSNSで発信するだけ。

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▼実施概要
対象者  :好きなお宿や応援したいお宿がある方全員
応援対象 :お宿(旅館や民宿、ホテル、ゲストハウス等の宿泊施設全般)
期限   :未定(新型コロナウィルス感染症が収束し、国内旅行の需要が高まるまで)

このプロジェクトが盛り上がると、、、
「#お宿応援プロジェクト」のハッシュタグで検索すると、日本各地の素敵なお宿や応援されているお宿がずら〜〜〜〜っと一覧でみることができるようになるのです!コロナが収束して少し前のように外出が自由にできるようになった時に行く旅先の候補として眺めるのも面白いかもしれません!(私はそれが見れるのが楽しみでならないです。。。!わくわく)

なんだか暗いニュースが多く、元気が無くなっているお宿や地域に少しでもエールが届くと良いな、と思っています。

今回のプロジェクトは第一弾です!本当は様々な方ができる形でのプロジェクトをいくつか用意していたのですが、、都の方針に伴い一旦様子をみてプロジェクトに参加頂けるみなさまの安全・安心を第一に考えつつ、徐々にリリースをしていく流れになりました!なので、ぜひ楽しみにお待ちいただけると嬉しいです!◎

こんな時だからこそ、一緒に

観光業界がなんだか元気がない今だからこそ、様々な方々と協力して盛り上げていけたらなあ、と私たちは思っています。
なぜかと言いますと、、!私達が知っているお宿は、やっぱりまだまだ少ないのです。誰が一番素敵なお宿を知っているのかな...と思ったときにローカルで活躍されている旅行会社さんだ!と思いました。
そこで今回の第一弾のプロジェクトは、ローカルの旅行会社さんにも協力いただいています。コロナが収束した際には、必ず国内旅行の需要が高まる時がくると私は信じています。それまで、みなさんと一緒に微力ですが盛り上げていけたらと思っています。

現在は、3つの旅行会社さんと一緒に連携しておりますが、まだまだ募集していますので、一緒に「#お宿応援プロジェクト」のハッシュタグを使って盛り上げていけたら嬉しく思います!

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「一緒に盛り上げたい!」と思ってくださったローカルの旅行会社さんは、以下よりお問い合わせください。もし、素敵なローカル旅行会社さんを知っている方は、このプロジェクトの事をお伝え頂けると嬉しいです。
https://otetsutabi.com/contact

また、本プロジェクトに共感し、一緒に盛り上げていただける団体も募集中です。ローカル旅行会社だけではなく、全国の自治体、観光協、旅館組合など、本プロジェクトに共感していただける方を対象に2020年4月6日(月)、2020年4月6日(水)にオンライン説明会を実施します。これから第一弾に続いて仕掛けていく内容もお伝え予定なので、興味がある方は以下よりお申し込みください。
企画概要:
【第1回】2020年4月6日(月)19時~20時
【第2回】2020年4月8日(水)14時~15時
参加費は無料です、以下よりお申込ください。

ピンチをチャンスに!国内旅行の需要が高まる時が来る事を信じて今できる事を

今回の新型コロナウィルスに大きな打撃を受けた人もたくさんいるかと思います。私たちももちろん受けています。ただ、起きてしまったことをネガティヴに考えるのではなく、ポジティブにとらえていきたいと思っています。今回のことを機に、もっと国内の素敵な地域やお宿へ目を向けるキッカケを作っていけたらと私たちは思っています。ですので、首都圏の方は外出自粛で週末少し時間に余裕ができた時に少しだけお時間いただきSNSで発信いただけると嬉しいです。コロナが収束し国内旅行の需要が高まるその日まで一緒に盛り上げていきましょう!よろしくお願いいたします◎

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