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クリエイティブになるための読書(33週目)

クリエイティブになるための読書「毎日、物語1つ、詩を1つ、論考を1つ」を継続中。基本は平日のみ。はじめた頃は、無料の青空文庫と、読み放題のKindle Unlimitedから選んでいたが、最近は、もっぱら図書館で借りている。返却日が近づいてきたら、ググって調べた短編小説、短編作家、評論家を図書館の図書検索に入れて該当があれば予約する。詩/評論/物語のカテゴリでそれぞれ2作品くらい予約する。その他、図書館内にめぼしい本があれば、予約した本と合わせて借りている。

当日、読む作品を選んでから読み終わるまで30分弱。最短で10分、最長でも1時間弱。毎日続けることなので、できるだけ時間はかけない。

感想

いつもお世話になっている「世界名詩集」ですが、今回は、ロルカの詩がよかったです。といっても、「世界名詩集」は、翻訳された日本語の調子に惹かれているので、構成、言葉、音として、原詩のいいところが理解できているかまったくわかりません。もう少し詩に親しんだら、少し原詩にも触れてみたいところ。外国語は苦手すぎるけれども、それでも音や文字の並びだけでもいいので、少し触れてみたいですね。

評論

先週に続いて『ツイン・ピークス読本』を読んでました。やっぱり、あの雰囲気はよかったですよね。読みながら少し思い出しました。好きな作品の「〇〇読本」みたいな本は、いろいろと理解を深めて、表現を知るのにいいかもしれません。ちょっと図書館で探してみようかな。

物語

今週もやっぱり向田邦子さんですよ。短い文章で、あざやかにシーンが浮かぶの、なんなんですかね。もっと向田邦子さんには触れなきゃダメだと思います。映像の脚本は書きたいので。

映像の脚本は、絵が浮かぶことがすごく大事というお話を聞いたばかり。こきゃ、向田邦子さんのうまいところを1mmでも取り入れなきゃですね。

実績

太字は、特に気になったもの、気に入ったもの

2023/10/30(月)
・【詩】月よ、月よのロマンセ/プレシオーサと風(「ジプシー歌集」ロルカ「世界名詩集26」)
・【評論】北西部の風土をインスタレーションする リンチ映像/画の源流(「ツイン・ピークス読本」金子遊)
・【物語】はめ殺し窓(「思い出トランプ」向田邦子)

2023/10/31(火)
・【詩】レクイエム/陣痛に苦しむ女たちの大部屋(「肉」ベン「世界名詩集11」)
・【評論】孤独のメッセージ(「強さの磨き方」二重作拓也)
・【物語】醜い女/別れるまで(「炎と苗木」田中慎弥)

2023/11/1(水)
・【詩】1旅人(「寂寞」マチャード「世界名詩集26」)
・【評論】「ツイン・ピークス」再訪(「ツイン・ピークス読本」川口敦子)
・【物語】死に顔(「炎と苗木」田中慎弥)

2023/11/2(木)
・【詩】あらそい/夢遊病者のロマンセ(「ジプシー歌集」ロルカ「世界名詩集26」)
・【評論】ついん・ぴーくす日記(「ツイン・ピークス読本」山形浩生)
・【物語】ダウト(「思い出トランプ」向田邦子)

2023/11/3(金)
(文化の日)
・【詩】落日ー医王山秋景(三井喬子詩集)
・【評論】好例化社会(「強さの磨き方」二重作拓也)
・【物語】またのお越しを(「予期せぬ結末Ⅰミッドナイト・ブルー」ジョン・コリア)

これまで読んだリスト

(誰か同じことをする時、本を選ぶ参考にどうぞ)

いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。