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喉に鶴が刺さった占い師が考える、心の闇との付き合い方

占い師になって痛感しています。

光と闇の両方あっての人間です。
片方だけなんてあり得ません。

強く輝こうとするほど、
闇も深く広がります。

光を良しとするほど、
闇が辛く感じます。

お客さまの話を聞いていると、
言葉にならない切なる想いが伝わってきます。

せめて、大切な人の前では光でいたい。
闇は隠して、光だけを見せたい。と。

そう自分を律していらっしゃる分、
わたしの前では闇が出てしまいます。

それでバランスを取っているのです。
それでこそ人間なのだと感じます。

珍しく《 鶴さん 》も賛同してくれます。

わたしの心が闇に染まると
《 鶴さん 》はとても喜びます。

お前は人間に生まれた。
なら、人間を味わい尽くせ。

闇を隠すな、出しても良い。
醜い部分も含めたお前だから。

そんなことを言ってきます。

闇は人間独自のもので、
その感覚を知りたくても味わえない存在もいる。

《 鶴さん 》はそれを知っているから、
闇すら愛してくれるのでしょう。

愚痴やネガティブは伝染しやすい感情。
今は蓋をする風潮にありますよね。

でも、人間なら感じて当然の感情。

闇をエンジンに変えることで、
初めて打破できる壁もあるはずです。

それに、人間はバランスの取れる生き物。

闇に落ちたとて、
ちゃんと戻ってこれます。

闇から這い上がる瞬間は、
当たり前のことが輝いて感じられます。

感謝の想いが強くなったり、
心の感度が上がることだって。

闇は悪いものではありません。
愛すべき、可愛くて大切な一部です。

それでもイヤ!
闇なんてイヤ!

そんなときはぶっ倒れるまで運動です。

身体を動かせば、
頭は空っぽになります。

汗と共に闇を流して、
自然な眠気で身体を休める。

それが良い薬です。

梅雨時期は身体も心もスッキリしない季節です。

身体は無理させず。
闇も打ち消そうとせず。

「今だから感じる心地の悪さ」

そう開き直って捉えてみて、
梅雨と一緒に楽しめたら素敵ですよね。


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