「リモートワークで薄まるカルチャーを活性化させた施策にせまる」 株式会社ペライチ 人事インタビュー
こんにちは!株式会社ノッティーののってぃだってぃ。
僕たちは「モノが届くと、オモイが届く。」をコンセプトにノベルティ制作サービス、「NOFTY(ノフティー)」を運営しているってぃ!
NOFTY 公式サイト:https://nofty.team/
このnoteでは、「チームビルディング」をテーマに企業でチームをつくるためのノウハウや事例を紹介していくってぃ〜
今回は、コロナ禍でフルリモートに切り替え、オンラインでのチームビルディングを実践している株式会社ペライチの人事・総務担当 直江つかささんにお話を聞いたってぃ!インタビューをしたのはノフティーのライターのてっちゃんだってぃ。早速インタビューを開始するってぃ〜
株式会社ペライチ 公式サイト:https://peraichi.co.jp/
■コミュニケーション不足を感じていたリモートワーク
てっちゃん(以下、て):
直江さん、はじめまして!早速ですが、現在のペライチのメンバーの皆さんの働き方を知りたくて。皆さんリモートワークなんですよね?
直江つかささん(以下、直):
はい。コロナが流行する半年ほど前からリモートも可能ではあったのですが、基本的には週5で出社していました。
て:
なるほど。コロナ禍でリモートワークを本格的に導入されたのですね。課題などはありませんでしたか?
直:
リモートという働き方自体に問題はなかったのですが、オフラインのコミュニケーションが減った影響で、メンバーの一体感があまりなくなってきてしまったという課題がありました。
なので、会社への帰属意識を持ってもらい、一人でパソコンに向かって仕事をしていても「ペライチのメンバーなんだ」と感じてもらうためにはどうしたらよいのかを考えていましたね。
て:
一体感、たしかにリモートワークだと作りづらいですよね。
ちなみに、リモートワークになる前には、会社として一体感を醸成する施策などあったのでしょうか?
直:
『フリードリンク・フリーお菓子』という出社したらお菓子が食べ放題となる福利厚生や、週に1回みんなでランチを食べる『ペランチ』、部活動などの取り組みを行っていました。
例えば、『ペランチ』では月に1回、誕生月の人を祝うサプライズイベントも行っていました。本人の好きな味のケーキを1ホールずつ用意して、みんなで食べてお祝いをし、一体感は生まれていたと感じます。
また、部活動では「部活をしたいメンバーが一定数以上集まったら、会社から1人あたり月1,000円の活動費を渡す」という支援を行っていました。
て:
どちらも素敵ですね!部活動はどのようなものがあったのですか?
直:
みんなでタピオカを飲みに行く「タピオカ部」や「写真部」、ビリーズブートキャンプを会社の大きいモニターに映して筋トレをする部活とかもありました。
他にも、活動費を何ヶ月分かとっておいて、お肉を食べに行ったりしてもいましたね。
ただ、対面で行う部活が多かったのでコロナ禍で運営が難しくなったり、参加するメンバーが減ってしまったりしたので、今は活動自体を停止しています。
■人事担当がいない中で始めた社内面談
て:
リモートになったときからNOFTYのノベルティサービスを利用いただいていますが、どのように活用していらっしゃるのでしょうか?
直:
コロナ禍ではじめた社内向けラジオで紹介したお菓子を、月に1回メンバーの家に送っています。一緒に手紙も同封しており、この取り組みはメンバーからの反響が大きいです。
(メンバーに送ったお菓子と手紙)
て:
なるほど、それは良い取り組みですね!
一点お伺いしたいのですが、NOFTYを導入いただいたのはコロナ禍で減少したメンバー間でのコミュニケーション課題を解決するためなのでしょうか?
直:
はい、その通りです。
実は昨年において、会社のキーマンとなるようなメンバーが数名退職してしまっています。
当時の私は人事担当ではなかったのですが、コロナ禍で会社の一体感が薄まっていることに課題を感じたことから、「どうにかしなくては!」「残ったメンバーと話をさせてほしい!」と役員陣に直談判をして、社員面談を実施しました。
その面談を通して、メンバー間におけるコミュニケーション課題を感じ、そこからノベルティなどの施策を考えるようになりました。
て:
この社員面談から、直江さんが人事専任になったということでしょうか?
直:
はい。それまでは社長の橋田が必要に応じて人事としての役割も担っていたので、人事専任のメンバーは私が初めてですね。
て:
行動力がすごいですね...!ちなみに、社員面談ではどんなことを聞かれていたのでしょうか?
直:
主に2つあります。1つは、会社のキーマンとなるメンバーが退職してしまったので心の拠り所をなくしてしまっていないか。もう1つは、リモートでの働き方に課題はないかです。
て:
なるほど。そこでコミュニケーションへの課題が明らかになったのですね。
■ラジオとノベルティで社内コミュニケーションを活性化
て:
NOFTYのノベルティ活用について、具体的な活用方法をお伺いしたいです!
