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雑記【取り留めもなく夢の話を】

*少々グロテスクな表現があります。
苦手な方、お食事中の方はお控えください。

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肩で息をしながら、目が覚めた。

皆さんには、何故かよく見る夢、はあるだろうか。
私の場合は、嘔吐と、歯が全部抜けてしまう夢だ。
他になんかなかったのか。空を飛ぶとかそういうのは。

夢には大まかに2種類あると思う。
主観か、客観か、である。
嘔吐の夢は前者だ。自分自身が体験する。
その夢は現実世界よりも容赦がない。
嘔吐反射は絶え間なく、まるで肋骨が内側に向かってひしゃげるようで、息を吸うことも出来ない。何度も何度も、ずっと吐き続ける。
そして、肩で大きく息をしながら目を覚ます。

なんかあれよ、マヨネーズ。
マヨネーズは、吐き出すだけだ。そして次第に、マヨネーズの肋骨が軋んでひしゃげていく。

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変わって、歯が全部抜ける夢。これは他の人でもけっこうあるらしい。
歯が抜ける夢は、本当に絶望する。
歯が一本ぐらついて抜けてしまう。すると、隣のもう一本がぐらつき始め、抜けてしまう。
どうしよう、どうしよう、でも抜けるのが止まらない。
最後には、口の中が抜けた歯でジャリジャリといっぱいになる。全部抜けてしまったのだ。
絶望で、目が覚める。
起きてすぐは、歯が全て抜けてしまったと信じているので酷く落胆している。
しかし少しずつ夢だったんだと気付き始め、舌でぐるっと歯の存在を確認し、深く安堵する。

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夢って、基本的には楽しいものなんだろうか。
私は悪夢しか見ない。他の人もそんなものなのか?

最近困っているのは、朝方に
猫にご飯をあげる夢を見ることだ。
ご飯をあげた気になってしまう。でも少しずつ、
あれ?あれは夢だったんではないか?
それとも本当にあげたんだっけ?
猫に聞いても、猫はいつだって食べたい生き物だ。
食べたくせに、食べてませんみたいな顔をして
私におねだりしてくる。
分からなくなるじゃないか。ふん、かわいい。

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昔から、夢遊病のけはあった。
寝ている間に歩いて、なにかしている。
家族に指摘されて、初めて知る。

先日は、起きたら大量のティッシュがめちゃくちゃに引き出されていて怖かった。なにしてんの自分。

眠りが浅いらしい。
ふらついたまま、階段から落下する。痛みはあまり感じない。
ドカーンとものすごい音を立てるが、家族は見に来ない。
そのまま家族がいるリビングに行くけれど、
家族は何も聞かない。
私も何も言わない。言っても、
ふーん、みたいな反応しか返ってこないのを知っているからだ。
だから、痛いとか苦しいとか死にたいとか
そんなことは絶対に言わない。
ふーん、っていわれて、傷つくだけだから。

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脱線した。

この一年ほどで見た夢で印象的だったのは、
とある実験施設から逃げ出す夢だ。その施設には
茶色くて巨大な、イエティ型のもさもさモンスターが、ずしん、ずしん、と歩いている。
逃亡するやつを阻止するのが奴の役目だ。
奴には目がない。代わりに聴力が非常に発達している。
少しでも音を立てたら終わりだ。
私と一緒に脱出を試みる仲間達が奴に見つかり、
ひとり、またひとり、
原型を留めない血溜まりに、ブシャッと一瞬で変わっていく。
生き残りは私だけだ。

私は、実験のために捉えられているプテラノドンを助けに行く。全長6mほどの、巨大な恐竜。
なんやかんや(?)で、鎖で繋がれたプテラノドンを解放し、
彼の足に捕まって、実験施設から飛び立つ。

遠くにはきらきら光る海、真下には広大な針葉樹の森が、どこまでもどこまでも続いている。とても綺麗だ。
飛んでいる高さは、タワマンのてっぺんくらい。タワマン登ったことないけど。

そして私は、プテラノドンの足から手を離す。
プテラノドンは解放されて、どこまでも飛んでいく。
プテラノドンから手を離す時、私は一切恐怖を感じなかった。私はまっすぐに落下していく。
このまま落ちていけば、針葉樹の鋭いてっぺんに突き刺さって死ぬだろう。

飛び降りもいいな、とおもった。

でも、私はその森の地面に仰向けに横たわって、無傷のまま目を覚ました。
そんな。

夢から覚めた後、悲しくて泣いた。

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ありがとうございました。

のがの






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