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クリエイティブになるための読書(25週目)

「詩」は、図書館で借りる『世界名詩集』のおかげで、西洋の古典に触れることができるし、日本の詩人の本も図書館の棚に並んだものから適当につまめる。「物語」は、今週、バリエーションが作れなかった。木曜日に、図書館からいろいろと借りてきたので、来週が楽しみ。「評論」は、手持ちの本から読むことが増えるかも。ナイポールの本を借りてきたので、少し、新たなチャレンジができるかも。


クリエイティブになるための読書「毎日、物語1つ、詩を1つ、論考を1つ」を継続中。基本は平日のみ。はじめた頃は、無料の青空文庫と、読み放題のKindle Unlimitedから選んでいたが、最近は、もっぱら図書館で借りている。返却日が近づいてきたら、ググって調べた短編小説、短編作家、評論家を図書館の図書検索に入れて該当があれば予約する。詩/評論/物語のカテゴリでそれぞれ2作品あるいは3作品を予約する。その他、図書館にめぼしい本があれば、予約した本と合わせて借りている。

当日、読む作品を選んでから読み終わるまで30分弱。最短で10分、最長でも1時間弱。毎日続けることなので、できるだけ時間はかけない。

感想

ヴェルレーヌの詩が好き、かも。声に出して読んでいて気持ちがいい。翻訳次第のところもあるので、他の翻訳でも読んでみたいところ。

あらたに借りてきたのは、名詩集ゴーチエ、ネルヴァール。
「どうと倒れる」はどっかで使いたい。詩か劇くらいしか使い道はないか。

評論

先日「古代メキシコ展」に行った時の感想に、日本は、アイヌでは、神が擬人化されているが、日本の表の歴史には創世以降、自然の擬人化というものはあまり見られない印象だと書いた。しかし、庶民には、妖怪として一部が表れているかもしれない。でも、退治されるものとして書かれているので、やはりちょっと自然の擬人化とも違ってそう。

物語

今週は、ずっとこれ。ビアスにハマっているわけではなくて、図書館で物語を借りてこなかったため。

図書館で借りた本は、読みたいところだけ読んで返却しているのだけれど、前回、読みきろうと思った『志ん生 艶ばなし』が読み切れてなかったのでまた借りてきた。志ん生大好き。

実績

太字は、特に気になったもの、気に入ったもの

2023/9/4(月)
・【詩】ふるさとにて/洗ひ場/くずの花(田中冬二詩集)
・【評論】オスカー受賞作ーミュージカル映画(「アカデミー賞全史」エマニュエル・レヴィ)
・【物語】板張りの窓(「アウルクリーク橋の出来事/豹の眼」ビアス(小川高義 訳)

2023/9/5(火)
・【詩】第二部 1/2(ヴェルレーヌ「世界名詩集14」
・【評論】江戸化物草子の妖怪画 京極夏彦(「江戸化物草子」アダム・カバット【校注編】)
・【物語】シロップの壺(「アウルクリーク橋の出来事/豹の眼」ビアス(小川高義 訳))

2023/9/6(水)
・【詩】第三部 1/(ヴェルレーヌ「世界名詩集14」)
・【評論】化物草双神の世界(「江戸化物草子」アダム・カバット【校注編】)
・【物語】壁の向こう((「アウルクリーク橋の出来事/豹の眼」ビアス)(小川高義 訳)

2023/9/7(木)
・【詩】水浴びをする女/秋風の歌/菊の雨(田中冬二詩集)
・【評論】夭怪着到牒(ばけものちゃくとうちょう)(「江戸化物草子」アダム・カバット【校注編】)
・【物語】幽霊なるもの(「アウルクリーク橋の出来事/豹の眼」ビアス(小川高義 訳))

2023/9/8(金)
・【詩】序詩/ひそめるゆかり/女体の詩(「七宝とカメオ」ゴーチエ「世界名詩集12」)
・【評論】生死観四態(「死を見つめる心」岸本英夫)
・【物語】城木屋/ふたなり(「志ん生艶ばなし」古今亭志ん生)

これまで読んだリスト

(誰かが同じことをする時、本を選ぶ参考にどうぞ)

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