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クリエイティブになるための読書(16週目)

クリエイティブになるための読書「毎日、物語1つ、詩を1つ、論考を1つ」を継続中。基本は平日のみ。はじめた頃は、無料の青空文庫と、読み放題のKindle Unlimitedから選んでいたが、最近は、もっぱら図書館で借りている。返却日が近づいてきたら、ググって調べた短編小説、短編作家、評論家を図書館の図書検索に入れて該当があれば予約する。詩/評論/物語のカテゴリでそれぞれ2作品あるいは3作品を予約する。その他、図書館にめぼしい本があれば、予約した本と合わせて借りている。

当日、読む作品を選んでから読み終わるまで30分弱。最短で10分、最長でも1時間弱。毎日続けることなので、できるだけ時間はかけない。

感想

いつも詩集から詩を選ぼうとすると、選択肢が多すぎて悩むが、名詩集(筑摩世界文学大系)は、すでに著名な詩人の詩が絞られていて、楽でいい。ドはまりする詩はなかったけど、それぞれの詩人の雰囲気に触れれてよかった。普段読まない土曜の朝に読んだシェイクスピアのソネットにあった「美しい眼(まなこ)と結婚する」という表現、他でも見たことあったな。この読書を通じて、違う詩人の詩の中に、類似の表現を見つけたのは初めてかもしれない。

評論

今週は、特に自分が所持していて、読んでいなかった本から選んだのがよかった。積ん読も消化できる。自分が所有している本を読むことで、メンタルヘルスの知識も増やせるかもしれない。土曜に読んだ話の中で、町医者や内科医のようなプライマリ・ケアの医療現場で、「死にたい」気持ちを判断するためのMAPSO問診チェックリストの存在を知ることができてよかった。

物語

先週から引き続き、物語の中に、志ん生の落語を入れているので、毎日楽しい。昔から好きな「替り目」がよかった。あと、眉村卓さんの話を少し読めたよかった。もう少し長めの作品も読みたい。

実績

太字は、特に気になったもの、気に入ったもの

2023/7/3(月)
・【詩】秋/おとぎばなし/八月(パステルナーク)名詩集(筑摩世界文学大系)
・【評論】ストーカー規制法違反(40代 男)霞っ子クラブの裁判傍聴入門
・【物語】遠いまたたき/風と雨/あしたのことば(「あしたのことば」)森絵都

2023/7/4(火)
・【詩】ぼくの上に彼女が…/悲しみの夜番のように…/恋の色 赤よ(エリュアール)名詩集(筑摩世界文学大系)
・【評論】総論:「死にたい」の理解と対応 松本俊彦(「死にたい」に現場で向き合う)松本俊彦
・【物語】つるつる(「志ん生艶ばなし」)(古今亭志ん生)

2023/7/5(水)
・【詩】「こんな光に春は在る」エミリ・ディキンスン詩集 芸術家を魅了した50篇
・【エッセイ】オカンがガンになった/オカンがガンになった 2(「美女と野球」)リリー・フランキー
・【物語】駒長/替り目(「志ん生艶ばなし」)古今亭志ん生

2023/7/6(木)
・【詩】喧嘩/ジプシー尼僧(ロルカ)名詩集(筑摩世界文学大系)
・【評論】地域における未遂者支援の現場から 奥田由子(「死にたい」に現場で向き合う)松本俊彦
・【物語】小咄春夏秋冬(「志ん生艶ばなし」)古今亭志ん生

2023/7/7(金)
・【詩】デリーに捧ぐ/第一番/第六番/第十七番(セーブ「デリーより」)名詩集(筑摩世界文学大系)
・【評論】ワーグナー本人による説明(「完全なるワーグナー主義者」)バーナード・ショー
・【物語】思いがけない出会い(「眉村卓コレクション異世界篇」)眉村卓

2023/7/8(土)
・【詩】1/2/3/4/5/6/7/8/9(シェイクスピア)名詩集(筑摩世界文学大系)
・【評論】身体愁訴の背後にある「死にたい」を見逃さない 宮崎仁(「死にたい」に現場で向き合う)松本俊彦
・【物語】うつつの崖(「眉村卓コレクション異世界篇」)眉村卓

これまで読んだリスト

(誰かが同じことをする時、本を選ぶ参考にどうぞ)


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