ほぼ日キッチンで語られる趣味のお話 #ほぼ日の學校
「ほぼ日の學校」アドベントカレンダー16日目です。
ほぼ日の學校は、「学校」ラベルがついて、授業という体ですから、何でも学びにしないと気が済まなくなっちゃいそうですけど、閑話休題的な時間もほしいです。
今日は、糸井さんが最近ハマっている「羽釜でご飯を炊くこと」「コーヒーを豆から挽いて淹れること」から、糸井さんに羽釜のよさを伝えた写真家の幡野さんと、自宅でコーヒーの焙煎までやってる株式会社ポケモンの石原さんとほぼ日のキッチンでおしゃべりする回を視聴しました。
私も趣味らしい、趣味を持ったことがないので、気になる話題です。
授業紹介
本職じゃなくて真剣でたのしい。ごはんと珈琲、趣味の話。 | 石原恒和、幡野広志 | ほぼ日の學校 (1101.com)
いろんな活動に「説」や宗派などがあるという話、
「趣味って、一体、どこまで凝るものなのか?」
糸井さんがご飯を炊きながら、こんな話題が進みます。
趣味にどこまで凝るのか?
趣味人の石原さんは、使う道具もコーヒー豆も、Amazonで買えるものだけで済ますということ。石原さんは、いろいろ試してみるんだけれど手に入るものとしては「ここでいい」と思う基準にされているそうです。
おいしくなる仕組みを考えること、試行の回数も、そのバリエーションも、とても旦那芸とは呼べないほどな印象です。きっと石原さんには、いい基準かもしれないですね。一般のお酒が好きな人が、酒蔵やワイナリーを頻繁に訪れて散財していたりもするので、普通の人にとっても、楽しみ方の基準にできるかもしれませんね。
こだわりの強そうな三人が趣味に向き合う姿勢
三人に共通しているのは、「評価」や「試行」を他人に任せないところでしょうか。
もちろんいいやり方は他人からも聞いてみるし、動画などで参考にもするけれど、自分の判断で済ませて、誰にも聞いてないことがおもしろいですね。仕事なら、誰かに聞いているでしょう。しっかりこだわりと理屈を持ってそうな幡野さんが、他人がご飯炊くところは見たことない、と言っているのが面白いですね。
冬の冷たい時期は、泡だて器で米を研いじゃう幡野さん、冷たくないと調理した気にならないからと、冷たい水で十回は研いじゃう糸井さん。
趣味になるきっかけ
「なんでそうなる?」を考えるところからスタートしつつ、そこまで追求しない、自分のほどほどレベルで追及することが趣味なんでしょうか?
糸井さんの場合は、おいしければいい、ハズレがないからいいや、という程度。
趣味と呼んでいるものに接する頻度も違います。糸井さんは、時々、好きな時にご飯を炊くし、コーヒーを淹れる。石原さんは毎日欠かさず。幡野さんは、仕事になっちゃってるけど、写真も趣味的なアプローチをしている。
糸井さんはわかっちゃうと飽きちゃう。わからないという立ち位置に自分がいないと飽きちゃうようですが、幡野さん、石原さんは、そうじゃない。
でも、とっかかりは「なんだろう?」と疑問に持つところですね。なんでこんなにおいしいんだろう? から、ちょっとした試行がはじまるようです。
感想
趣味があると、生活が楽しいそうですよね。でも、ふりかえってみて、自分の趣味がわかりません。「短歌を詠む」ことは続けているけど、こだわりもないし試行回数もとても少ない。そして残念なことにそんなに楽しんでいないような気がします。毎日、詩や短い物語にも触れていますが、「読書」も違う気がします。毎日書くことは、ちょっとそうかもしれませんね。仕事ではないし、他のことよりも試行の回数は多いですし、割と楽しんでいます。でもなー、これは、もうちょっと他人に楽しんでもらって、仕事にもつなげたいんだよなー。趣味ってやっぱり難しい。最近の履歴書には、趣味・特技欄はまだあるんだろうか。皆さんの趣味ってなんですか?
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