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『マイ・ブロークン・マリコ』永野芽郁さんの演技/NANA好きには堪らない

こんばんは。

先日、遅ればせながら映画館で

『マイ・ブロークン・マリコ』

観てきました。

突然死んでしまった幼馴染の遺骨を抱えて
生前行きたがっていた海に行く話。

DV性暴力の最低な父親から遺骨を
奪うときに包丁を突き付けながら叫んだ
永野芽郁さんの台詞

「高校生だったあの子を強姦して
中学生だったあの子を奴隷扱いして
小学生のあの子から母親を奪った」

文面じゃ全然伝わらないのですが、
心からの悲痛な叫びが、表情が、
すごくストレートに流れ込んできて
マリコの境遇に思いを馳せる前に
勝手に涙が溢れました。

正直こんな体験は初めてでした。

作品で泣いたのではなく

俳優さんの演技で泣きました。


人の心に届く演技ってこういうことなんだ

と実感しました。

と同時に
3桁、映画を観てこの体験初めてだったので
次、こんな体験ができるのは一体何年先だろうと
気が遠くなりました。

でもこんな体験をしてしまったら
映画を観るのはやめられないなあと
思いました。


そして、この作品を観て思ったのが

NANA好きには堪らんな~~

です。

私は世代ではないのですがパラキスきっかけに
矢沢あい先生にハマりまして。
NANAも大好きなんですね~~

マリコとシィちゃんの関係が
まさにナナとハチでした。

男にひどい目に遭わされても懲りないところや
そんな彼女を面倒だと思いながらも放っておけないところ

お互い恋人よりも依存してるんじゃないか
友情なのか恋なのか愛なのかわからなくて
なんならこの世にある言葉では表せないんじゃないか
って思う関係。
美しくて尊くて危ない関係。

私は人生経験が浅すぎて
この関係を上手く言い表せないのですが
とりあえず矢沢あい先生好きな方は
是非ご覧になってください!!


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