脳梗塞について

母が倒れて2週間が経過し、早くも介助を受けて食事と歩行ができていました。
人間の身体は動かさないと筋肉が硬直するため、1週間寝たきりだった母はICUを出てからは早速リハビリに入ったとのことです。
看護師や理学療法士から厳しく指導されて。

病院で寝たきり状態は、レアケースのようです。母が入院した病院では、リハビリだけの患者は最長3カ月しか入院を認めず、早々に自宅介護か施設入所かを迫られます。先が見えない状態にも関わらず、病院は薬投与や手術といった形で金にならない患者を早々に追い出すようです。
やるせない気持ちを今でも思い出します。

何かできないかと、脳梗塞の関連本を図書館から借りたり、リハビリの最新情報に関する書籍を買ったり、ネットでも調べまくりました。
母を少しでも健康な体に近づけたい一心でした。しかし、医者でない素人がいくら本で勉強しても何にもできません。でも、何かせずにはいられない状態でした。
家内の母が肺がんになった際、当時最新のワクチンの治験に参加したり、小脳に転移した際に当時自己負担額が高額なガンマナイフを試したりした行為が身に染みてわかりました。

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このマガジンでは、10節に分けて実事例を元にした経験を纏めています。

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