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「選」ばれた歌、「選」ばれなかった歌(2022年12月号)
会報誌に短歌を投稿している。
10首まで投稿できて、採用は5首前後の人が多い。
歌はその歌が選ばれる「選」もフィードバックの一つ。何が選ばれて、何が選ばれなかったか、その基準を自分で考えることで歌を見直すことができる。手書きの投稿という面倒さも受け入れて、毎月送っている。
今月は6首採用。
採用された歌(掲載順)
「ピンポーン」 今、人生のチャンスだと教えてくれる啓示ください
お悔やみを申し上げますの投稿があれど 誰が死んだかわからず
缶のままで そういう時代もありました 一日の締めはグラスに注ぐ
食べれない飲めないとわかってから一層美味しく見えるドック前日
週一度コンビニに行きマスク買う 何年目だろう いつまでだろう
八月の最終日の夜公園に宿題終えた子らが集まる
選ばれた歌、選ばれなかった歌をみて感じたこと
8月31日の公園の歌は取られてほしいな、と思って送ったのでよかった。
あの光景は今でも覚えている。安心した顔をした少年少女が公園にわらわらと集っていた。今、毎日、詠むことにしているので、どうしても自分にあった出来事だけを詠むことが多いけど、もっと写真のように瞬間を切り取ることをしたいなぁ。そして、それを自分のこととしてだけでなく、モノの視点、第三者視点とかで詠んでみたい。最近、こちらのイベントに参加して、そう思いました。
\開催間近🎉/
— NHKカルチャー青山(NHK文化センター青山教室) (@nhkcul_aoyama) December 4, 2022
木下龍也と東直子の短歌相談室
12/6 (火)19時
字余り・字足らず、テーマ詠や題詠の着想、短歌鑑賞のコツ、推敲、寡作についてなど、受講生の皆様から実際に寄せられたお悩みに、木下龍也さん@kino112と東直子さん@higashinが答えます。
※オンライン配信ありhttps://t.co/805bAF1G1f
投稿した歌
(投稿順、日付は詠んだ日、太字は採用歌、矢印は投稿時に推敲したもの)8/1月
知り合いの事件のことを知った日はリセットしたい洗濯機の日
8/15月
「ピンポン」と、今、人生のチャンスだと教えてくれる仕組みがほしい
→「ピンポーン」 今、人生のチャンスだと教えてくれる啓示ください
8/26金
お悔やみ申し上げます。投稿あれど 誰が亡くなったのかわからず
→お悔やみを申し上げますの投稿があれど 誰が死んだかわからず
8/22月
弁当のおかずに買った総菜を夜につまんで 日の丸弁当
→弁当のおかずに買った総菜を夜、肴にして 日の丸弁当
8/7日
缶のままで そういう時代もありました 一日の締めはグラスに注ぐ
8/28日
食べれない飲めないとわかってから一層美味しく見えるドック前日
8/3水
酒こそがわが人生の楽しみだ どうか死ぬまで飲ませてください
8/11木
週一度コンビニに行きマスク買う もう何年目なのか いつまでなのか
→週一度コンビニに行きマスク買う 何年目だろう いつまでだろう
8/22月
歌を詠む友が詠むため苦しんで メッセを重ねて 友を留める
→歌を詠む友が詠むため苦しむから メッセを重ねて友を留める
8/31水
八月の最終日の夜公園に宿題終えた子らが集まる
いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。