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疲れたなら、色んな人の生き方に触れてみる。

私は今この世界に生まれて本当に良かったと思う。
なぜなら、このnoteも然りインターネットやSNSを通じて色々な人の価値観や生き方に触れることが出来るからだ。

私は日常的にちょっとした生きづらさを抱えているのだけど、別に病院に行ったわけでもないので、これが何なのかはよく分からない。
インターネットで調べると私に当てはまりそうな色々な情報が出てくるけど、別にそれに当てはめようとかは思わない。
私にとってはこの生きづらさを含めて私なのだから、今のところはこれを受け止めている。

でもどうしても、落ち込んだり、焦ったり、何が何だか分からなくなってしまうことがある。
そんな時は、「こんな生き方してみたいな」「この人の考え方、素敵だな」と思うような、私にとってロールモデルとなる人の生き方に触れるようにしている。
そんな、自分にとって共感できる人の生き方や考え方には、少なからず今の自分が今よりもより良く生きるためのヒントが隠れているから。

ここで注意したいのは、「自分が心から共感できる人」をロールモデルとすることだ。
よくありがちなのは(私も時々やってしまうのだが)、世間の流行りや常識に流されて一般的に「成功している」と思われるような人たちのことを、「自分が心から共感できる人」かどうかを考えずに無条件に崇拝してしまうこと。
例えば、最近TVでよく見かけるようになったタレントや成功している起業家など。
そういった人たちのことを、リスペクトしたりロールモデルにすることが間違っていると言いたいわけではない。
ここで言いたいのは、その人たちと自分は「違う」ということ。
大切なのは「誰か」になることではなく、「自分」を生きることだと私は思うから。

だから、まずは自分の声に耳を傾けよう。
自分は何を大切にして生きていきたいのか?自分がワクワクすること、やっていて楽しいことは何か?逆に自分にとって生きづらさを感じることや無理のある生き方は何か?
そういったものを含めて、自分と近い考えや共感できる部分のある人の生き方を参考にしてみるのはどうだろう?


大事なのは気付くことと、無理なく出来ること

ここで言っておきたいのは、「その人になる必要はない」ということ。
ロールモデルと聞くと、その人になろうとする人がいる。
でも、その人になろうとすると、多分もっと生きづらくなってしまうと思う。
だって、あなたはその人ではく、「あなた」なのだから。

手段と目的を履き違えないように。

ここでいう目的とは、あくまでもあなたが自分らしく生きることであり、共感できる人をロールモデルにするというのは、その人の生き方から目的を達成するためのヒントを得る手段に過ぎないのだ。
大事なのは、その人の生き方から何かしらの気付きを得て、それを無理なく今の自分に取り入れることで、日常を今より少しでも良くするということ。
あなたの日常があなたにとって少しでも生きやすい日々にするということ。

ちなみに、今の私にとって「素敵だな」と思うロールモデルとなる人は、『じぶんジカン』というノートブランドを運営しているマツオカミキさん(Twitter→@matsuo_mk)という方。
面識は全くなく、私が勝手に尊敬しているだけなのだけれど、マツオカさんに出会って私の生き方はそれまでとガラッと変わった。
それまでの自分は「何者かになろう」と、いや「何者かにならなくちゃいけない」と思っていて、自分で自分を苦しめて生きづらい毎日を過ごしていた。
でも、マツオカさんに出会って、『じぶんジカン』の世界観やマツオカさん自身の考え方に触れてみて、「自分らしく生きること」「無理なく生きること」という新しい価値観をインストールすることが出来た。
そういう生き方があってもいいんだ、と思えるようになった。

だから、今これを読んでいるあなたにも伝えたい。
決して「誰か」になる必要はなく、あなたはあなたのままでいいということ。
そして、「自分らしく」生きるためにも、今の生き方に少し疲れたのなら、自分の考えや価値観と似ている、共感できる「誰か」の生き方に触れてみて。
それが心の琴線に触れたなら、自分に出来る無理のない範囲で真似してみて。
そしたら、きっと新しい何かが見えるはず。
そうやって少しずつ、自分らしい生き方に近づいていけますように。

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