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短歌活動

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詠んだ歌、歌に関すること
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2023年7月の記事一覧

百人一首復習ノート:現代語訳、英訳、解釈とその感想(一七、一八)

普段、現代語で短歌を詠んでいるのであって、文語に親しみたいわけでも、文語で短歌を詠みたいわけでもない。けど、永く日本人の体に入ってきたリズムで、教養ある人が一度は親しんだ(無理やり覚えさせられた)歌に接することには、意味があることかもしれない。 教養としてではなく、自分の作歌の養分と作歌時のテクニックという実利を期待して、いまさらながら百人一首を復習してみようと思う。情報は、手元にあった百人一首の本三冊から(『百人一首がよくわかる(橋本治)』『英語で読む百人一首(ピーター・

百人一首復習ノート:現代語訳、英訳、解釈とその感想(一五、一六)

普段、現代語で短歌を詠んでいるのであって、文語に親しみたいわけでも、文語で短歌を詠みたいわけでもない。けど、永く日本人の体に入ってきたリズムで、教養ある人が一度は親しんだ(無理やり覚えさせられた)歌に接することには、意味があることかもしれない。 教養としてではなく、自分の作歌の養分と作歌時のテクニックという実利を期待して、いまさらながら百人一首を復習してみようと思う。情報は、手元にあった百人一首の本三冊から(『百人一首がよくわかる(橋本治)』『英語で読む百人一首(ピーター・

百人一首復習ノート:現代語訳、英訳、解釈とその感想(一三、一四)

普段、現代語で短歌を詠んでいるのであって、文語に親しみたいわけでも、文語で短歌を詠みたいわけでもない。けど、永く日本人の体に入ってきたリズムで、教養ある人が一度は親しんだ(無理やり覚えさせられた)歌に接することには、意味があることかもしれない。 教養としてではなく、自分の作歌の養分と作歌時のテクニックという実利を期待して、いまさらながら百人一首を復習してみようと思う。情報は、手元にあった百人一首の本三冊から(『百人一首がよくわかる(橋本治)』『英語で読む百人一首(ピーター・

「選」ばれた歌、「選」ばれなかった歌(2023年7月)

短歌の会報誌に毎月短歌を投稿している。10首まで投稿できて、採用は5首前後の人が多い。歌はその歌が選ばれる「選」もフィードバックの一つ。何が選ばれて、何が選ばれなかったか、その基準を自分で考えることで歌を見直すことができる。手書きの投稿という面倒さも受け入れて、毎月送っている。 今月は、5首採用 採用された歌(掲載順)映画館で仕事の姿勢を問われたから 夜、新宿で背筋を伸ばす あの頃は中心にいたはずだった 見つけた写真の端にいる俺 街中の八百屋で山ウド手に取って はじめて触

百人一首復習ノート:現代語訳、英訳、解釈とその感想(一一、一二)

復習ノートは、週一回くらい(週末だけ)にしておきたいところだけど、書きたいことが思いつかず、平日半ばに書くことに。まだ先が長いので、ゆるゆる続けていきたいところ。 普段、現代語で短歌を詠んでいるのであって、文語に親しみたいわけでも、文語で短歌を詠みたいわけでもない。けど、永く日本人の体に入ってきたリズムで、教養ある人が一度は親しんだ(無理やり覚えさせられた)歌に接することには、意味があることかもしれない。 教養としてではなく、自分の作歌の養分と作歌時のテクニックという実利

今月もひとり歌会(2023年6月)

月が終わると、毎日詠んだ歌を整理する「ひとり歌会」。誰のフィードバックも得ず、詠んだ歌を見ながら一人、仕事や生活をふりかえる。 近況あまり体調がよくなかった月。それでもnoteは毎日書いていたし、短歌もそれなりに詠んだし、「クリエイティブになるための読書」も続けられている。映画も2本観たし、歌集も読めた。「クリエイティブになるための読書」以外にも本を読めている。ずっとひっかかっていた高校の同窓会の司会もこなせた。あとは仕事がうまくいってれば…。 今月の歌(33首)6/1木