舞台俳優の金回り

主要キャラなのか端役なのか、その団体がどれくらいお金を持ってるかなどにもよるけど、

例えば50人〜200人くらいの小劇場でやる舞台の出演料は2000円〜3000円くらいのことが多い。今の自分の年齢や集客力で考えて。

なぜそんなに少ないかと言うと、舞台を作るのにコストがどえらいかかるのはもちろん、音響、照明、舞台監督(舞台で使う道具や劇場関係のことを管理してくれる人)のスタッフとしてのギャラを優先して払われるから。

他にも、演出家、脚本家、舞台監督の補助をする舞台監督助手、演出家の補助をする演出助手、当日チケットの取り扱いをしてくれる表方、舞台を企画したりする制作などなどたくさん存在する。

場合によりけりだけど、大体

当日のお手伝い(席の準備やチケット関係)<俳優<助手<音響、照明<演出家、脚本家<制作

かなぁ。でもホント場所によりけり。脚本、演出家の位置ここであってんのか微妙。

まぁ、ここで言いたいのは出演する側は普通の人が思っているよりは少ないよってこと。

だから、コストを抑えるため、稼げる幅を拡げるために演出家は脚本も一緒にしたり、普段は役者だけどスタッフ業をしたりするんだね

もっと人が多く呼べる舞台だったり、単純に人気な舞台は出演者のギャラが多いよ。

ミュージカルや2.5次元みたいな商業舞台、全国に周る旅公演などはその期間普通に生活できるくらいのお金は貰えることが圧倒的に多い。

お金がたぁくさん貰える舞台に立たないと生活できないからみんな副業したりアルバイトしたり舞台俳優以外の仕事をするんだね。

やりがい搾取だ!!とか劣悪!無理!!キモい!!って思う人がいるかもだけど、それに対する考えも持ってるよ。そんなにお先真っ暗将来見えないさよならポンポンって訳でもないと思うからそれはまた別の記事に書こかな。


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