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私の英語習得法 その2 ー語彙力よりも発音を磨くー

こんにちは。今回の記事では、語彙力よりも発音の良さが私の海外生活を助けてくれているというお話をしたいと思います。

前回の記事で、勉強が不得意な私が英語だけは勉強し続けられたと書きましたが、勉強内容は中学校から大学1年生まで、もれなく英単語や熟語、文法の勉強などが中心でした。元々、小難しい単語を覚え込むのは好きではありませんでしたが、大学に入るまでにはそこそこのボキャブラリーはあったと思います。

が、大学1年生の時に、これまでの努力を全否定されるような経験をしました(笑)それがその後の私をとても変えてくれたのですが!

ある日、街でアメリカ人のグループと話す機会がありました。英語を長く勉強してきたとはいえ、学校以外でリアルな英会話をするのは初めてでした。なんとなく相手が言っていることは分かるものの、自分の口から言葉が(英語が)出てきません。。え、自分って全然英語話せないじゃん、、ってかなりショックだったのですが、何とかリアクションしなきゃと思った私は、
『リアリー!(Really! 本当に!)』って言ったんです。そしたら、

アメリカ人全員、大爆笑!

…え、私笑われてるんですけど。。

そして、グループの一人に言われました。「Noddey、それは英語ではないよ。日本語だよ。」
私の『リアリー』の発音があまりにも典型的な日本人発音で、面白かったみたいです。その時、私は鼻をへし折られたような挫折感と、恥ずかしい気持ちで一杯になりました。今まで英語だけは頑張ってきたのに、実際には全然会話出来ないどころか、笑われた。。これは本当に悔しかったです。

その日から、私は難しい英単語を覚える努力は辞めて、自分なりに発音の特訓を始めました!特にReallyはめちゃくちゃに練習しました(笑)その際に助けとなったのが、発音概論と、海外ドラマのDVDです。当時はまだストリーミングサービスが無かったので、TUTAYAにはかなり通いました。それから、外国人が来るダーツバーでバイトして積極的に会話したりしました。詳しい私の発音特訓法については、また別途記載したいと思います。

地道な発音特訓のお陰で、完璧ではないものの、会話中に聞き返されることもほとんどなくなり、アメリカ留学中やシンガポールで働いていた際に会話で困ったことはありませんでした。スウェーデンでも会社では英語が中心ですし、オンライン会議が結構あるのですが、問題なく会話出来ています。また、同僚も顧客もいろいろな国の人たちがいますので、彼らにとっても英語が第二言語である場合が多いです。なのでメールでも会話でも、難しい単語を使うよりも、出来るだけシンプルな英単語を使う方が、勘違いが避けられますし、私のいる業界では彼らもそんなにアカデミックな英単語を使ったりしません。いかにきちんと伝わるか、が一番大事だと私は思います。