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俳句をはじめてみたところ

先日、夏井いつき先生と糸井重里さんの対談を聞いてきた。短歌という短い詩形、そして、五音と七音で作られる俳句について知ることで、普段接している短歌の養分になるのではないかと思って参加を申し込んだ。

が、もうこの対談を聞いた人は作る人ですよね? くらいの夏井先生の勢いだったので、少しも作らないのは、参加した意味もないだろうと、少し俳句を作ることにした。一日一句くらいは… と思ったけれど、一日一首の短歌のノルマだけで手一杯。短歌で切り取った日常を俳句に転用すればいいか、と簡単に考えていたけれど、そうもいかない。短歌は、三十一音すべてを使って説明できるが、俳句の場合、季語を除くとたった十二音で、大まかに情景を切り取らないといけない。もちろん、情景をサポートする季語が見つかれば、十二音以上を使って、説明することもできるけれど…。

少し詠んでみた俳句

対談視聴前に作った句

4/19金
十四音削りて句とす春はやて
褒められもせぬ筍を茹でている

対談視聴後に作った句

4/20土
鶯の声をかき消すゲーム音

4/24水
尿管に残る尿や春の朝

基本的には、情景を五音七音で切り取って、それに合う季語を探してくるという作業。良し悪しなんてよくわからない。

これから

メインは短歌なので、これからも短歌を詠む傍ら、写真のように絵的にシーンを切り取りたい時、短歌ではうまくまとまらない時、いっそバッサリシーンをシンプルにしたい時、など、俳句をひねってみようと思う。

いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。