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クリエイティブになるための読書(77週目)

前週は、心身に疲れがあったので、生命力を鼓舞する題材を選んで読んだ。今週は、せっかくちょっと回復した体力気力が萎えてしまわないように、娯楽作品が多め。それより今週は、新チームに異動したばかり。目の前にやることがこんもりとしていて、読書の時間が確保できない… といいつつも、いつもより多めに読んだかも。娯楽作品が多かったので、すいすい読めただけだけれど。

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クリエイティブになるための読書「毎日、物語1つ、詩を1つ、論考を1つ」を継続中。基本は平日のみ。はじめた頃は無料の青空文庫と、読み放題のKindle Unlimitedから読んでいた。その後、もっぱら図書館で借りていたのだが、2023年末に引っ越した際、部屋の整理が追い付かず、借りてきた本が売ってしまう本の中に埋もれては困る、と帰省の際に自分の部屋にあった本棚から持ってきて消化していた。今は、自分の本棚にあった本の他、主に、古書店で手に入れた本が中心。

当日、読む作品を選んでから読み終わるまで30分弱。最長でも1時間くらい。毎日続けることなので、できるだけ時間はかけない。

感想

2月に一度、読了しているが、最近、短歌がちゃんと詠めない。少しでも短歌を体に入れるため、あまり時間は経っていないが、再読決定。「詩」の枠で時々読むことにする。

評論

大前研一さんご本人には思想もないし、詳しくもないが、と前置きした上で「民主主義」について書かれた章がある。

ちょうど、大統領選、自民党の党首選があって、この中ならこの人が選ばれたらいいと思うけど、そうはならないんだよな…と、今の政治家、リーダーを選ぶ方法に失望していたので、今、読めてよかった。来週も続きを楽しみにしている。

物語

江戸川乱歩の作品、そういえば、ほとんど読んだことがなかったように思う。スカイツリー内にある書店で目にして、つい購入。

実績

太字は、気になったもの、気に入ったもの

2024/9/2(月)
・【短歌】前川佐美雄(「現代短歌の鑑賞101」)前川佐美雄
・【評論】サラリーマンの利益を誰が代表するのか?/地元の利益は多数の不利益(「大前研一の新・国富論」)大前研一
・【物語】鬼熊酒屋(「剣客商売(二)」)池波正太郎

2024/9/3(火)
・【詩】ビーデ ビーデ/パパイヤ(「新しい小笠原の唄」)松木政雄
・【評論】俳優座劇場にて/築地小劇場から八十年/歌舞伎の存在(「演劇のことば」)平田オリザ
・【物語】目羅博士の不思議な犯罪(江戸川乱歩)

2024/9/4(水)
・【短歌】黄月(昭和五十八年―六十一年)佐藤佐太郎
・【エッセイ】お笑いと文学/ビートガールの小説が書きたい!/ノーベル文学賞とオⅹⅹⅹ(「午前32時の能年玲奈」)中森明夫
・【物語】麻布ねずみ坂(「鬼平犯科帳(三)」)池波正太郎

2024/9/5(木)
・【短歌】柴生田稔(「現代短歌の鑑賞101」)柴生田稔
・【評論】十八世紀―革命に内包された権力としての「衣」(「ファッションは政治である」)落合正勝
・【戯曲】アンティゴネー(ソポクレス・呉茂一訳)

2024/9/6(金)
・【詩】水晶狂い/越冬賦(「現代詩の鑑賞101」)渋沢孝輔
・狂言の家に生まれる(「萬斎でござる」)野村萬斎
・【物語】押絵と旅する男(江戸川乱歩)

2024/9/7(土)
・【短歌】木俣修(「現代短歌の鑑賞101」)木俣修
・【評論】失われた水分を求めて―倉多江美論(「花咲く乙女たちのキンピラゴボウ(前篇)」)橋本治
・【物語】春琴抄(谷崎潤一郎)

これまで読んだリスト

(同じことをしてみたい人のために。本を選ぶ参考にどうぞ)

いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。