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日記【 なんのためーに生ーまれてー 】

もう2日、ろくに寝ていない。
それは、精神的にどうとかではなく
猫が大声で叫び続けているからだ。

お盆にさしあたって、
和室を開放しなくてはならなくなった。
田舎はなんやかんや、親戚が来たり線香あげたり謎の飾り付けをしたり御先祖迎えに行ったり追い返したりと、イベントが目白押しだ。
和室には、保護した野良猫が幽閉されている。
猫エイズのため、ほかの先住猫と触れ合うことが出来ないからだ。
幽閉と言っても広さは十分にあり、のびのびと元気いっぱいに幽閉されている。
月末にワクチンを打ったら、リリースする予定だ。
猫エイズ。やはり貰い手はつかなかった。
リリースしても、恐らくはこの家周辺に居着くと思う。外飼いの猫みたいなものだ。

さあ、和室を空けるとなると、この子をどこに?
そこでの最適解が、私の部屋だった。

その猫ちゃんが、夜に大声でわおーん、わおーん、と途切れることなく鳴く。
お外に出たいらしい。
うるさいし、何より可哀想で聞いていて辛い。
一昨日は一睡も出来ず、昨日は途中で部屋を離れ、リビングの大きいビーズクッションの上で寝た。着ようとした上着に襲われるとかいう悪夢を見た。寝た気がしない。

この日は精神科のオンライン診療だった。
先生が画面に現れるまで、携帯の前で臨戦態勢で待っている。
オンライン診療は、外来に来ている患者さん優先なので待ち時間が長い。
昨日は携帯の前に座ったまま1時間ほど待った。何も出来ない。
もうその待ち時間が眠くて眠くて。
気づくと目を閉じている。先生が来た時に寝ていたらまずい。
寝たら死ぬぞと自分を鼓舞する。いや寝たいし死にたい。

診療は滞りなく修了。死ななかった。

1年くらい前からかな?
体の一部の筋肉がキュッと収縮するようにピクっと動くようになった。
精神科の先生には相談していたけれど、
ストレスじゃないかな?なんて言われていた。
今回の診察でもまた、
あのピクっが続いている旨を話してみたら、
神経内科に行ってはどうかと薦められた。

私が飲んでいる薬は、うつにも効くという抗てんかん薬だ。
なので、てんかんではない。多分。
調べてみると、認知症とか色々、怖い病名が出てくる。
認知症だったらどうしよう。
そういえば私は馬鹿で、最近それが増し増しになってきた気はしていた。
認知症だったら、それこそ早めに死なないと、
死ぬ事も出来なくなって、人に迷惑かけまくって嫌われて早く死ねなんて思われながら生きていかなくちゃならなくなる。
 「分からないまま終わる そんなのは嫌だ!」
頭の中に、アンパンマンのマーチがこだまする。
アンパンマンのマーチって、なんか怖いから全歌詞見て欲しい。

早速、神経内科に予約を入れた。今は、脳神経内科、という名称で統合されているらしい。
あまり何回も外に出たくないので、効率を重視して
夕方に猫の病院がある日にした。一石二鳥だ。本当は一石五鳥くらいに集約したい。

神経内科では、どんな検査をするんだろうか?電気椅子とか?膝カックンとか?電話してみようか。膝カックンですか?

今夜は寝られるといいなぁ。






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