見出し画像

リリースノート 3.5.4

Node-AIのプロダクトマネージャーの切通です。
3/13にNode-AIはアップデートを行いました。今週はデータのカラム数、行数を表示したり、データの統計量や内容から必要な前処理を推薦してくれる機能を追加しました。

  • 前処理お知らせ機能(プロパティ)

データを開いたときに現れるプロパティのバッジ

今回の機能では、カードの詳細画面(カードをクリックして開いた画面)の右側に新しく「プロパティ」というタブが生えました。ここでは、データを自動的に解析して分析に必要な前処理を教えてくれます。画面のように必要な前処理があればバッジ(アラート)が表示されます。今回は2つの処理が必要なようです。

プロパティを選ぶと…

プロパティをクリックすると、レコード数やカラム数などのデータの概要や、欠損値の数や文字列の数、時刻の不連続や重複などの情報が表示されます。今回の北京のPM2.5のデータ(https://archive.ics.uci.edu/dataset/381/beijing+pm2+5+data)では欠損値と文字列に処理が必要なようです。

欠損値の件数にカーソルを当てると…

欠損値のところにカーソルを持っていくと、欠損値補間カードが必要なことがわかります。この後欠損値補完カードを使うことで、このアラートを取り除くことができます。

次は欠損値補間を繋ぐ

現在は基本的なアラートのみを表示していますが、今後は統計量などからわかる説明変数の推薦や、分析への注意事項などを様々伝えられるような便利な機能にしていきたいと考えています。
この他、目的変数(予測対象)や説明変数(AIへの入力)の設定をユーザに促したり、いくつかのバグを改修したりしています。
Node-AIは毎週アップデートしています。今後のアップデートもお楽しみに!
近々データ分析にまつわるコラムも執筆予定です。よろしくお願いします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?