MUPWeek10~サービス設計の流れを理解する~

こんにちは! 野原です。

今回の内容は、前回の論理的思考スキル続きとなります。

前回の内容でも触れていますが、事業を行う際は思い込みなどで進めるのではなくデータを元に組み立てるようにします。

これから事業を始めようかなと思っている方は軽く目を通してみてください。

★サービス設計の流れ

サービス設計の流れは下記となります。

★3C分析

顧客、自社、他社それぞれを考えます。
一番大切なのは自社分析です。

自社の強み弱みは把握できていないことが多いため、SWOT分析と併せて確認するようにしましょう。

イメージがこちらです。

★SWOT分析

それぞれを確認しましょう。
確認することで対応すべきことなどが見つかります。
また、前述した通り自社の強みを知ることができます。

★4P分析

下記のフレームワークに沿って考えましょう。

それぞれを入れたイメージがこちらです。

そして、自社、他社の4P分析を比較し細かく1つ1つを改善することが大切です。

※上記とは異なる内容を載せております。



★市場分析について

市場分析とは特定の商品やサービスを必要(ニーズ)とする人がどれくらいの数いるのか、そしてそのニーズに人々がどれくらいのお金を支払うのか(デプス調査+メンタルアカウント分析)を表します。

そしてその数字をかけた答えが市場規模になります。

サービスを必要としている数×そのサービスを支払うお金=市場規模

市場規模を決定する際に大切になることが、メンタルアカウント分析です。

メンタルアカウントとは、自身の中に色々な勘定項目を持っていて、時と場合によってそれらの項目を使い分けているということです。

自販機の100円を使わない人もデート中の10000円なら使うと言ったことです。

これを組み込まないと正確な市場規模が把握できなくなります。

・ニーズの調査
色んな年代の方にこんな商品・サービスあったらどうですかと簡単に聞きましょう。

★デプス調査

ニーズ調査から特定のニーズが確認できたカテゴリー層、5人~10人にヒアリングをします。
下記の4つを意識して質問をしましょう。

①スモールトーク
→自分の事を話しつつ日常会話をしてリラックスさせましょう。

②ライフスタイル
平日、休日に分けて1日の流れを聞きましょう。
家族構成、趣味、出勤時間、帰宅時間、子供の保育園など

③ワンアヘッド
年収や家族の経済状況、ローンなど折り入った話をしましょう。

対象の商品・サービスに関連した質問をして必要、不必要を聞きましょう。
なぜ?3回聞くような質問をしましょう。
※実施したいサービスは質問の最後に伝えるためここでは言わないようにしましょう。

・その他
インタビュー中にほろっと出た話も聞き逃さないようにしましょう。

★ペルソナ設定について

例えば、「30代の子持ち主婦Aさんで、子供を朝に保育園に送った後に仕事に行っています。旦那は会社員でいつも夜は22時帰宅です。

仕事を16時に終わり17時に保育園にお迎えに行きますが、スーパーで買い物をして晩ご飯の料理をするのが大変です。

このような主婦10人に対してデプス調査をしたところ、8名がぜひ宅配晩ご飯サービスを利用したいと言っており、このサービスには1ヶ月の晩ご飯代5万円の半額ぐらいなら払いたいと言っております。

そしてこの街には同じような主婦が2万人ほどおり、その為このエリアによる市場規模は2万人×80%×2.5万円=月間4億円程度の市場規模が予想されます。

というように人物を作り上げます。

★普及曲線について

商品・サービスが普及するまでには時間がかかります。

新しい商品・サービスを使用する人は全体の16%です。

その16%を満足させて口コミをしてもらうことで割合が増えていきます。

また、ニッチな戦略をして他とは違う事をアピールすることで割合が増えてきます。

★まとめ

このような工程を行うことで、意味のある商品やサービスの設計が行えます。

新しい事業を考えている方は試してみてください!

今回の内容はここまでになります。

ご覧いただきありがとうございました。

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