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いつか理想の目玉焼きに出会いたい。今日、一歩前進す

目玉焼きが得意ではない。自分で料理を作るようになって二年ちょっと経つが、卵料理の中でも特にうまくいかない料理だ。卵焼きなんかは、お弁当用にも作るので、苦手という意識はもうない。

目玉焼きは、相変わらず、おいしく作れない。

最初の頃、フライパンに落とすと、必ず黄身が崩れた。最初、フライパンを持っていなかったので、深い鍋の高いところから落としていたせいかと思う。フライパンを手に入れた後も、フライパンの熱に負けて、急いで落として黄身を崩すこともあったので、一旦、小さな皿に割ってから、注ぎ入れるようにしている。洗い物は一つ増えるが、黄身を崩すことはなくなった。

火加減もよくわからない。白身が焦げ焦げになったり、黄身がカチカチになったり。好みは、口に運んだ時に、トロッと黄身がこぼれるくらいがいい。白身もプルプルで、でも、白身全体にも火が通っているほうがいい。

水を加えて蓋をして作っても、黄身か、白身かのどちらか、あるいは両方が、思う形にならない。だから、ずっと苦手意識があった。

と、こんな投稿を見かけた。

で、ちょっとやってみることにした。

もうちょい火を通したいところだが、まぁまぁよくできた。肉ではないけれど、たんぱく質の塊をしっかりと食む感じがあってよい。

Facebookでつながりのある方曰く、

"黄身に白身が吹き上がったような斑点が出てくると相当ねっとりしてきてておいしいです。"

だそうだ。なるほど、もう少し火を通してみよう。

が、同じ人曰く、

"白身のシャビシャビのところ。ゴムみたいになっちゃう"

らしい。ほらほら、やっぱり次は白身かよ!!


まだまだ完全体の目玉焼きには出会えなそうだ。

そして、この方法は、妻の好みと合わない。妻は、黄身が半熟状態が好みで、形を保つためなのか、黄身の上に白い膜を作る。

ただ、今日の目玉焼きやちょっとうまくできた気がする。トロみを残しつつ、黄身を食む感じはよかった。明日は、もうちょい焼いてみよう。妻には悪いが、まずは自分が納得できる目玉焼きを目指してみよう。


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