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最近観た映画たち

夏休み始めらへんから見た映画を雑にレビューします
映画見るたびに更新するとかしないとか

マイノリティ・リポート

近未来の犯罪を予知できる未来を描いた作品。
脚本が良くて単なるSFサスペンス映画としてかなり楽しめる。伏線を残さず回収していく感じは「バタフライエフェクト」とかに近いかも?もしバタフライエフェクト好きなら絶対見るべき。

治安維持のために個人の権利がかなり侵されている(情事の最中に警察が割り込んできたり笑)世界が描かれていて、現代に生きる我々も考えるところがあるなと。
現に中国には監視カメラだらけの地域もあるみたいだし。結構成果は上げてるんだとか(重慶は世界一の監視カメラ台数らしい)。

あと最後のクレジットでスピルバーグ作品であることを知った。いやはやホントさすがです。
でも考えてみたらテーマとして扱う題材がスピルバーグっぽい。なんというかthe社会問題的な、模範的というか。

グリーンマイル

超能力を持った死刑囚の話。
「ショーシャンクの空に」とかと同じ感じで、日本人からしたらアメリカの監獄とかってピンとこないんだけど問題なく面白かった。
三時間超えるかなりの長尺なんだけど、終始楽しんでみれた(短く感じた的なことはない)。
作品を通じて、犯罪そのものというよりも終始犯罪を犯した個人にスポットを当てていて感情移入しやすかった。
物語内では善と悪がわかりやすく描かれてはいるんだけど、主人公サイドと劇中の一般人の間にギャップがある。そこら辺はショーシャンクにはあんまりなかった所でこの映画の興味深かった点じゃないかなと。
ほとんど同じようなセットでずっと撮影してる印象を受けたので製作費抑えられたんじゃないかな。
と思ったら6000万ドル…全然安くなかった。なんでだろ…?
「パラノーマルアクティビティ」にしろ「レザボアドッグス」にしろ安く抑えて名作作れる監督はすごいね。観る側には関係ないけど

エクストリーム・ジョブ

潜入捜査で始めたチキン店が思いのほか繁盛して…的なお話。
久々のコメディ映画で楽しく見れた。
思いのほか途中からアクションが多くなって、そういうところが割と韓国映画っぽい?のかな。
観たことをインスタで報告したら兵役で韓国に戻ってる留学生の友達からメッセージ来たのが嬉しかった。

ヘイトフル・エイト

猛吹雪の中家屋に閉じ込められた8人を主題に描いたミステリー?映画。
ストーリーとしては「レザボア・ドッグス」的な構成で、終始漂う緊張感を味わうイメージ。最近みた映画の中で一番面白かった。たぶん。

余談だけど僕の一番好きな映画は「パルプ・フィクション」なのでレビューにもタランティーノ監督贔屓が多分入ってる。

タランティーノ監督は音楽とセリフがとにかく魅力的で唯一無二。日本のヤクザ映画とかアメリカのB級映画のファンらしいけどその影響なのか?
彼はハズレがない監督っていう訳ではないけど、面白い作品は本当に面白い。個人的な意見ではそういう監督の方が偉い。俳優は逆。

本作でもタランティーノ作品らしく人がしっかり死んで、普通なら見せないグロテスクなシーンもしっかり見せる。ただ下手なホラー映画みたいに趣味悪くは見えない。
上品じゃなくて、綺麗でもない、人間臭い勧善懲悪が彼のテーマかなと今は思ってます。そしてそういう作品は好き。ジョジョとか。

メッセージ(英題:arrival)

突如現れた宇宙船にいる宇宙人と交流する的な話
よくあるパニック系だとか宇宙戦争ものを期待しているならそういう要素はないので見ない方が賢明。映画自体の出来は良いので是非見て欲しい。

写真からも分かる通り景色などの映像が美しかった。この綺麗な映像でSFをして、メカニック方向ではない雰囲気はノーラン作品のような印象があったので、ノーラン好きは是非。
そういう意味ではノーラン作品見る前の適正チェック的な感覚で見るのもありか?

レオン

凄腕の殺し屋と家族を殺された少女の話
いわゆるthe名作映画で、洋画好きの必修作品みたいなところがある。
ポスターからも分かる通りおしゃれな映画でした。結局有名どころは外れないね。タイタニックもいつか見ます。

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