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webサイト制作に必須!デザイン×心理学4選

こんにちは。デザイナーのnoguchiです。

デザインを作っていると、「どんな構成や見せ方がいいのかな?」など悩むことはありませんか?

そんな時、心理学的な観点がヒントになるかもしれません。

心理学をうまく利用することでデザインに活かすことも可能なんです!

そんなデザインをする上で困った時に使える『デザインに関わる心理効果』を調べてみました。


アンカリング効果

アンカリング効果とは、はじめに見た数値や特徴の印象に引っ張られる形で結果の印象が変わってくる現象です。

料金を表示する場合、有効なアンカリング効果はWebや印刷物、街中など…あらゆる場所で見かけます。


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例えば、「本日限り!ブランドバックが通常価格50,000円→特別価格10,000円!」

安い!お得!と思いますよね。

他にも、「シェフが料理したアクアパッツアです」と言うコピーより「イタリアの一流料理店で修行したシェフが作ったアクアパッツアです」の方がより美味しそうな気がします。

ただ、アンカリングは景品表示法違反に注意が必要です。

通常価格などを通常よりも高く表記し、セール中の商品の値段を安いと感じさせるような手法は、「二重価格表示」になるので、違反となってしまいます。

例えば、普段10,000円で売っているものを、セール期間に定価を20,000円に変更して『50%OFFで10,000円』なんていう表示させるのはNGです。


ピグマリオン効果

ピグマリオン効果とは、教師の期待によって学習者のモチベーションが向上することです。

別名「教師期待効果」とも呼ばれます。

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例えば、LPによく出てくる"お客様の声"。

この場合、充実してるエピソードなど成功体験を発信することにより、読者(ユーザー)への期待をメッセージとして込めて、モチベーションを上げる効果があります。

ちなみに、期待しないことによってモチベーションが下がることを「ゴーレム効果」と言います。


シャルパンティエ効果

シャルパンティエ効果とは、前提知識に引っ張られて物事を捉えてしまう事です。

例えば、5kgのお米と5kgの布団だと、同じ重さのはずなのに布団の方が軽いと感じてしまいがちです。

シャルパンティエ効果は、商品販売などでも使われています。


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よくセールの時期にお店の前を通りかかると、「ただいまタイムセールで全品50%OFFです!さらに、レジにて10%OFFしています」などといった声かけ聞いたことがありませんか?

50%OFF + 10%OFF = 60%OFFと勘違いしてしまいそうになりますが、実際55%OFFになります。

2回割引かれることで、お得感が増す演出をしてる数字の錯覚です。


カクテルパーティー効果

カクテルパーティー効果とは、自分に関係のある情報には、無意識に注意・関心が向く現象です。

サイトデザイン、バナー、CTAなどカクテルパーティー効果を使ったキャッチコピーを目にします。

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例えば、「乾燥肌でお悩みの方へ」。

乾燥肌で悩んでいる人に呼びかけてますが、本当に悩んでいる人には高反応です。

この効果を利用し、ピンポイントで紹介することで、そのユーザーの興味を引くことが可能です。


まとめ

今回ご紹介した心理学の法則の他にも様々な法則があります。 

心理学を取り入れることで、より説得させる材料にもなります。

WEBデザインをしていると、画面とのやり取りを通すことが多いですが、伝えなければいけないのは「人」です。

ぜひ、心理学をデザインに活かしてみてはいかがでしょうか。



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