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ノギ日報 with Podcast#35 まちづくりは足し算と引き算

前回同様3人のゲストをお招きし、5人でのトークとなっております!
今回は、それぞれが何を大事にしながら活動を行ってきたのか。

意外とノギの運営2人でも、各々がやっているプロジェクトは知っていても「どういう思いでやっているのか」というような概念の部分は離したことがなかったので新鮮でした!

ゆるく話すコンセプトなのに、
かなりみんな真剣に話をしていて素敵な時間になりました!
その分今回は長めの記事になりました、、、

全開の記事は下から飛べます↓↓

この記事は、PodcastやSpotifyで聴けるノギの「音声日報」では伝えきれなかった部分や、運営の個人的に思ったことを徒然なるままに紹介していきます。

それぞれの考えるまちづくり

そうちゃん

地元は唐津市だが、活動を主に行っているのは佐賀市で
佐賀県は「何もない」と周りから言われるし、自虐的に自分で言う人たちもいます。

しかし、普段の生活で困ること、不満に思いながら住んでる人は意外と少なく感じています。

つまり、もうすでに魅力がありるのではないか。
そして、それをどう「再認識するか」が重要な気がしてます。

今感じてるものを再度感じたり、掘り出すような作業がその再認識につながる気がしています。
テーマは「ありものを再定義」
新しく生み出してる感はありませんが。

いっしん君
鹿児島
福井県坂井市も佐賀と同様何もないと言われる
しかし、幸福度は高く人の優しさ、食べ物が美味しい
そんな場所は多くある。そんな中の1つが佐賀県なのでは

高桑君

久留米市出身で
学部の2年間は鳥栖市を研究していました。

バブルに栄えてたんだろうなと思わせる建物が多くあり、実際に人も多く歩いている写真なんかも残っています。

確かに、関東・関西と比べて何もないと言われるかもしれませんが、
実は古くから残っている街道沿いの年配の方がやってるようなお店が都市を形成していることも多くあリます。

学問上は、(ショッピングモールのような)大きい店舗は商店街を潰すとい言われているが、そう言うのが存在している事自体も田舎の特徴だと言えます。

そもそも「何を持って田舎」「何もない」とするかはかなり難しいです。

都市デザイン的に佐賀はすごい部分があります。
佐賀県は現在車社会ですが、元は水運で栄えたまちでした。
車の移動速度では気づかないことにも、歩くことで新たな気づきや発見があり、これがまちづくりに繋がっていくのではないかと思います。

こーせい君

一回就職して東京に行ったことで佐賀の良さに気づきました。
東京で地元を誇れないなと感じて佐賀にもどり活動を始めました。

自分自身が誇りに思ってないと言うことは、他の人も思ってないのでは?と思い、みんなが誇れるまちにするために面白くして行きたいです!

自分自身の得意分野が「建築」なので
建築×まちづくりをテーマに活動して行きます。

建物はまちづくりの中で一番目につくものです。
佐賀を都会にしたいわけではなく、
今ある水路や自然、平地を残したい。

つまり、古い建物を残す=古民家再生、リノベーションだと考えていますが、現状佐賀の若い人は佐賀市内で活動をしていません。

佐賀には空き家があります。
それをうまく活用して若者の需要を満たしていきたいです。

ひろふみ

小城市出身で、小城は歴史が溢れています。
牛津は海運が盛んだった地域で、
牛津川に船が入ってきたり、長崎街道から砂糖がが入ってきておかしが有名になった宿場町です。

「どこ?」「なんもない」と周りから言われますが、
自分自身苦労したことはないし、県内で完結することも多かったです。

関西関東、海外で活動した時に「佐賀が一番住みやすいな」と思いました。
そうちゃんと同じように「ありすぎて感じれてないだけ」ではないのかと思っています。

そうちゃんは「掘りだす」と言う表現をしていましたが、
自分は本質のいい部分を削り出し、発信すること。「削り出す」ことがまちづくりに繋がっていくのではないかと考えています。

いっしん君

将来のビジョンは、
各地域でまちづくりをやってる人、自分の中で挑戦をしてる人がいるとこに行って応援をできるような人になることです。
今回、そういう思いでノギにきました。

大学で学んでいたこともあり、農業をやってることも好きだから、農業をとして人との関係を構築していくことが好きですが、あくまでツールの1つと考えています。

食はコミュニケーションの根幹になりえると思っています。
みんなで一緒に食べると仲良くなります。
今日も美味しいちゃんぽんを食べにいく前にはポッドキャストを撮るとはならなりませんでした。

食を中心に地域を盛り上げて行きたいです!

ノギの空間

なぜか急にみんな真面目に話し出すような空間です。
しかし、その面白い話も収録なしで起こっているパターンも結構あります。
正直ちょっと勿体無い、、、笑

姿勢を正しちゃうような真面目な会話が自然と始まるノギ
急に話に来る、大喜利しに来るでも大丈夫です。

今回は概念的な話でしたが、
高桑君はアカデミック且つロジカルに。
そうちゃんはありものの視点を変えて伝える。
ひろふみは過去を見つめて積み上げながら進むプロセス。
こーせいくんはエネルギーを元に作り上げていくような感覚。

良さを発掘しようとする人だけでは地域は良くなっていきません。
こうあるべきだから新たに作るという「足し算方式」と本質以外を削り取るような「引き算方式」のバランス感が一番大切だと考えています。

ノギを利用している人は、意見が違ったとしても
誰かを否定するわけではなく、
話しながら色々なものに気づき、
一番良さそうなものを築き上げていこうとする人が多いです!

意外と恥ずかしがり屋

今回の収録で言われて気づいたのですが、
ノギの2人が自分の思いを話すことは少ないらしいです。

こーせい君的には2人の佐賀なんもないわけではないと言う共通認識が、なぜ違うのかということをそれぞれ違う観点からそれぞれの考え方で解決しようとするのが被ってないのがいいなと思ったそうです。

ノギの運営2人割とは引き算主義者のように感じます。
先ほども言ったように、引き算だけでなく新たに作り出す人たちがいることで共同していくことで地域は盛り上がっていくと考えています。
そう言う考えの運営がやっているからなのかは分かりませんが、
のぎは思想が被っても、プロセスが被らないような空間になっています。

みんなで楽しくが大切ですね。笑

営業情報
営業日:水曜日から日曜日(月・火曜は定休日)
営業時間:12:00~19:00まで
料金:学生300円/2h、500円/一日フリー
   一般500円/2h、800円/一日フリー
   学生月額3000円、一般月額5000円

無料でご利用いただけるもの
・コンセント
・WiFi
・ヘッドセット
・コーヒー
・電子レンジ
・ポッド
・各種ケーブル(ライトニング、タイプC)

有料でご利用いただけるもの
・ドリンク各種(100円)
・プリンタ―(モノクロ10円、カラー30円)

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