マガジンのカバー画像

短歌活動

247
詠んだ歌、歌に関すること
運営しているクリエイター

#推し短歌

「選」ばれた歌、「選」ばれなかった歌(2023年10月号)

短歌結社の会報誌に毎月短歌を投稿している。10首まで投稿できて、採用は5首前後の人が多い。歌はその歌が選ばれる「選」もフィードバックの一つ。何が選ばれて、何が選ばれなかったか、その基準を自分で考えることで歌を見直すことができる。手書きの投稿という面倒さも受け入れて、毎月送っている。 今月は6首採用。 採用された歌(掲載順)女性用アイテムだなんて過去のこと この太陽に日傘で対す サントリーの歴史の中に天然水とユーミンがある武蔵野の地は 間食をしなかったのに翌日の体重計は

歌会に花火撮影の難しさを持ち込んでみました

短歌をはじめて4年ちょっとですが、コロナ禍では人と対面する歌会が開催されなかったので、リアルの歌会に参加するのは今回で四回目です。 歌会では、開催の数日前までに運営側に自分の歌をメールで送ります。当日は、名前を伏せた状態で、参加者の歌が並んだものを、一首あたり3人4人がコメントします。 受け取った歌の意味を伝えつつ、 ・こういうシチュエーションなら、こういう表現のほうがいい ・語順を変えたほうが伝わりやすい ・漢字でなく、ひらがなにしてるけど、効果が感じられない ・一字

出し惜しみを止めて、最推しの短歌を詠もう

私の行動方針として「どんなことも出し惜しみはしない」がある。 仕事では、毎月のシリーズとして書いている記事があるが、その時、読者が一番興味を惹きそうなこと、鮮度がいいものを選んで書いている。翌月のことなんか知ったこっちゃない。noteは、毎日書いているので、日を跨ぐ時間までに書けることは限られるが、読んでもらえそうなものから順番に投稿している。週末はちょっと例外で、決まったネタになることがほとんどだけれど。 そんな私が出し惜しみしていることが一つある。 息子を詠んだ短歌

今月もひとり歌会(2023年9月)

月が終わると、毎日詠んだ歌を整理する「ひとり歌会」。誰のフィードバックも得ず、詠んだ歌を見ながら一人、仕事や生活をふりかえる。 近況今月は、ほとんど短歌のために時間を割いてない。以下の「歌」と書いたものも当日詠んだものではない。手帳に毎日書きつけている10文字くらいのメモをなるべく三十一音に寄せて、今、書き起こしたものだ。歌を詠めている時期は、手帳にメモする時すでに三十一音にしようとするし、適切な言葉も探そうと努める。今月は残念ながら、一日もそんな日がなかった。ちょっとひど

私の秘密、唯一出し惜しみしていること

私の基本行動方針として「どんなことにも出し惜しみはしない」がある。 仕事で、毎月、シリーズとして書く記事も、読者が一番興味を惹くだろうこと、鮮度がいいものを選んで、記事にしている。来月のことは知ったこっちゃない。noteは、毎日書いているので、日を跨ぐ時間までに書けることに限られるが、今、読んでもらえそうなものから順番に投稿している。週末は、例外で、一緒に暮らしたい人たちと過ごす時間なので、決まったネタになることがほとんどだけれど。 基本、ネタの出し惜しみはしない。 そ