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短歌活動

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詠んだ歌、歌に関すること
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#歌会

桜のない隅田川には、何が咲いているのか。

二か月ぶりに歌会に参加しました。 本日、持ち込んだ歌はこちら。 「三月末の隅田川、桜のないにも関わらず、酔っぱらいがたくさんいる」状態のことでしょ、と言われましたが、その通りです。 実際の情景を元に作りました。今年は、桜が例年通りに咲きませんでしたね。三月の末日、隅田川の川っぺりの桜の木々には、つぼみしかありませんでした。それでも、花見のために空けた予定は変えられないんでしょう。隅田公園には、酒を飲む人が溢れていました。 近くに住むものとしては、騒がしいだけでなく、散

歌会記:天国に送信したい画像が溜まっていくことを詠みたかったのです

久々の歌会に持っていった歌は、えーっと…、散々でした。 送った詠草はこちら。 子は誰の子なのか? 亡くなったのは誰なのか? 何を検索したいのか? なぜ検索が最後なのか? 短歌では、必ずしも詠み手一人の目線ばかりでもありません。登場人物の関係性が明確じゃないために、ずいぶんと歌会の参加者を混乱をさせてしまったようです。「育つ子」としたことで、お腹の中の子と思われた人もいて、亡くなったのは、お腹の子? という解釈まで見られました。申し訳ないです。 こちらの意図通りに、詠み

三度目の歌会:切り取りたかったシーンと表現のギャップ。アオハル、月夜のロミオとジュリエット、…

歌会に参加するのは、三度目です。 短歌をはじめて4年ちょっとですが、コロナ禍もあって、人と対面するリアルの歌会に参加するのは今回で三回目。平日、猛暑日の正午過ぎ、歌会に行ってまいりました。 歌会の様子歌会では、開催の数日前までに運営側に自分の歌をメールで送ります。当日は、名前を伏せた状態で、参加者の歌が並んだものを、一首あたり3人4人がコメントします。 コメントは、受け取った歌の意味を伝えつつ、 ・こういうシチュエーションなら、こういう表現のほうが誤解されないんじゃない

二度目の歌会:自分の歌に対する評と他人の歌を評することについて

歌会に行ってきました。 リアルの歌会の参加は、二か月前(↓)に続いて、二度目。今回は、運営含め、13名の参加で、3時間の歌会でした。 土日は、相変わらず息子の予定が優先なので、どうしても平日の歌会にしか顔を出せません。 今回は、5月に詠んだ歌からこちらを持って行きました。6月に短歌会に送る予定の10首には入らなそうな歌、候補から浮いたやつを持って行くことにしました。 歌会に持っていく歌について歌会に持っていくのは、どんな歌がいいんでしょう? 歌会では、事前に短歌を参加者

初めてリアルの歌会に参加して、すでに次回の参加を楽しみにしています

2019年1月に短歌をはじめました。 続ける理由が欲しくって、同年の6月ごろに短歌結社に所属しました。たぶん入会した翌7月からほぼ毎月、短歌結社に10首の投稿を続けています。自分で詠んで勝手に送るだけでは、自分の短歌がどう読まれているかわかりません。歌会に参加してみたいという思いは、短歌をはじめて一年くらい経ったときには、すでにあったと思います。しかし、2020年の2月ごろからコロナ禍に入り、リアルに顔を合わせる歌会の開催がなくなりました。 歌会への想いと当日参加するまで