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恐怖の発信履歴 ~NARD農場レポート vol.1〜

私は日々、精油(エッセンシャルオイル)にとてもお世話になっています。

特にコロナ禍でおうち生活が長くなってからは、大好きな旅行ができないストレスを解消するために、果実や花、葉っぱや木の香りを吸い込んでは、旅先の自然いっぱいの風景に何度も思いを馳せました。

濃厚な香りを放つ精油は、普段瓶の中に入っています。
でも、その瓶の中の液体になる前は、当然生きた植物だったわけです。

だったら、その源泉となる生きた植物たちの香りも嗅いでみなくては!

数年前から私が世界各地の農場巡りを始めたのは、そんな理由からでした。
2019年までは、フランスを中心に国内外を問わず頻繁に農場巡りをしていました。

2018年に訪れた南フランスの農場。


2020年、「今年もそろそろフランスに行く飛行機を予約しなくちゃ!」と思っていた最中、コロナが蔓延。
そこからは旅の計画どころではなくなり、時が過ぎていきました。


そして、2022年。
少しずつ規制が緩和され、以前まで毎年足を運んでいた山梨県にあるNARD JAPANの農場研修も再開することに。

コロナ以前から、毎年とてつもなく人気が高く、予約を取るハードルが高すぎる農場研修。
しかも、3年ぶりの再開&以前と比べて1度に参加できる定員は約半分となれば、当然倍率は凄まじいことに・・・

前日からスマホ2台に予約先の電話番号を打ち込み、10時ぴったりに両手で2台同時に発信できるように机にセット。
目標の20人が予約できるように、大声で願掛けをしてから(←なぜ?)早めに就寝しました。


そして予約当日。
10時ピッタリに繋がるように、絶妙なタイミングを狙って9時59分53秒くらいに2台とも発信したものの、既に全く電話はつながらず。

その後も、高橋名人(←わかる人だけわかれば・・・)ばりの高速手さばきでリダイヤルし続けるも、ようやくつながったのはお昼過ぎ(涙)

とはいえ、目標の20人は無理でしたが、15人は予約することができたので、大声による願掛けの成果はあった模様。
淡々と書いてはいますが、実際は嬉しすぎて電話を切るなり「嬉しい!!」と、これまた大声で気持ちがそのまま口から飛び出しました。

そして、その日の夜は祝杯をあげました。
もし予約できなかったら、慰労会と称していずれにしても飲むつもりだったことは、言うまでもありません。

予約先2ヶ所にひたすら高速リダイヤル。

無事に予約が完了し、ふと発信履歴を見たところ、開始から26分で既に各スマホ200回以上を発信しておりました・・・
その昔、ゲーマーとして連打に励んだ歴史を垣間見た瞬間でありました。

と同時に、200回以上は発信履歴が残らないことを、前回の農場研修以来3年ぶりに思い出し、繋がるまでに一体合計何回電話をかけたのだろう?と考え、色々な意味で鳥肌が。

もし事情を知らない誰かがこの2台のスマホの履歴を見たら、確実にストーカーかクレーマー認定されてしまいそうです。戦慄。


というわけで、農場に出発するところまでも行かずにレポートvol.1は終了・・・。
次回こそは本題に入ります!

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