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この世は妄想で創られている

だから、自分を信じることが大切です。

自分を信じることが、
地に足をつけた生き方です。

少し前まで、
自分が信じられませんでした。

《 鶴さん 》の登場に始まり、
ヒカルくんとの出会い、
神社で聞こえた謎の声、

これまでの人生に無かった、
そしてあまり聞いたこともない
衝撃の出来事が続いたもので。

「これって本当なの?」
「妄想じゃない?」
「わたしは正気?」

《 鶴さん 》とヒカルくんに
何度も何度も確認しました。

しかし、二人にとって
そこはあまり重要ではありません。

何故なら二人は知っています。

この世はすべて主観で妄想で、
解釈ひとつで180度変わるものだと。

人間が思っている以上に
とても不安定で流動的なものだと。

だからか、以前は安心させるように

「「大丈夫だ、これが現実だ」」

と言ってくれていたのに、

ある時を境に、
あからさまに返答を避けるようになったのです。

ヒ「…踊ろうよ!」
鶴「運動したか?」

ヒ「ベロベロバー」
鶴「イエーエエエエイ」

これじゃダメだ、話にならない。
そう感じて質問を変えました。

「妄想かどうかって、どうでも良いの?」

二人の適当な態度が一変、
やっと気づいたかと
口々に好きなことを言い出します。

「妄想でもユカちゃんには変わりないじゃん?」
「お前でいることが大事なんだよ」
「気づくの遅くない?」
「やっぱりお前はまだまだだな」

二人に好き放題言われて、
悔しさの中気づきました。

今の時代、何が本当か嘘かもわかりません。

妄想かそうじゃないか。

それよりも気にすべきは

「自分らしくいられているか」
「自分を信じられているか」
「起きたことを受け止められているか」

わたしらしくいることに
フォーカスすることです。

妄想だろうと何だろうと、
二人あってのわたしです。

ひとつの身体に三人いる。
これがわたしな気もしてきました。

だから、妄想でも良いんです。
これがわたしですから。

世の中も妄想の塊ですから。

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