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クリエイティブになるための読書(6週目)

クリエイティブになるための読書「毎日、物語1つ、詩を1つ、論考を1つ」は、継続中。基本は平日のみ。主に無料の青空文庫と、読み放題のKindle Unlimitedから選んでいる。あとは図書館や手持ちの本から。

当日、読む作品を選んでから読み終わるまで30分弱。最短で10分、最長でも1時間弱。毎日続けるなので、極力時間はかけない。

感想

詩は、金子みすゞさんにハマっている。リズムがあって、小さな発見と例えがおもしろい。誰かの詩に触れる時、自分の体の中に、リズムや韻律を意識できる金子みすゞさんの詩があるといいかもしれない。

先週、今週の評論・論考は、映画関連ばかり。映画はこれまで、時代、監督(+演出・脚本)によって作られたものなんだなぁと理解。昔の映画は、背景含めた作品構造の情報が追っかけやすい。数十年前のいい映画は、もっと見たくなった。今はいろんな類型が出てしまったので、評論として、あるシーン、ある表現だけを魅力としては語りにくいかもしれない。

先週から読んでいる東野圭吾さんの「毒笑小説」は読んでよかった。先々週あたりに読んでいた、短編の中でもさらに短いショートショートは、描写が少ない分、自分の想像力が働いてよいけど、「毒笑小説」にある20ページくらいの物語は、急なオチではなく、ちょっと展開を楽しむことができて、話の筋が入ってきやすく、お話としての「ちょうどよさ」が感じられた。寝る前にちょっと… と考えると少しページ数が多いけど、週に2本、3本は20ページ、30ページの短編は読みたい。

実績

2023/4/24(月)
・【詩】【114】私の心はあなたを愛することによって王座に~(シェイクスピアのソネット)
・【評論】街の灯/美女と野獣(1946)/髪結いの亭主(淀川長治 究極の映画ベスト100)
・【物語】死の診断(ビアス(小川高義 訳)

2023/4/25(火)
・【詩】みんなを好きに(金子みすゞ詩集)
・【評論】ザ・フライ/ミュージカル新時代/マトリックス(世界シネマ大事典)
・【物語】本格推理関連グッズ鑑定ショー(「毒笑小説」東野圭吾))

2023/4/26(水)
・【詩】不思議(金子みすゞ詩集)
・【評論】西鶴一代女/終着駅/シェルタリング・スカイ(淀川長治 究極の映画ベスト100)
・【物語】夏の一夜(ビアス(小川高義 訳)

2023/4/27(木)
・【詩】清明(杜牧)
・【評論】市民ケーン/白雪姫(ディズニー)/ハリウッドの西部劇(世界シネマ大事典)
・【物語】豹の眼(ビアス(小川高義 訳)

2023/4/28(金)
・【詩】【24】私の目は画家となってこの心の~(シェイクスピアのソネット)
・【評論】パルプ・フィクション/プライベート・ライアン(世界シネマ大事典)
・【物語】手作りマダム「毒笑小説」(東野圭吾)


※次週、平日が少なく土日も読んだので、追記
2023/4/29(土)
・【詩】黒い騎士(ヘッセ詩集(高橋健二訳)
・【評論】土門拳「リアリズムにおけるその二面性」(現代の写真と写真家 インタビュー評論35人(渡辺勉)
・【物語】町を求む(「さあ、気ちがいになりなさい」フレドリック・ブラウン

2023/4/30(日)
・【詩】野原で遭遇した恋人の愉快な歌(古代エジプト恋愛詩集)
・【評論】メランコリーとユーモア「チェコスロバキア現代写真展」/荒木経惟の疾走ぶり(写真の現在 クロニクル1983-1992)
・【物語】時間外労働(「食べられた男」)阿刀田高

これまで読んだリスト


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