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クリエイティブになるための読書(74週目)

まだコロナ罹患の余韻が体に残る今週。体力がなく、あまり読めなかった。実際、一日、休んじゃったし。

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クリエイティブになるための読書「毎日、物語1つ、詩を1つ、論考を1つ」を継続中。基本は平日のみ。はじめた頃は無料の青空文庫と、読み放題のKindle Unlimitedから読んでいた。その後、もっぱら図書館で借りていたのだが、2023年末に引っ越した際、部屋の整理が追い付かず、借りてきた本が売ってしまう本の中に埋もれては困る、と帰省の際に自分の部屋にあった本棚から持ってきて消化していた。今は、自分の本棚にあった本の他、主に、古書店で手に入れた本が中心。

当日、読む作品を選んでから読み終わるまで30分弱。最長でも1時間弱。毎日続けることなので、できるだけ時間はかけない。

感想

これまでのアメリカの詩を踏襲しているというボブ・ディラン。時々、古い米詩に触れているけれど、それが現代にどのような形になって到達したのか理解するために(まぁ英語も不勉強なので理解まではできないけれど)、時々、ボブ・ディランに触れる予定。

評論

最初は、無理やり作ったメタファー(島)なんて持ち出さなくても、と思ったが、トラウマになる出来事に対する理解に役立ったように思う。あと少しで読み終わる。

物語

しばらく西洋の作家の本を読んでいない。読みさした短篇は、ホフマン、トオマス・マン、ローソンなどあるので、来週はその辺を読みたい。今週読んだ「李陵」はほどほどに好き、という程度だけれど、中島敦が最高。この本はもう少しで読み終わっちゃうので、別の短篇を探したいところ。

実績

太字は、気になったもの、気に入ったもの

2024/8/12(月)
・Like a Rolling Stone(ボブ・ディラン)
・解説(「オイディプス王」)藤沢令夫
・【物語】老盗の夢(「鬼平犯科帳(一)」)池波正太郎

2024/8/13(火)
・【詩】色の褪せた夕ぐれの中で……/見棄てた僕の青春よ(アポリネール・堀口大學訳)
・【評論】加害者はどこにいるのか(「環状島=トラウマの地政学」)宮地尚子
・【物語】李陵(中島敦)

2024/8/14(水)
・【詩】霧(「アメリカ名詩選」)カール・サンドバーグ
・ガウス略歴/研究と発表(「近世数学史談」)高木貞治
・【物語】蜃気楼(芥川龍之介)

2024/8/15(木)
(今週は病み上がりのためか、体力ゲージが低くて、寝ちゃう)

2024/8/16(金)
・【詩】花を食うバッファロー(「アメリカ名詩選」)ヴェイチェル・リンゼイ
・【評論】研究者の位置と当事者研究(「環状島=トラウマの地政学」)宮地尚子
・【物語】隣室の客人(「10分間の官能小説集2」)大石圭

これまで読んだリスト

(同じことをしてみたい人のために。本を選ぶ参考にどうぞ)


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