直:
現在は月に1回、社外には非公開の社内向けラジオをしています。そのラジオのコーナーに「おすすめのお菓子を紹介する」というものがあって、そこで紹介したお菓子をNOFTYを通じて各メンバーの自宅に届けています。
加えて、配送を行う際にはお菓子だけでなく手紙も同封し、その手紙の中で新しいメンバーの紹介もしています。
て:
この施策は、コミュニケーション課題の解決につながっていると感じますか?
直:
まだまだ改善の余地はありますが、テキストでのコミュニケーションは増加していると思います。「ラジオで紹介されたお菓子がおいしかったよ」とか言ってもらえたり。NOFTYを活用した施策が、テキストコミュニケーションのきっかけになっていますね。
あと、メンバーの自宅に届くこともあり、ご家族からの反響も多いです。例えば、「うちの奥さんが毎月の手紙を楽しみにしているから直江さんこれからもよろしくね」という声をもらったりしています。
メンバーのご家族に会社のことを知ってもらうことは、メンバーの働きやすさにも繋がるので、嬉しい副次効果ですね!
て:
おぉ!家族にも。それは嬉しいですね。
もう少しお伺いしたいのですが、社内向けのラジオはおすすめのお菓子以外にどのようなコーナーがあるのでしょうか?
直:
ラジオは私がナビゲーターで、ゲストが社長の回と社長以外のメンバーの回の2パターンで企画しています。
前者の企画では、会社として新しい施策を実施した際に社長をゲストに呼んで、施策の背景や葛藤、ぶっちゃけトークや裏話をしてもらっています。
社長以外がゲストのときはペライチに入ってどのような仕事をしてきたかとか、以前はどんな仕事をしてきたのかとか。それぞれのメンバーの人となりがわかるような内容にしています。
どちらの企画でも、おすすめのお菓子紹介と事務連絡も含めて60分くらいの番組構成になっています。
(社内ラジオ中にお菓子を紹介する橋田社長と直江さん)
て:
60分!結構長めですね。ラジオを聞いてもらうために工夫していることはありますか?
直:
まず、ご飯を食べながらでも聞いてもらえるように、お昼の時間に配信しています。 ラジオといってもzoomを使い、話す側も聞く側も全員カメラをOFFにして、私とゲストがただただ話をするというものです。顔出しなしなので気軽に参加してもらえますね。
また、私の手が空いたタイミングで編集してYouTubeにストックもしているので、いつでも過去の配信を聞けるようにもしています。
て:
たしかに顔出しなしだと参加しやすいですね。
これからの取り組みについて伺いたいのですが、検討されている施策などはありますか?
直:
直近の取り組みだと、5月から誕生日のメンバーには月一でお届けするお菓子の中にバースデーカードも同封しています。誕生日などお祝いのときにはきちんと「おめでとう」と伝えていきたいですね。
また、社員面談をした際に「リモートで動くことが少なくなったので腰が痛い」など健康面での声が多かったことから、毎週パーソナルトレーナーの方にオンラインでのストレッチ講座をお願いしています。 これもコミュニケーションの活性化に繋がっているので続けていきたいです。
■「カルチャー」を継承していくためのコミュニケーション
て:
ラジオやノベルティ、オンライントレーニングといったリモートでの人事施策を社内に浸透させるために工夫していることはありますか?
お話を伺っていると、直江さんの社内への発信力が強いのかな...と思ったのですが。
直:
そうですね。私は入社して約3年になのですが、社内では古株ではあるので...。たしかに発信しやすいということもあると思います。
あと、人事の前はコミュニティ運営やセミナー運営をやっていたこともあり、他の人に比べてメンバーとコミュニケーションをとる機会も多かったからかと思います。
個人的に意識しているのは、ノベルティに関して、事あるごとに発信するようにしています。具体的には、毎週社内全体の会議をやっているのですが、そこで「次はいつ届きます」と伝えたり、届いたあとにアンケートを行ったり。
きちんとやっていることを伝えていくのは大切ですね!
て:
お話を伺っているとペライチさんはコミュニケーション施策にかなり理解のある会社だと感じるのですが、何か理由などはあるのでしょうか?
直:
社長の橋田が人が好きで、メンバーとのコミュニケーションやお祝い事を大切にしているというのが大きいです。
サプライズのホールケーキやバースデーカードで誕生日を祝うのは「あなたのことを大切に思っているよ」というメッセージを伝えたいという社長の思いから生まれた企業文化です。お祝い事のタイミングで会社からもお礼を伝えるなどの意識は根底にあると感じます。
て:
なるほど。社長が社内コミュニケーションを大切にされているのですね。
直:
はい。コロナ以前は「フリードリンク・フリーお菓子」という福利厚生がありましたが、コロナ禍でできなくなって。でも「同じ釜の飯を食う」じゃないですけど、ノベルティでこのカルチャーを継承していきたいと考えています。
今後もコミュニケーション施策を介してペライチのカルチャーを伝えていきたいですね。
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