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あたたかいもの

これ、いくらですか?


小学2年生ぐらい?の女の子に

チークの値段をたずねられた

〜ですよ、と告げると

くるっと背を向けて

またコスメのコーナーに走り去る

今度は韓コスのリップを手にして

私に渡す


プレゼントにしたいんです

そう言うので

ピンクの袋でラッピング

お金はいいんですか?

と心配するので

これは大丈夫ですよ

と伝え

袋と商品に少しスペースがあったので

コスメのオマケ(ちなんだ試供品)

を入れておくね

と伝え彼女に渡す

顔に汗をいっぱいかいて

数十分選んでたのを見ていたので

なおさらかわいく思えた


以前、クリスマス時期に

高校生くらいの男の子が

たぶん彼女ではなくて

お母さんにプレゼントするべく

その年齢にちなんだアイテムを

必死に選んでいて

彼もラッピングをしてほしい

と言っていた事を思い出した


私もそうなのだが

誰かに何かを贈る・贈りたい時が

いちばん嬉しくて

選んでいる時が楽しい

もちろんそれを相手に受け取ってもらって

それを喜んでくれたら

なお、いいのだけど

もう、渡す・受け取ってもらう

っていう時点で

自分の中では完結してしまってる事が

多々ある

これを自己満足と片付けてしまえば

おしまいなんだけど

心が相手に向かってるその時が

私にとってはいちばんあたたかくなる


後からそれがどうなろうと(!)

私が知らなければ全然良かったり(笑)

でも私は単純なので

そんなひねくれた事は

まったく考えないけれど😝


今日の彼女の

一生懸命選んだそのプレゼントが

相手の方にも

そして彼女にも

あたたかいものになる事を

願うばかりです


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