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”時間”という通貨

タイム イズ マネー(時は金なり)

という言葉がある。

刺さった。刺さりまくった。

私の中で、現在これはパワーワードである。

本来私たちが使ってきた意味とは少しニュアンスが違う気もするが、時間が貴重であることを語っていることは変わりない。

なぜ刺さったのかというと。

私の中では時は金なりとは、
「のんびりしてる暇はないぞ!さっさと行動するんだ!ムーブ!ムーブ!」といった、まるで鬼軍曹がいうようなセリフと思っていた。
はたまた、ゲームで使命を背負わされた勇者がどんどんストーリーを進めさせられるような感覚だった。

しかし現在は、ちょっと違う解釈だ。私たち人間には一生という時間の制限がある。そう考えていくと、あれ、ちょっとまてよ

一生という制限の中でどんな体験をするかが重要なのではないか。

言い換えれば、”時間”という通貨を使って、どんな”体験”を買うかということだ。私たちは生きる上で、”お金”を得るために、一生という財布から”時間”という対価を払い暮らしている。そう考えた時に、

”タイム イズ マネー”

は改めて刺さったのだ。

であれば、冒頭の鬼軍曹のセリフでは微妙だ。自分にとっての体験価値は人それぞれであり、のんびりすることが好きな人もいれば、貨幣を得ることに時間を費やすことが好きな人もいる。つまりは、時間をどのように使うかは自分が決めればよいのだ。急ぐ必要はないし、誰かに強制される必要もない。

冒険の途中立ち寄った村で、どんな装備を買うかは勇者次第なのだ。

来たる強敵に備えてレベル上げをするもよし、世界を探索してみるもよし、カジノで一角千金ねらうもよし、おつかいクエストをこつこつこなして対価をもらってもよし。すべては勇者を操作するプレイヤー(あなた)の好きに選んでよいのだ。

そうやって、最近時間って貴重だなーと考える。(歳をとった証かも。

一度、時の財布の中を見直して、何に使うか考えてみてはいかがだろうか。


最後まで読んでいただきありがとう、それではまた。

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