見出し画像

『RRR』ラストとエンドロールに思うこと。

こんばんは!

今日はやっとやっと念願の『RRR』を鑑賞してきました!
再上映していただいて感謝が止まらないです…

思うことがたくさんあったので感想を少し語らせていただきたいと思います。
※ネタバレありです

①映画の撮り方が新鮮

私はインド映画自体観るのが初めてだったので、カメラワークだったりカット割だったり「おぉ…!」と思うところがたくさんでした!
特に冒頭ラーマがボクシングのパンチングボール(天井からぶら下がってるボールみたいなやつ)視点からの画が初めて見る感じで印象に残っています。
あと「FIRE」と「WATER 」を最初から最後まで徹底して見せてるところ好きでした!


②アクションすごい!

アクションのレベル高いな〜と思いました。
実際作中で起こっていることは
「そうはならんやろ」
とツッコみたくなるシーンばかりで一周回って面白いですが、
メインキャストのお2人めっちゃいい身体してますよね…戦闘シーンの身のこなし方すごいなと思いました…身体能力と努力の賜物ですね…拍手を送りたかったです。


③銃弾のエピソード天才・ラストシーンに思うこと

この銃弾は英国の人件費を使い英国の工場で作り英国の船で7つの海を渡ってきた。
銃弾1発の価値はインド人1人の命より重い。
英国側ボス
銃弾の価値を考えろ。
1つ1つの銃弾に討つべき相手(白人)の名前が刻まれる。
ラーマの父

ニュアンスですが、このように「銃弾」が解放運動の1つのポイントなっていました。
この銃弾に関する言葉一つ一つが心に刺さりまくりました。
銃弾1発より人の命に価値がないなんてこれ以上ない非道な言葉ですが、ラストシーンでそれが大ブーメランになるんですよね。
スコットを撃つシーンの2人の掛け合いはスカッとしました。

しかし同時に、少し悲しくもありました。
日本で育った平和ボケだからこんな感想を持つのだと思いますが、英国側のボスを討った後も村には大量の銃が持ち込まれ今後も解放運動、抵抗は続けるという終わり方に、結局暴力からは暴力しか生まれないのだと、明るいエンドロールとは裏腹に私には希望が見出せませんでした。

いや平和ボケですよね、わかってます。他の国の方の反応も見てみたいと思いました。
このラストの捉え方は国によって地域によって人によって変わってきそうだなと。


笑いもあり、感動もあり、考えさせられる点もあり、大満足な映画でした!!

あとシータめっっちゃ可愛いですよね笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?